ゲームソフトの世界歴代売上本数ランキング、歴代1位は意外なソフトに!

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりゲームが好きでな。

今回は世界のゲーム歴代売上ランキングを紹介したい。
国内の売上データはよく掲載されているが、世界累計データはあまり見かけなかったので記事にしてみた次第だ。

売上データの定義

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今回紹介するデータは英語版Wikipediaの「最も売れたゲーム一覧」を出典としている。

このデータの定義はファミ通などの馴染みの深い売上データとは異なり、ゲーム機に限らずスマホやPCのプラットフォームも含んでいる。
ただし無料ダウンロードのソフトは含まず、有料ダウンロードの件数のみが対象となっているようだ。

そのため実感値とは異なるところがあるかもしれないが、定義を理解した上で見て頂ければと思う。

複数プラットフォームでの売上ランキング

こちらは複数プラットフォームにまたがった上での売上ランキングとなっている。

順位 ソフト リリース年 売上
1位 テトリス 1984 4億9500万本
2位 マインクラフト 2011 1億7860万本
3位 Wii Sports 2006 8278万本
4位 グランド・セフト・オートⅤ 2013 7000万本
5位 スーパーマリオブラザーズ 1985 4024万本
6位 マリオカートWii 2008 3638万本
7位 Wii Sports Resort 2009 3280万本
8位 Newスーパーマリオブラザーズ 2006 3079万本
9位 ジ・エルダー・スクロールズ・ファイブ・スカイリム 2011 3000万本
9位 ディアブロ3 2012 3000万本
11位 NewスーパーマリオブラザーズWii 2009 2932万本
12位 はじめてのWii 2006 2802万本
13位 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス 2004 2750万本
14位 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 2011 2650万本
15位 コール オブ デューティ ブラックオプス 2010 2620万本
16位 グランド・セフト・オートⅣ 2008 2500万本
17位 Kinect アドベンチャー! 2010 2400万本
18位 ニンテンドッグス 2005 2396万本
19位 ポケットモンスター 赤緑青 1996 2364万本
20位 マリオカートDS 2005 2359万本
21位 ポケットモンスター 金銀 1999 2300万本
22位 Wii Fit 2007 2267万本
23位 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 2009 2200万本
24位 Wii Fit Plus 2009 2111万本
25位 スーパーマリオワールド 1990 2060万本
26位 バトルフィールド3 2011 2000万本
26位 グランド・セフト・オート・バイスシティ 2002 2000万本
26位 オーバーウォッチ 2016 2000万本
26位 ザ・シムズ2 2004 2000万本
30位 脳を鍛える大人のDSトレーニング 2005 1901万本
31位 コール オブ デューティ ゴースト 2013 1900万本
32位 スーパーマリオランド 1989 1806万本
33位 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 2006 1763万本
34位 グランド・セフト・オートⅢ 2001 1733万本
35位 スーパーマリオブラザーズ3 1988 1700万本
36位 ポケットモンスター ルビー・サファイア 2002 1622万本
37位 ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド 2005 1600万本
37位 ザ・シムズ 2000 1600万本
38位 コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア 2007 1570万本
38位 コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー 2008 1570万本
40位 ポケットモンスター ブラック・ホワイト 2010 1560万本
41位 レミングス 1991 1500万本
41位 ソニック・ザ・ヘッジホッグ 1991 1500万本

テトリスがダントツ1位

TETRIS

TETRIS

意外にもテトリスが4億9500万本で圧倒的1位となっている。
プラットフォームとしては携帯、iOS、Android、ブラックベリー、Windows Phone、PSP、プレイステーション3、ファミリーコンピューター、ゲームボーイ。

後に紹介する、単体プラットフォームでの売上ランキングでも上位に食い込んでおり、定番ゲームとして盤石の売上を誇っているのが分かる。

マインクラフトが1億本超えで2位に

Minecraft: PlayStation Vita Edition - PS Vita

Minecraft: PlayStation Vita Edition – PS Vita

サンドボックスゲームの殿堂であるマインクラフトが1億7800万本で2位につけている。

最新鋭のゲームとは違ってグラフィックも世界観も素朴ながら、ブロックを使って生活をする自由度の高いゲームで、世界中のユーザーに親しまれている。
国内のコンシューマー版でもPS VITAの売上は100万本を超える大ヒットになった。

Wii Sportsは本体同梱版で売上を伸ばす

Wii Sports

Wii Sports

3位につけたWii Sportsは、諸外国のWiiに同梱版として販売されていたために、売上を大きく伸ばして8278万本となっている。
ただし続編の「Wii Sports Resort」が3000万本を超えるヒットとなっているので、仮に同梱されていなくてもランキング入りしていたのは間違いない。

ちなみに同梱されていない日本では353万本を売り上げている。

グランド・セフト・オートⅤの驚異的な売上

いわゆるコンシューマーゲームの一般的なセールスで見ると、グランド・セフト・オートⅤが最も売り上げたゲームと言えるかもしれない。
テトリスやマインクラフトはPC・スマホで売上を伸ばし、Wii Sportsは本体同梱という事情があるからだ。(グランド・セフト・オートⅤもPCで販売されているが、家庭用ゲーム機の売上が多くを占める)

余りにも自由度の高いゲームで、通行人に殴りかかったり、警察に追われたりは序の口で、株式投資をしてお金をためて豪邸を買うこともできたりと、壮大な世界観のゲームに異例のヒットとなった。

