「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の情報まとめ。ニンテンドースイッチのロンチタイトルに決定。

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
ゼルダの伝説も好きで、シリーズ全てとは行かないまでも、主要タイトルは遊んできた。

さて今回はニンテンドースイッチとWii Uでの発売が決定している、ゼルダシリーズ最新作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に関する情報をまとめてみた。
ゼルダシリーズ最高傑作になる期待感に満ちているぞ。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドとは?

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(出典: https://www.nintendo.co.jp/zelda/)

ハード ニンテンドースイッチ、Wii U
発売日 2017年3月3日 (両ハード同じ)
価格 6,980円

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は任天堂が開発しているゼルダシリーズの最新作で、ニンテンドースイッチとWii U向けに発売が決定している最新作だ。

ゼルダの伝説シリーズというとしょっちゅう出ているイメージがあるが、実は本編の3Dゼルダとしては6年ぶりで、前作「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」がWiiで発売されてから、後継機にあたるWii Uではまだ発売されていなかったためだ。

もともとはWiiからWii Uにハードを移したことで性能アップによる恩恵を受け、これまでにないスケールのゲームとして2015年に発売予定だったのだが、諸事情が絡んで2017年の発売予定となっている。
その辺の経緯は後ほど詳しく紹介していきたい。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド|オンラインコード版

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド|オンラインコード版

そもそもゼルダの伝説シリーズって?

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ゼルダの伝説シリーズは任天堂の代表的なアクションRPGで、(大体が)主人公のリンクがハイラル王国の姫であるゼルダを助けるというストーリーで様々なダンジョンを攻略していくゲーム。

「ゼルダの伝説」というから、主人公がゼルダかと思われがちだが、リンクというキャラクターが主人公で、ゼルダはハイラル王国という国の姫。

マリオとピーチとは違って、実はシリーズ通してリンクもゼルダも別人で、ストーリーも独立しているのが特徴。

「ブレス オブ ザ ワイルド」ってどんな意味?

英語にすると「breath of the wild」。

breathとは息や呼吸。wildとは野生。
日本語にすると「野生の息吹」という訳し方が自然になる。

どんなゲームなの?

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これまでのゼルダの伝説シリーズは、お約束として箱庭のフィールドを渡り歩いて、決められたルートでダンジョンを一つ一つ攻略して、ラスボスを倒すというありがちな一本道のゲームだった。
ちなみにこのお約束のことを、公式では『ゼルダの「当たり前」』と呼んでいる。

ただし近年の作品でいうと2013年発売の「神々のトライフォース2」(3DS)あたりから、ゼルダの「当たり前」が見直され始め、神々のトライフォース2ではダンジョンをプレイヤーの好きな順番で攻略できるようになっている。

そして本作の「ブレス オブ ザ ワイルド」ではハードの進化を全面に活かして、シリーズで初めてのオープンワールドを導入している。

オープンワールドとは作中が一つの広大な世界になっていて、プレイヤーがその中をストーリーとは関係なく自由に歩き回れるもののこと。
この特性を活かして、様々なゼルダの「当たり前」が見直されているので紹介していこう。

広大なフィールド

オープンワールドとしてこれまでよりも格段にフィールドが広がっている。
2006年に発売された「トワイライトプリンセス」と比べると約12倍のマップになっており、濃厚なストーリーを楽しむことができる。

また「試練の祠」というミニダンジョンがなんと100ヶ所以上も存在し、これらを攻略するとリンクの能力をアップさせることができる。
いわゆるサブクエストにあたり、こちらはアクションよりも謎解き要素が強くなっている。

ちなみに青沼プロデューサーによると「ステージがあまりに広大すぎて1週間でクリアするのは無理」と言い切るほどのボリュームになっているとのこと。

グラフィックもまさに正統進化というに相応しく、とても風情のあるものになっているので、まずはフィールドを自由に走り回ってみたいところだ。

ストーリーの進め方もプレイヤー次第

これまでのようにクリアするダンジョンのルートが決まっているのではなく、プレイヤーが好きなようにフィールドを駆け回ってストーリーを進めていくことができる。

プロデューサーの青沼英二によると、なんと開始早々ラスボスに挑むことすらできるとのこと。

当然それでは勝てないように設計されていて、クリアするために必要な大まかなルートというのはあるのだろうが、それほどまでプレイヤーに全て委ねられているということでもある。
(それをゴリ押しして倒そうとするゲーム実況動画が盛り上がりそうだ。)

