【侍ジャパン】2017年WBCに出場する日本代表メンバーを全員紹介!青木宣親がメジャー組として参加決定。

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より野球が好きでな。
もちろんWBCをとてつもなく楽しみにしている。

今回はWBCに出場する日本人選手を全員紹介してみた。
メジャーリーガーがここに加わるのかどうかも今後の見所だ。

WBCのメンバーが発表!

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いよいよ2017年に野球の世界一を決める国別対抗戦のWBCが開催される。
日本は第1回、第2回大会と連覇したが、第3回大会は残念ながらベスト4に終わった。

そして第4回は世界一奪還をかけて小久保ジャパンに期待がかかっている。

さて今回は当初28人のうち、18人が前倒しで発表されるというちょっと珍しい展開となった。
何でも小久保監督の強い要望で「侍ジャパン代表として自覚を持ってオフを過ごしてもらいたい」とのこと。監督が最大の不安要素ではあるが、この意見には賛同できる。

そして1月24日に、残りの10選手のうち9選手が新たに発表され、これで28人中27人の選手が決定した。

当初、小久保監督はメジャーリーガー全員を説得して、フルメンバーで戦うと息巻いていたが、結局のところダルビッシュや田中将大、前田健太らの辞退が相次ぎ、現在までに決まっているのは青木宣親だけとなってしまった。

特にプレミア12の頃から絶対的なクローザーがいないことに不安要素が大きく、上原浩治の選出に期待していたが、少し残念な結果となっている。

他国のメジャーリーガー事情

ところで別の記事で、他国ではどんなメジャーリーガーがどれだけ出場しているかを紹介している記事があるので、興味がある方はどうぞ。

ミゲル・カブレラのようなレジェンド選手から、ホセ・アルトゥーベといったトップレベルの選手までズラリ揃っているので、日本にとっては脅威的な布陣となっている。

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メンバー一覧

現在決まっているメンバーの一覧はこちら。

名前 ポジション 球団
増井浩俊 投手 日ハム
宮西尚生 投手 日ハム
武田翔太 投手 ソフトバンク
千賀滉大 投手 ソフトバンク
石川歩 投手 ロッテ
牧田和久 投手 西武
則本昂大 投手 楽天
松井裕樹 投手 楽天
平野佳寿 投手 オリックス
菅野智之 投手 巨人
藤浪晋太郎 投手 阪神
秋吉亮 投手 ヤクルト
岡田俊哉 投手 中日
大野奨太 捕手 日ハム
炭谷銀仁朗 捕手 西武
小林誠司 捕手 巨人
中田翔 一塁手 日ハム
菊池涼介 二塁手 広島
山田哲人 二塁手 ヤクルト
松田宣浩 三塁手 ソフトバンク
坂本勇人 遊撃手 巨人
田中広輔 遊撃手 広島
内川聖一 外野手 ソフトバンク
秋山翔吾 外野手 西武
鈴木誠也 外野手 広島
筒香嘉智 外野手 DeNA
平田良介 外野手 中日
青木宣親 外野手 アストロズ

決定しているメンバーを一挙紹介

増井浩俊 / 投手 / 日ハム

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もともと日ハム不動のクローザーとして2015年には39セーブをあげるなど、侍ジャパンのクローザー候補として期待されていた。

しかし2016年は抑えとして調子が悪く、度々の救援失敗によって急遽先発に転向。
すると別人のように蘇り、先発では7勝1敗をあげて、シーズンでは10勝3敗10セーブ、防御率2.44の成績を残した。

侍ジャパンではクローザーが不安要素となっており、増井はクローザーの有力候補ながら、2015年のプレミア12では準決勝の韓国戦で逆転を許している。
先発と抑えどちらで使われるのか微妙かもしれないが、2017年シーズンから抑えに戻るので、抑えでの起用が有力と思われる。

宮西尚生 / 投手 / 日ハム

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地味な印象が拭えないが、球界で最も安定した中継ぎ投手。
ルーキーイヤーから9年連続で50試合以上に登板し、防御率は1年目以外は全て2点台以下と抜群の安定感を誇る。

2016年は58試合に登板、1勝2敗39ホールド、防御率1.52と素晴らしい成績。
39ホールドはパ・リーグ最多で自身初のタイトル、さらに史上2人目の200ホールドを達成している。