オーバーウォッチが新規IPとして異例の売り上げ

オーバーウォッチ オリジンズ・エディション - PS4

オーバーウォッチ オリジンズ・エディション – PS4

オーバーウォッチは2016年に発売された新規タイトルだが、約2000万本を売り上げてランキング26位に付けている。
上積みがあれば、さらにランキング上位に付ける可能性もあるだろう。

オーバーウォッチは日本ではさほど認知されていないが、個性豊かなヒーローたちによる「6対6」のチーム戦が熱いFPSゲームだ。
eスポーツのタイトルにもなっていて、世界中で有力な大会が開かれている。

「コール オブ デューティ」と「ポケモン」はシリーズ5作がランクイン

コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア レガシーエディション 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア レガシーエディション 【CEROレーティング「Z」】 – PS4

コール オブ デューティシリーズ(CoD)は戦争をテーマにした代表的なFPSゲームで5作品がランクインしている。

ポケモンシリーズも同じく5作品だが、CoDは2000年代後半からほぼ毎年新作が発売されており、その多くがランクインしているのが驚異的。
ただし近年はバトルフィールドシリーズに押され気味になっている。

単体プラットフォームでの売上ランキング

先ほど紹介したランクインは複数プラットフォームの合計によるものだが、こちらは単体プラットフォームでの売上ランキングとなっている。

順位 ソフト リリース プラットフォーム 売上
1位 Wii Sports 2006 Wii 8269万本
2位 スーパーマリオブラザーズ 1985 ファミリーコンピュータ 4024万本
3位 マリオカートWii 2008 Wii 3638万本
4位 テトリス 1989 ゲームボーイ 3638万本
5位 Wii Sports Resort 2009 Wii 3079万本
6位 Newスーパーマリオブラザーズ 2006 ニンテンドーDS 3079万本
7位 マインクラフト Pocket Edition 2011 携帯、スマホ 3000万本
8位 Newスーパーマリオブラザーズ Wii 2009 Wii 2932万本
9位 はじめてのWii 2006 Wii 2802万本
10位 Kinect アドベンチャー! 2010 Xbox360 2400万本
11位 ニンテンドッグス 2005 ニンテンドーDS 2396万本
12位 ポケットモンスター 赤緑青 1996 ゲームボーイ 2364万本
13位 マリオカートDS 2005 ニンテンドーDS 2359万本
14位 ポケットモンスター 金銀 1999 ゲームボーイ 2300万本
15位 マインクラフト 2009 PC 2273万本
16位 Wii Fit 2007 Wii 2267万本
17位 Wii Fit Plus 2009 Wii 2111万本
18位 スーパーマリオワールド 1990 スーパーファミコン 2060万本
19位 ザ・シムズ2 2004 PC 2000万本
20位 脳を鍛える大人のDSトレーニング 2005 ニンテンドーDS 1901万本
21位 スーパーマリオランド 1989 ゲームボーイ 1806万本
22位 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 2006 ニンテンドーDS 1763万本
23位 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス 2004 プレイステーション2 1733万本
24位 スーパーマリオブラザーズ3 1988 ファミリーコンピュータ 1700万本
25位 ポケットモンスター ルビー・サファイア 2002 ゲームボーイアドバンス 1622万本
26位 ザ・シムズ 2000 PC 1600万本
27位 ポケットモンスター X・Y 2013 ニンテンドー3DS 1564万本
28位 ポケットモンスター ブラック・ホワイト 2010 ニンテンドーDS 1560万本
29位 ソニック・ザ・ヘッジホッグ 1991 メガドライブ 1500万本

スーパーマリオブラザーズが同梱版除くと1位

スーパーマリオブラザーズ

スーパーマリオブラザーズ

Wii Sportsは上で紹介したように、Wiiの同梱版のためこれを除くと、初代スーパーマリオブラザーズが4024万本で単体プラットフォームでは最高売上となっている。

当時はまだ家庭用ゲーム機が市民権を得ていない時代の1985年に発売されると、社会現象とも言われるほどの人気を博し、世界中に家庭用ゲーム機の認知度を高めるキッカケにもなった。

Kinect アドベンチャー!が健闘

Xbox 360 Kinect アドベンチャー!

Xbox 360 Kinect アドベンチャー!

KinectはXbox360用に発売された体感用のコントローラーで、WiiでいうWiiリモコンに当たる。
Wiiリモコンと比べると、後発でもあるのでジェスチャーや顔認識が可能など、高機能であるのが特徴。

KinectアドベンチャーはKinectの専用タイトルで、コントローラーの特性を活かした様々なゲームが5種類収録されている。
国内では本体が普及しなかったことも経って約12万本とあまり売れなかったが、世界では2400万本を売り上げており、これはXbox360自体の売上の30%にあたる。

単体プラットフォームではWiiが7本を占めて最高

Wii U プレミアムセット shiro (WUP-S-WAFC)

Wii U プレミアムセット shiro (WUP-S-WAFC)

上記のランキングに限れば、Wiiが単体プラットフォームとしては7本のソフトを輩出しており、意外にもニンテンドーDSを上回っている。

Wii SportsやWii Fitのようなこれまでのゲーム観を覆す画期的なソフトが多く並んでいるだけでなく、マリオカートWiiのような定番ソフトの売上も高い。
ただし後継機のWii Uは大不振となり、Wii路線から軌道修正を余儀なくされた。

ポケモンシリーズが6作ランクイン

ポケットモンスターシリーズが29位までに6作入っており、シリーズものとしては最多となっている。
1996年の初代から、2013年のX・Yまでほとんどのソフトがランクインしている。

2016年に発売されたサン・ムーンも順調に売上を伸ばしており、来年にはこのランキングに入っている可能性も高い。

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