武器は消耗品

これまでの感覚からすれば一旦入手した武器はずっと使い続けられるが、本作では武器は消耗品としてたくさん使うと壊れてしまう。

剣や盾、弓には全て耐久値が設定されており、敵と戦っているうちに武器が壊れて攻撃手段がなくなってしまうこともある。
現地調達したり、武器が壊れないように最短ルートを通ったりする必要があるかもしれない。

その他の新要素

このようにゼルダの当たり前が至る所で見直されている一方、本作で初めて導入されたシステムも多数ある。

時間と気候の概念

「ブレス オブ ザ ワイルド」の世界では24時間単位で1日が繰り返されていく。
ゲーム時間の1時間は現実の1分になっていて、24分でゲームの中で1日が終了する。

朝、昼、夕方、夜と常に外の景色は変わっていき、夜になると大人しくなるモンスターもいれば、逆に獰猛になるモンスターもいる。
暗くなると視界が悪くなるので、ダンジョンの攻略方法にも影響が出てくるらしい。

時間だけでなく、気候も晴れ、曇り、雨、雪と変わっていくので、同じフィールドでも時間や気候によって全く違って見るかもしれない。

気温の概念もあり、火の近くでは歩く、高所では寒くなったりする模様。
実際に公開されている動画では、寒い高山に入る時に厚着をしないと、どんどん体力が削られていくという描写もあり、とことんリアルに作られているのが分かる。

料理を食べて体力回復

ライフゲージはこれまでと同じくハートによって表示されているが、今作は草むらなどからハートを拾うのではなく、料理を作って食べることでライフを回復することになった。

道中に落ちているキノコや、イノシシを倒した時に得られるケモノ肉などを鍋に放りこむと料理が始まり、できあがった食材に応じて大幅する量も変わってくる。

放り込む食材の組み合わせも重要で、思いがけず高級食材ができることもあれば、組み合わせを間違えれば「微妙な料理」というおぞましい料理までできてしまう。
色んな組み合わせを試して、どんな料理ができあがるかを実験する楽しみもありそうだ。

作った料理は持ち運びが可能で、敵と戦っている最中にライフが削られたら、その場で料理を食べることで体力を回復する。

リンゴのように、料理せずにそのまま食べられるものもあるが、料理してランクの高い食材にした方が回復効果がアップする。
ちなみに空腹ゲージはないので、毎日何かしら食べなければならないといった制約はない。

多彩なアクションでステージ攻略

ただ敵と戦うだけではなく、リンクは水の中を泳いだり、崖を登ったり、木を狩ったりと様々なアクションができる。
狩った木は消滅せずに水の上を浮かんだり、向こう岸にかかる橋となったりと、ステージの状況すらプレイヤー次第となっている。

ちなみに後ほど紹介する「ゲームセンターDX」の動画では、本来橋をかけなければならないところを、無理やり崖を登って攻略してしまう場面もあり、オープンワールドゆえに攻略法が1通りではないところも面白い。

戦闘シーン

戦闘シーンはこれまで通り、フィールド上に現れた敵とアクションでバトルすることになる。(戦闘になったからといって特別なシーンに移るわけではない)

基本的には近距離から相手に剣で攻撃を加えたり、遠くから弓矢で攻撃したりして相手を倒していく

また今作から初めてリンクがジャンプできるようになり、相手の攻撃をタイミングよくジャンプでかわすことで、動きがスローモーションになるエフェクトがかかり、集中攻撃を与えることができる。

さらにFPSではおなじみのステルスアクションの要素も追加され、左スティックを押し込むことでリンクが腰を落として音を出さずに移動できるようになった。
これによって敵に気づかれずに背後に回って攻撃することで有利に戦闘を運べるようになったりと、戦略性が増したのもポイントだ。

高所からの滑空も可能

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リンクがつかまっているものは「パラセール」と呼ばれるもので、これを入手すると高所からモモンガのように空を滑空する。
これ以外にもまだ新しいアクションがあるかも?