日ハムにとってはとてつもない功労者ではあるが、地味過ぎるのが玉にキズ。

武田翔太 / 投手 / ソフトバンク

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縦に大きく割れるカーブが持ち味で、ゲームのように打者の手元でストンと落ちるその様は「魔球カーブ」とも呼ばれる。

2012年のルーキーイヤーは高卒ながら8勝1敗、防御率1.07という並外れた成績を残し、現在まで順調にステップアップをしている。
昨シーズンは14勝8敗、防御率2.95で、ソフトバンクでは和田、千賀と並んで勝ち頭として活躍した。

魔球カーブに目が奪われがちだが、ストレートは最速154km、変化球もスライダーとフォークのキレも良く、安定して勝ちを期待できる選手でもある。

もともと最終メンバーに選ばれていなかったが、大谷翔平の辞退によって急遽白羽の矢が立った。
準備期間の都合から、WBC球への適応が不安視されるが、そこをクリアできれば十分な戦力になるだろう。

千賀滉大 / 投手 / ソフトバンク

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育成出身選手ながら、今やソフトバンクを代表する投手の一人に成長している。

ちなみに高校生の時は全く無名で、「アマ球界に詳しい」と評判の地元のスポーツショップ経営者の勧めでソフトバンクのスカウトが育成契約を交わしている。

武器は最速156キロのストレートと、「お化けフォーク」と言われるほど落差の大きなフォーク。
特にフォークはフジテレビで行われる年末恒例企画「プロ野球 1/100」ではNo.1の変化球にプロ選手から選ばれているほどエグい変化をする。

2015年は怪我に泣いたものの、2016年は12勝3敗、防御率2.61と素晴らしい成績を残している。

石川歩 / 投手 / ロッテ

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2014年に25歳と遅いデビューとなったが、現在まで3年連続で二桁勝利を達成。

特に2016年には14勝5敗、防御率2.16とロッテの新エースとして活躍し、最優秀防御率にも選ばれている。

ストレートは平均142キロと平均程度だが、コントロールが良く、決め球となる変化球も複数持ち、牽制やフィールディングにも優れている万能型の選手。

ルックスもまずまずなのだが、ネガティブな性格からか、今ひとつ地味さが抜け切れず、結婚相手を含めて、ロッテでは涌井秀章の方が目立っている。

牧田和久 / 投手 / 西武

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画像を見てもわかる通り、地を這うようなアンダースローが持ち味の西武の中継ぎ投手。

これまで先発としてなかなかの成績を残していたものの、今ひとつ勝ちきれなかったが、2016年に中継ぎ転向してブレークした。
成績は50試合に登板して7勝1敗25ホールド、防御率1.60。

右打者には滅法強いが、逆に左打者に対する被打率も高いので、左打者が続くと使いづらさもある。(アンダースロー自体の特徴でもある)

アンダースローは日本でも絶滅危惧種だが、海外ではもっとレアキャラなのでWBCの秘密兵器的存在になるかもしれない。

則本昂大 / 投手 / 楽天

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田中将大の日本球界最後の年にプロ入りし、田中の後を引き継ぐ形で楽天の絶対的エースになった選手。

ルーキーイヤーから4年連続開幕投手を務め、4年連続の2桁勝利を達成。
2016年の成績は11勝11敗、防御率2.91。

完投率、奪三振率が共に高く、2年目から4年目まで投球回数と奪三振はリーグトップ。
成績の割に勝率が高くないのはチームの楽天が弱いのと、安定感に欠けることが要因だと思われる。

田中将大に似ているとよく言われるが、気迫あふれるピッチングも似ている。津田恒実にも憧れている。

松井裕樹 / 投手 / 楽天

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若干21歳ながら、侍ジャパンのクローザー候補として注目されている。

高校時代からプロ顔負けのスライダーを投じており、2年時の夏の甲子園では1試合で22奪三振を取ったことで一躍脚光を浴びた。

プロ入り後は制球難に苦しんだが、2年目にクローザー転向を機に一気に才能を開花させた。
3年目の2016年は当初打ち込まれる事が多かったが、徐々に安定感を増して、楽天史上初の2年連続30セーブ以上を記録している。

2015年11月のプレミア12では準決勝の韓国戦では、敗戦につながる押し出し四球をしてしまった。
WBCではさらにプレッシャーがかかるが、守護神候補として活躍に期待したい。

