どうも、ゴトーだ。

俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
ボンバーマンはガキの頃から兄弟でよく対戦してはボコボコにやられていたものだ。
さて今回はニンテンドースイッチのロンチタイトルとなっている「スーパーボンバーマンR」について紹介したい。
家庭用ゲーム機では2009年以来、8年ぶりの完全新作になっている。
スーパーボンバーマンRとは
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/aab8a/)
開発元 | KONAMI |
発売日 | 2017年3月3日 |
希望小売価格 | 4,980円 |
機種 | ニンテンドースイッチ |
スーパーボンバーマンRとは、ニンテンドースイッチ向けに発売が予定されている、完全新作のボンバーマンのソフトだ。
ニンテンドースイッチの発表会で公開されたのだが、何気に驚きが大きかったソフトでもある。
というのもボンバーマンシリーズは、近年はスマホ向けにしか配信されておらず、久しぶりにコンシューマー向けに、しかも完全新作で発売されるとは思われていなかったからだ。
本作は”ボンバーマンらしさ”はそのままに、最先端のハードの性能を活かした美麗なグラフィック、50以上のステージが登場するストーリーモードに、最大8人まで参加可能なバトルモードと、見所満載のものとなっている。
開発元はKONAMI
もともとボンバーマンといえば、ハドソンという北海道にあったゲームメーカーの有力タイトルだった。

最近の世代の人は知らないかもしれないが(白状すると筆者も世代ではない)、当時は日本有数のゲームメーカーで、「桃太郎電鉄」「天外魔境」「PC原人」といったヒット作をバンバン出していたこともある。
だがハドソンは90年代後半から資金繰りに苦しむようになり、2000年代に入ってからはKONAMIが資本を投入し、2005年にはKONAMIの子会社となる。
さらに2012年にはKONAMIに吸収合併されたことで、ハドソンブランドのソフトは原則として全てKONAMIのものとなっている。
そのため2012年の「100人大戦ボンバーマン(iOS / Android)」以降の発売元はKONAMIに変わっており、今作のスーパーボンバーマンRもKONAMIが開発を行っている。
(ただし後述するようにKONAMIが開発しているのはポジティブな要素ではない…)
久しぶりのコンシューマー向けのソフト

ご存じの方も多いかと思うが、KONAMIはコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)からスマホゲームへのシフトを急激に進めており、ウイニングイレブンやパワプロなど売上が見込めるソフト以外からは軒並み撤退してしまい、それはボンバーマンも例外ではなかった。
ボンバーマンが最後にコンシューマー向けに発売されたのは、2009年12月の「Bomberman LIVE: Battlefest」(Xbox向け)で、任天堂ハードとなると2009年10月の「いつでもボンバーマン」(DSiウェア)となっている。
KONAMiがハドソンを吸収合併して以降は、「100人大戦ボンバーマン」「ボンバーマン」「対戦!ボンバーマン」と全てスマホゲームとなっており、KONAMiの方針からして、ボンバーマンがコンシューマー向けに発売されることはないかと思われていた。
それだけに今作「スーパーボンバーマンR」がニンテンドースイッチで発売されるというだけでも驚きだが、さらに移植ではなく完全新作ということはかなり意表を突かれた。
ボンバーマンが再びコンシューマーで遊べる喜びよりも、KONAMIは一体どうしたんだという猜疑心が働いてしまうところではあるが、ここは素直に喜びたい。
ボリューム満点のストーリーモード

ストーリーモードでは、立体化されたフォトリアルなステージが50種類以上も登場する。
バトルモードと異なり、ステージには高低差が存在し、それを活かしたギミックも用意されており、遊びごたえのあるものになっているとのこと。
各ステージごとに一定のクリア条件が課され、合間には白熱のボス戦が展開される。
ボスのグラフィックは意外にも(?)壮大で、公開されているボスの画像はラスボスも顔負けのスケールだ。

また専用のムービーも挿入されており、豪華声優陣による掛け合いも見所の一つになっている。
協力プレイも可能

ストーリーモードはもちろん一人プレイに対応しているが、もう一人が2Pとして協力プレイすることもできる。
協力しながらステージをクリアするのが本来の目的だが、味方のボムにやられてしまうというボンバーマンならではのアクシデントもあるので、友情破壊ゲームにならないよう気をつけよう。
特殊能力を持ったプレイヤーが使える
ストーリーモードを進めていくと、徐々にある特殊能力を持ったプレイアブルキャラクターが開放されていくとのこと。
現在はどのような特殊能力、キャラクターなのかは分かっていないが、続報があり次第更新予定だ。
8人まで参加できるバトルモード

ボンバーマンの醍醐味といえば何と言ってもバトルモードだろう。
今作では最大8人まで参加可能となっている。
またバトルモードでは「段差」の概念があり、爆弾が爆発するごとに段差が下がっていき、3段下がるとその場所に穴があいて進めなくなるギミックが存在する。
ステージは全部で12種類あり、「段差」のギミックを活かした新しい戦略が生まれそうで楽しみだ。
インターネット対戦も可能
今作はローカル通信以外にもインターネット対戦に対応しており、こちらも最大8人の対戦が可能となっている。
友だちと一緒に遊ぶのも良いが、一人でも遊び尽くしたいという人には対戦ありがたい機能だろう。
ちなみにニンテンドースイッチでは、2017年秋からオンライン対戦を行うには有料サービスに加入する必要があるので注意。
みそボンもあり
対戦でやられてしまったプレイヤーは、「みそボン」として場外から爆弾を投げ入れて、対戦に介入することができる。
また、みそボンの爆弾でプレイヤーを倒すと、そのみそボンは復活するので、最後まで諦めずに妨害をする楽しみもある。
ちなみに「みそボン」とは、「みそっかすボンバー」の略で、作品によって導入されているものといないものがある。
8人兄弟は豪華声優陣!

今作は8人対戦が可能ということで、ボンバーマンが8人兄弟いるという設定になっている。
もしかしたらストーリーモードで開放して、それぞれ特殊能力がついているのかもしれないが、詳細は不明。
また豪華声優陣のキャスティング、という触れ込みだが、具体的に誰が声優を務めているのかも調べた限り見つからなかった。
まとめ
まだ詳細な情報は明かされていないが、ひとまず判明している情報をもとにスーパーボンバーマンRの紹介をさせてもらった。
個人的には子供の頃から遊んできた思い入れのあるタイトルということで、コンシューマー向けに発売されるというだけに非常に感慨深いものがある。
ボンバーマンほどワイワイ対戦できるソフトもそうそうないので、ぜひニンテンドースイッチを購入した方は対戦プレイで盛り上がって欲しい。

- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game
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任天堂ハードでは『いつでもボンバーマン』が最後ですよ!
ちなみにパッケージでの任天堂ハード最後のボンバーマンは『カスタムバトラーボンバーマン』です。
> ボンバーマン一同さん
ご指摘ありがとうございます。
再度調べなおして修正させていただきます。