頑張りゲージ

新システムではなく、「スカイウォードソード」からの引き継ぎではあるが、「頑張りゲージ」というものがあり、崖を登ったり奪取したりするとゲージが減っていく。

ゲージが無くなるとそのアクションができなくなって、崖から落ちてしまったりする。

動物もリアルに表現

フィールド上には様々な動物が登場するが、単なる風景の一つではなく、一つ一つのモーションがリアルに再現されている。
また餌をあげることで懐かせることもできるなど、ついつい寄り道したくなる要素が作られている。

野生の馬には騎乗することができて、馬ごとにステータスが振られており、騎乗した時のスピード感が変わってくる。
懐かせることでより能力を発揮できるようになったり、名前をつけたり、離れた場所から呼び出せたりと、まさに愛馬のように扱うことができる。

服も自分で調達

今作はリンクおなじみの緑のコスチュームは固定ではなく、プレイヤーが自由に服を着させられるのも特徴。
ゲーム開始当初はパンツ1枚になっていて、ストーリーを進めていくに従って着せ替えることになる。

服には特殊な効果があるものもあって、極寒の山岳は普通の服装だとライフが削られてしまうのだが、防寒着を着ることでそれを防ぐことができる。

amiiboと連動

本作に対応したamiiboを使用すると、ゲーム内で様々な出来事が発生する。
現在確認されているamiiboによる効果は以下の通り。

amiibo 効果
リンク – 時のオカリナ 肉が出現する
トゥーンリンク – 風のタクト 魚が出現する
ゼルダ – 風のタクト 花などの植物が出現する
リンク – ゼルダの伝説 ルピーなどが入った樽が出現する
ウルフリンク ウルフリンクが登場して冒険をサポートしてくれる

発売日は?

ブレス オブ ザ ワイルドの発売日は「2017年3月3日」。
この日はニンテンドースイッチの発売日で、最注目のロンチタイトルとなっている。

ちなみにこの作品は、もともと2014年に発表され、2015年末に発売予定だったのだが、度重なる延期がされている。
せっかくなのでその経緯を紹介しよう。

当初の延期発表 – 2015年3月27日

ひげのおじさんこと青沼ディレクターが初めて延期を発表した動画。
作品を最大級に仕上げるために発売時期を設けずに作るからもうしばらく待って欲しいという内容。

その後、2016年に発売されると発表された。

2度目の延期 – 2016年4月27日

その後、任天堂のTwitterにて2017年への発売延期が発表された。

ちなみにこれについては本当に完成が間に合わなかったのではなく、マーケティングの事情が絡んでいるような気もする。

というのもプラットフォームのWii Uが歴史的な不振にあえいでいて、ゼルダ以前に発売された定番タイトルが軒並み売上を落としていたこともあって、Wii Uではなく新しいプラットフォーム向けにした方が良いという判断だと推測されるからだ。

本来なら年末商戦に向けたタイトルにも関わらず、2017年発売というのも、ニンテンドースイッチ向けにすることで、本体やソフトの売上をWii Uの時の期待値以上にしたかったと考えると合点がいく。

ロンチタイトルに決定 – 2017年1月13日

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ニンテンドースイッチの発表会の大トリを飾り、PVの最後に2017年3月3日、つまりニンテンドースイッチのロンチタイトルになることが発表された。

また、このPVの中で初めてゼルダ姫が登場し、ストーリーの核心的な部分も映し出されていた。

関連動画

ゲームセンターDX

フジテレビのCS放送で大人気のゲームセンターCX…ではなく、任天堂の発売前の新作タイトルをお披露目するためのゲームセンターDXの動画があげられている。

CXの有野課長ではなく、濱口エグゼクティブがゲームをプレイするので、課長ほどグダグダプレイにならないのが特徴。
また、とうに引退した元ADの東島がチーフオブザーバーとして濱口をサポートする。