平野佳寿 / 投手 / オリックス

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オリックスでは2013年以降、守護神として定着し、2014年には40セーブを上げて、セーブ王となっている。

2015年は低調で年齢的な衰えも懸念されたが、2016年は復調し、31セーブ8ホールド、防御率1.92とキャリアハイに迫る成績を残している。

最速156キロの速球に加えて、三振が取れる落差の大きなフォーク、そして好調時には滅多に四球を出さないコントロールと、クローザーとして必要な能力を一通り備えている。

もともと怪我がちだったが、リリーフ転向以降はむしろ怪我に強く、連投してもパフォーマンスが落ちないスタミナが武器になっている。

菅野智之 / 投手 / 巨人

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原監督の甥っ子で、現在巨人のエース。

ドラフトでは巨人以外に行かないと宣言していたにも関わらず、巨人の他に日ハムも指名して日ハムが交渉権を獲得してしまった。
その血筋ゆえに巨人への拘りが強く、日ハムの入団を拒否して、1年間の浪人を経て巨人に入団している。

ドラフト時のゴタゴタとニヤけた顔によってアンチが多い選手でもあるが、投手としての能力は12球団でも最強レベル。
抜群のコントロールと多彩な変化球だけでなく、ストレートも平均球速では常にリーグ上位に位置している。

しかしパワプロでいうと猛烈な負け運の持ち主で、2015年は防御率1.91なのに9勝10敗で負け越し。2016年もリーグトップの防御率2.01なのに9勝6敗で2桁勝利を逃している。

実力は間違いなくトップクラスなので、エース候補として活躍に期待したい。

藤浪晋太郎 / 投手 / 阪神

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197センチの高身長から、最速160キロのストレートを投じる阪神の若きエース。
大谷世代の22歳で、高校時代には甲子園春夏連覇を果たすなど、もともとは大谷よりも評価が高かった。

プロ入り後は高卒新人ながら3年連続二桁勝利を達成するも、2016年は不調に陥り、7勝11敗と始めて負け越しの成績で終わってしまう。

剛速球に加えて、高速カットボール、スプリットやカーブを投じる本格派だが、かなりの荒れ球で制球力に難がある。

2016年の成績こそ低調だったものの、侍ジャパンの最終メンバーに選出された。

秋吉亮 / 投手 / ヤクルト

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投手陣がすぐ崩壊してしまうヤクルトの中でも安定感抜群の中継ぎor抑え投手。
サイドスロー投法が特徴的でもある。

ルーキーイヤーから3年連続で60試合以上の登板しているが、これは稲尾和久以来2人目の快挙。
1年目の当初は先発だったが、2連敗したことで中継ぎに転向。

2016年はクローザーのオンドルセクが問題行動を起こして退団したことをキッカケにクローザー転向。
成績は70試合登板、3勝4敗19セーブ10ホールド、防御率2.19。

ちなみに秋吉は足立区の都立高校出身だが、都立出身のプロ選手は2人目という珍しい経歴もある。

岡田俊哉 / 投手 / 中日

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3年目の2012年まで一度も1軍で登板していなかったが、2013年以降は中日の中継ぎとして安定感のあるピッチングをしており、4年間で211試合に登板するなどフル回転している。

昨年は開幕直後には打ち込まれるなど調子を落としたが、中盤以降は目覚ましい復活を遂げた。

侍ジャパンの中で最も地味な選手で、Wikipediaの「選手としての特徴」には『平均球速約140km/h、最速146km/hのストレートと微妙に沈むツーシームを駆使』とあまり凄くない特徴が書かれている。

もう少し真面目に説明すると、179cm65kgと華奢な体ながら、ストレートとスライダーのキレが良く、安定して任せられるリリーバー。

昨年オフの侍ジャパンの強化試合では、期待の左腕が次々と打ち込まれた中、岡田が左腕の中ではほぼ唯一安定したピッチングをしたことから選出されたのではないかと思われる。

大野奨太 / 捕手 / 日ハム

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日本一になった日ハムの正捕手として一気に名を挙げたが、実はこれまでは正捕手候補ではあったが入れ替わりで出場することが多く、定着していなかった。

