どうも、ゴトーだ。

俺は三度の飯より野球が好きでな。
もちろん田中将大は最も好きな野球選手の一人だ。
今回は田中将大がヤンキースの「プレイヤーオブザイヤー」とする海外の報道があったのでそれを紹介したい。
ちなみにこれは公式の賞ではなく、記者の独断によるものだ。
2016年の田中将大

今シーズンの田中は決して順風満帆ではなかったものの、ヤンキースのエースとして初めて規定投球回数に到達するなど結果的には充実した1年となった。
オープン戦では調子は上がらず、当初は中々勝ちが拾えなかったが、投球内容は自体は良く、終わってみれば14勝4敗、防御率3.07という素晴らしい成績を残した。
ヤンキースの所属するアメリカンリーグの防御率王争いでも終盤までトップだったが、最終的に抜かされ惜しくも初のタイトル受賞はならなかった。
それでも低迷するヤンキースの中ではエースとして際立った活躍だった。
アメリカメディアは田中に対して結構辛辣で、高い給料を貰っているのに1年目、2年目は規定投球回数に達しなかったり、昨年のワイルドカードで敗戦したりと批判のやり玉にあがっていたが、今年の成績で再評価しようじゃないかという論調になっているらしい。
今回紹介する海外メディアの記事も、田中をヤンキースのMVPと賞賛しているものだ。
ソースとなる記事はこちら↓
翻訳内容
2016年のヤンキースのプレイヤーオブザイヤーは田中将大です
ニューヨークヤンキースは2016年に過渡期を迎えており、日本からやってきたこの投手をプレイヤーオブザイヤーとします。

ニューヨークヤンキースはメジャーリーグの歴史の中でも最も伝統ある球団ですが、2016年シーズンは決して良いものではありませんでした。
ジョー・ジラルディ監督の下、チームは84勝78敗で、アメリカンリーグ東地区の4位となっています。これは球団にとって過去24年間の中で最も低い順位でした。
ディビジョンシリーズに進んだり、2位以内に入れなかったのはそのうち3度だけです。
ヤンキースはシーズン中、そしてシーズン終了後にキープレイヤーたちと別れを告げています。
アレックス・ロドリゲスはシーズン終盤に引退しましたし、マーク・テシェイラはシーズン終了後に引退しています。
MLBのトレード期限が迫った時、GMのブライアン・キャッシュマンは二人の有力なサウスポー、アロルディス・チャップマンとアンドリュー・ミラーを放出しました。
彼ら二人はともに移籍先の球団でワールドシリーズへの切符を掴んでいます。
統計から見るヤンキースの2016年のリーダー
何人かのヤンキースのプレイヤーは今シーズン良いパフォーマンスを見せてくれました。
レフトのブレット・ガードナーは初めてゴールデングラブ賞を獲得し、出塁率.362、80得点、16盗塁を記録しています。
センターのジャコビー・エルズベリーは71得点、20盗塁を記録。
捕手のブライアン・マッキャンは20ホームラン、58打点、セカンドのスターリン・カストロは21本塁打、70打点、ショートのディディ・グレゴリウスは20本塁打70打点となっています。
ベテラン外野手であるカルロス・ベルトランは打率.304、22本本塁打、64打点、50得点を記録。
彼はトレード期限にテキサス・レンジャーズに放出されています。
ルーキー捕手であるゲーリー・サンチェスは8月上旬に出場機会が与えられ、53試合に出場し、打率.299、出塁率.376、長打率.657。
それだけでなく20本塁打42打点を記録し、アメリカンリーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーの次点に選ばれています。
マウンドでは、チャップマンとミラー、そしてデリン・ベタンテスを加えて、強力なトリオとなっていました。前の二人が放出されるまでは。
ベタンテスは12セーブをあげて、防御率3.08、WHIP1.123。
彼は73回を投げて被安打54、126奪三振、28四球となっています。
田中将大がプレイヤーオブザイヤーです
田中将大は今シーズンを通して、ヤンキースの先発の1番手でした。
この日本人投手は27歳(11月1日に28歳になりました)のシーズンにおいて、アメリカンリーグのサイヤング賞の投票で7位になっています。
田中の2016年の成績は14勝4敗、防御率3.07、WHIPは1.077。
31試合に登板し、199回 2/3イニング、179安打、165奪三振、36四球でした。
ヤンキースにおいて5.4WARを記録しています。(※WARとはその球団の代替選手に比べてどれくらいの貢献をしたかを示す指標)
ただし少しのマイナスポイントがあります。
それは2016年の終盤戦に右前腕の張りを訴えて登板を回避したことです。
彼は最終的に回復し登板することが可能だと言っていましたが、チームはプレーオフ争いから脱落したことで、田中の登板を取りやめました。
あと1/3回を投げることで200イニングに到達したのですが。
「シーズン当初のスプリングトレーニングの時に言及したように、200イニング登板が私の一つの達成したい目標でした」と田中は語っており、本来ならば最終戦に登板したかったようです。
これらの活躍によって彼はヤンキースの2016年シーズンにおけるプレイヤーオブザイヤーとなりました。
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