この動画はニンテンドースイッチが発表される前の2016年10月の動画なのでWii U版となっているが、この時にはおそらく既に完成しているのが分かる。

ゲームセンターCXのオマージュということで動画自体も面白いし、このソフトがどんなゲームなのかが良く分かる動画なので、興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

トレーラー

ブレス オブ ザ ワイルドの見所を凝縮したトレーラーが現在までに3本アップされている。

特に3rdトレーラーは世界観やアクションシーズンが描かれているだけではなく、映画の予告編のようにスペクタルな展開になっているので、動画単体だけ見ても十分楽しめるだろう。

そしてどこはかとなくジブリっぽさを感じる。

余談

Wii U最後のタイトルに

2012年末から発売されていたWii Uは販売不振から既に発売を中止しており、新作タイトルが発表されることはなくなった。
そしてこのブレスオブザワイルドがどうやらWii U最後のタイトルになるとのこと。

ニンテンドースイッチ最初のタイトルにして、Wii U最後のタイトルということで、任天堂の世代交代を象徴するソフトになりそうだ。

HD振動には非対応

ニンテンドースイッチの特徴的な機能である「HD振動」については非対応だと発表された。
HD振動は従来よりも遥かに微細で、触覚レベルの振動をもたらすもの。

残念ではあるが、本来はWii Uで開発されていたソフトということもあり、時間的に盛り込むのは難しかったのだろう。

よくありそうな質問

Wii U版とニンテンドースイッチ版の違いは?

ニンテンドースイッチの方が解像度が高く、美麗なグラフィックを体験することができる。
ただしスイッチは携帯機モードの時には解像度が下がるので、その場合はWii Uと同じになっている。

ニンテンドースイッチ 据置モード 900p
ニンテンドースイッチ 携帯モード 720p
Wii U 720p

ちなみにニンテンドースイッチでは据置モードにした時の方が音質も良くなるとのこと。

またニンテンドースイッチは光学ディスクではなく「ゲームカード」というカートリッジを使用しているため、Wii U版よりもロード時間も早くなる。

その他、操作性やフレームレートなどは同じものとなっている。

これまでゼルダやってなかったけど面白い?

今作は従来のゼルダシリーズと世界観やキャラクターは統一されているものの、ゲームのシステムに関しては全く別物になっている。
これまで何らかの要因で食指が動かなかった人や、オープンワールドで思う存分リンクを操作したい人なら楽しめると思う。

逆に一本道で決められたストーリーを追うのが好きな人は従来の方が楽しめるかもしれない。

コレクターズ・エディションの内容は?

ニンテンドースイッチ向けには、通常のパッケージ版・ダウンロード版の他にコレクターズ・エディションが販売されている。

公式サイトによると「数量限定・マイニンテンドーストア限定」と書かれているが、なぜか普通にAmazonでも予約を受け付けている。

なおコレクターズ・エディションはパッケージの他に以下の特典がついてくる。

  • リンクが馬に騎乗しているamiibo
  • サウンドトラック
  • 特製マップ
  • 特製デザインタイトルシート
  • フィギュア「回生のマスターソード」
  • 20種のポストカードセット

まとめ

ゼルダの伝説はこれまで定番ソフトとして世界中で長く愛されてきたが、根幹となるシステムは同じだったので、ややもするとマンネリ気味になっていた節もあった。
しかしブレス オブ ザ ワイルドはこれまでのゼルダの常識を覆し、ゲームとしての完成度・クオリティも間違いなく世界に誇れるレベルに仕上がっている。

ハードも新たにニンテンドースイッチになったことで、まだゼルダを遊んだことがない人、遊んだことはあるけど飽きてしまった人にも受け入れられる作品になることだ。

筆者もゼルダシリーズは本編はプレーしてきたものの、派生作品は今いち食指が動かない状態だったのが、今作は過去最高レベルに楽しみにしている。
無事にニンテンドースイッチを予約することができたので、発売日から早速ゼルダをプレイする予定だ。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド|オンラインコード版

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド|オンラインコード版

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