今年は正捕手として定着し、日本一に貢献したほかゴールデングラブ賞を受賞。
ベストナインの獲得は惜しくもならなかった。

守備に定評があり、リード、キャッチング、スローイングどれも評価が高く、盗塁阻止率もリーグ2位につけている。

2015年には浅村のバットが直撃して流血したり、大谷と最優秀バッテリー賞に選ばれたりもした。

炭谷銀仁朗 / 捕手 / 西武

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2006年に高卒新人ながら、開幕スタメンで出場したことで、ルーキーイヤーに大きく注目された選手。
ちなみに高卒捕手が開幕1軍入りしたのは谷繁元信以来17年ぶり、さらにスタメンマスクをかぶったのは51年ぶりのこと。

当初の注目ほどに順調にステップアップしたわけではないが、強肩を活かした高い盗塁阻止率が評価されて2009年に最優秀バッテリーを、2012年と2015年にはゴールデングラブ賞を獲得するなど、守備で高く評価されている。

ただし最近は規格外の打撃力を持つ森友哉に徐々に出場機会を奪われており、その地位も安泰ではないかもしれない。
また打率も2割前後に留まることが多く、捕手としてもパンチ力に欠ける印象も拭えない。

当初は楽天の嶋が選ばれていたが、キャンプ中のケガを理由に辞退し、急遽代役として炭谷が選ばれることになった。

小林誠司 / 捕手 / 巨人

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球界きってのイケメン捕手で、2013年に阿部慎之助の後継者としてドラフト1位で入団。
2016年からは阿部が一塁に専念したことで、完全に巨人の正捕手として定着することになった。

球界トップレベルの強肩を活かした守備力は評価されているが、キャッチングや判断ミスのやらかしをしてしまうので、度々批判のやり玉に挙げられ、おそらく2016年最も批判された選手の一人。

ちなみにコーチに説教されている最中に、横に置いてあったクロワッサンを頬張るという図太さを持っているのか、批判されてもめげないメンタルの強さがあるのかもしれない。

中田翔 / 一塁手 / 日ハム

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やんちゃでチームの顔ということもあり非常に知名度が高い選手。

日ハムの4番として2014年から3年連続100打点超えで、2度の打点王のタイトルを獲得している。
一方で打率は低く、外国人選手のように簡単に三振をしてしまうことが多い。

小久保監督のお気に入りでもあり、侍ジャパンでは一時筒香と入れ替わりになったことはあるが、ほぼ一貫して4番となっている。
2015年のプレミア12では素晴らしい活躍をしたので、WBCでも日本の4番として期待したい。

チームメイトからは慕われているものの、ヤンチャで清原っぽさが強いので、将来が怖い選手でもある。

菊池涼介 / 二塁手 / 広島

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忍者のような素早い動きで、常人では絶対に取れないようなヒット制の当たりをことごとく取ってしまう守備の名手。
その守備力は日米野球でメジャー関係者をも驚かせた。

2013年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞しており、補殺数ではプロ野球歴代TOP3を占めている。
また打撃も良く、2016年は最多安打に加えて、打率.315はリーグ2位の数字。

本来なら文句なしで侍ジャパンのレギュラーだが、同じ二塁手に山田哲人がいるため、おそらく序列的には二番目だと思われる。

それでも打撃が好調だったり、守備を重視する展開では出番が回ってくるだろう。

山田哲人 / 二塁手 / ヤクルト

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史上初の2年連続トリプルスリーを達成した凄いバッター。
2015年には柳田と揃ってトリプルスリーを獲得したが、1年で2人達成も非常に珍しく、流行語大賞にも選ばれるほどだった。

体は決して大きくないが本塁打を量産する不思議な長打力を持っている。
走塁もトップレベルで、2015年から2年連続盗塁王を獲得しており、守備も派手さこそないが堅実で指標もなかなか高い。

歴代最強レベルの二塁手ということで、菊池と二塁手が被りながらもレギュラー候補筆頭だろう。

また、菊池と山田を共存させたいということで、強化試合では山田が三塁に挑戦させられていたが、慣れないポジションではイージーなミスをしていたので、なかなか厳しいだろう。

松田宣浩 / 三塁手 / ソフトバンク

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元気あふれるプレーでチームを沸かせるムードメーカー。
ソフトバンクのスローガンだった「熱男」だが、松田がホームランを打つ度に「熱男ポーズ」をすることで、いつしかスローガンよりも松田の代名詞になってしまった。

歌舞伎打法、ケンケン打法とも言われるバッティングフォームも特徴的で、空振りをするとケンケンをしてバランスを取るのが印象的だ。
テレビの紹介も大体ムードメーカーか、ケンケン打法のどちらかになっている。

打席に入って集中するとまばたきの回数がやたらと増えるので「まばたきマッチ」とも呼ばれる。

選手としての紹介を忘れてしまったが、本塁打を量産する長打力と、広い守備範囲、強肩が持ち味の素晴らしい選手。

坂本勇人 / 遊撃手 / 巨人

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巨人のキャプテンであり、今や顔となっている選手。

高卒2年目から遊撃手のレギュラーを掴み、3年目、4年目と大ブレイクしてこれはとんでもない選手が現れた…と思われたが、そこから尻すぼみ的にだんだん成績が下降していった。
そんな中、2016年に再ブレークして打率.344、本塁打23、打点75と凄い成績を残し、首位打者にも選ばれて、球界最高のショートとの呼び声も高い。

もともと左利きだが、右利き用のグローブを使っていたことで右投げとなり、小学校の頃に田中将大と飛距離を競っていた時に、左打ちだと敵わないということで右打ちになった。
もし左利き用のグローブがあったらおそらく外野手になっていただろう。

ちなみに体操の田中理恵と付き合っていたが別れてしまった。

田中広輔 / 遊撃手 / 広島

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プロ入り1年目から俊足巧打の選手としてレギュラーを獲得。
3年目の2016年には遊撃手として全試合フルイニング出場をして、広島のリーグ優勝に貢献した。

広島では1番を任されており、同学年の菊池涼介、丸佳浩らと共に「タナキクマル」と呼ばれる事も増えた。

DeNAとのクライマックスシリーズのファイナルでは12打数10安打、打率.833、1本塁打、4打点という「神ってる」成績を残したことでも話題になった。

もともと遊撃手の2番手は「中島 > 今宮 > 田中」という優先順位だったのだが、中島、今宮ともにコンディションの問題から辞退し、田中が最後の枠に滑り込んだ。

内川聖一 / 外野手 / ソフトバンク

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アゴが特徴的な屈指の巧打者。

横浜時代に打率.378を記録しているが、それは右打者として最高打率。
さらにソフトバンクでも首位打者と獲得して史上2人目の両リーグで首位打者を獲得している。

暗黒時代の横浜を抜け出して、強豪のソフトバンクに移籍した時には「僕自身は(横浜を)出ていく喜びを感じられますけど」と発言したことで、「ぐうの音も出ないほどの畜生」=「ぐう畜」=「チック」と呼ばれる事が多い。

ホームランを打った後に松田に必ずハイタッチ代わりにアゴタッチされて、その後に頭を叩くまでが定番。
アゴはトレードマークになっているが、かつてはアゴが頚椎を圧迫するなど大変な時期もあった。

秋山翔吾 / 外野手 / 西武

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もともとは守備・走塁の評価が高い選手だったが、2015年に打撃開眼してシーズン最多安打の216安打を記録している。

幼稚園の卒園文集には「やきゅうせんしゅになりたいです。いちろうみたいにひっとうちたいです。」と書いていたが、後にイチローを超えるとは思ってもいなかっただろう。

走攻守全てが一流の素晴らしい選手だが、自他共認める地味なキャラ。
シーズン最多安打を取った後でも地味過ぎることを自らネタにしていたし、解説でも石井一久に地味なのがダメと言われていた。

天才バカボンに出てくる「ウナギイヌ」に似ているというのは公認で、バラエティ番組ではしばしばネタにされる。

鈴木誠也 / 外野手 / 広島

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今年の流行語大賞に選ばれた「神ってる」の人と言えば一発で伝わりそうな選手。

これまでブレークが期待されていたものの、あと一歩物足りたないという印象だったのだが、2016年に大ブレークを果たした。
打撃成績は打率.335、29本塁打、95打点と主要3部門どれもリーグ上位につけた。

2試合連続のサヨナラホームラン、3試合連続の決勝ホームランを打った時に緒方監督がヒーローインタビューで「神ってる」といったことでブームになり、流行語大賞まで獲得してしまった。

打撃だけでなく、守備・走塁にも定評があり、特に肩は12球団トップとの評価を受けており、ゴールデングラブ賞も受賞している。

お調子者ではあるが、寝る時も野球をしていると言われるほど、野球に対しては超絶にストイックでもある。

筒香嘉智 / 外野手 / DeNA

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松井秀喜以来とも言われる大型のスラッガー。

入団した時から松井のような選手になると期待されていたがしばらく伸び悩み、辛抱強く起用された結果2014年にブレークした。
2016年にはさらにブレークして、打率.322、本塁打44、打点110で本塁打・打点の2冠王となった。

侍ジャパンでは中田と並んで4番候補として、2015年のプレミア12では中田と日替わりで4番になっていたが、2016年の強化試合では中田が4番になっていた。

メジャーからも高い評価を受けていて、メジャー志向も高いので、そう遠くないうちにメジャーに行くかもしれない。
強面だが野球への意識が強く、献身性も高い素晴らしいバッター。

平田良介 / 外野手 / 中日

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中日ではそこそこの地位を築いている中距離ヒッター。
良い時は打率.280くらい打つが、昨年は打率.248、本塁打14と微妙な数字だった。

ただしチャンスには滅法強く、昨年の得点圏打率は.353と、毎年高い得点圏打率を残している。
そのため2015年のプレミア12では要所要所でランナーを効果的に返す良い働きをしていた。

また177cm、88kgとずんぐりとした体系をしているが、意外にも足は結構早く、守備もそこそこ上手い三拍子そろった選手。

そして何よりパワプロとウイニングイレブンがプロ野球界ではトップレベルに上手い。
ウイニングイレブンのネット対戦ではレートを効率よくあげるために「コペンハーゲンFC」を使うくらいのガチ勢。

大谷にもパワプロの勝負で圧勝していた。

青木宣親 / 外野手 / アストロズ

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ヤクルトでは3度の首位打者に加えて、史上2人目のシーズン200安打を達成した2000年代屈指のアベレージヒッター。
メジャーでは日本時代よりも落としているが、それでも5年連続で打率.280以上を記録するなど、数少ない野手での日本人メジャーリーガーとして一線で戦っている。

また守備走塁にも優れており、日本では盗塁王を獲得し、アメリカでもシーズン30盗塁を記録。守備面ではゴールデングラブ賞を6度受賞。
メジャー関係者からも「パワー以外の全ての能力に優れる理想的なリードオフマン」と評価されている。

現在決まっているメンバーの中では唯一国際経験が豊かな選手なので、周りに及ぼす影響も含めて非常に期待されている。

辞退した選手

メジャーリーガーの多数出場も期待された今大会だが、蓋を開けてみれば青木宣親以外のメジャーリーガーの出場はなかった。
その他、大谷翔平や中島卓也などプロ野球でも有力選手が辞退している。

辞退した選手の動向を簡単にまとめたのがこちら。

選手 所属 辞退理由
大谷翔平 日ハム 日本のエースとして、世界を相手に華々しく活躍することが期待されていた。
しかしキャンプが始まって間もなく、足首の故障とコンディション不良により、辞退することが発表された。
辞退発表のドタバタが騒動を呼んだが、シーズンでの活躍やその後の選手生命を考えれば致し方ないところ。
中島卓也 日ハム 坂本勇人のバックアップ要因として遊撃手としてメンバー入りが有力視されていた。
ケガが原因ではないものの、コンディションの問題でキャンプ前に辞退を発表している。
今宮健太 ソフトバンク 中島の辞退を受けて白羽の矢がたったが、2016年10月に受けた右肘の手術の影響で出場を辞退。
結果的に広島の田中広輔が選ばれている。
嶋基宏 楽天 経験では随一の捕手として精神的支柱として期待されてた選手。
2月のキャンプ中に下半身を怪我しものの、出場の可能性があるとのことで、本大会直前まで帯同していたが、ケガが回復せず最終的に出場を辞退することに。
上原浩治 カブス 最も早く自体を表明した選手。カブスから出場しないでくれと要請があったため。
国際試合に滅法強く、25試合12勝0敗という成績を誇る。
ダルビッシュ有 レンジャーズ 昨年トミージョン手術から復帰したばかりということで、球団から不出場の要請があった。
また契約最終年という難しいタイミングなのも影響しているだろう。
田中将大 ヤンキース シーズンに向けてコンディション調整が難しいという理由で辞退を表明。アメリカのファンからは辞退にポジティブな反応が多かった。
前田健太 ドジャース 球団から要請があったわけではないが、辞退を表明している。

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