レンタルサーバーを徹底比較!おすすめのサービスと機能、料金を紹介【WordPress】

皆さんはレンタルサーバーを選ぶ時にどのサービスにすれば良いか迷ったことはありませんか?

WordPressで自分のブログを立ち上げたり、企業サイトをレンタルサーバーでアップしたりと、レンタルサーバーを使う機会は一般の人でも増えてきましたが、そんな時にどのサーバーを選べば良いのかを判断できるよう様々なサービスを比較してみました。

レンタルサーバーをなぜ使用するのか

(※前置きが長くなっているので、既に前提知識のある方は、「高機能サーバーのオススメ」まで飛ばしてください)

そもそもレンタルサーバーとはどんなもので、何のために利用するのでしょうか。

実は自宅や会社のネット回線でもホームページを公開することは専門的な知識がなくても簡単にできます。お名前.comなどで独自ドメインを取得し、そこに自宅回線のIPアドレスを紐付けると、自宅のPCで動いているウェブサイトにドメインからアクセスできるようになります。

でも自宅回線は世界中に公開しても安全と言いきれますか?海外から得体の知れない人物が攻撃を仕掛けて来た時に対処するのは簡単ではありません。そうでなくても何かの拍子で大量にアクセスが来ると、集合住宅で他の人が接続しにくくなったりと迷惑をかけてしまう可能性もあります。

それを踏まえた上で勉強のためや、好奇心から自宅回線を使用するのは自由ですが、そうでなければレンタルサーバーを借りてしまったほうが安上がりで安全です。月にたった数百円でセキュリティ対策や回線を利用することができるのですから。

でもレンタルサーバーは会社によっても、また同じ会社でもプランによってサービス内容が異なり、詳しくない人からするとどれを選んだら良いか分かりづらいかと思います。まずはどのように選べば良いか説明してきましょう。

無料のサービスではダメなの?

ビジネスとして会社がレンタルサーバーを提供しているので、基本的にサーバーを利用するには有料ですが、中には無料で提供しているものもあります。

ただし無料であるのには理由があり、提供している会社の広告が自動で入ってしまったり、商用利用が禁止されるなどの制約が課せられます。

また利用できるディスク容量や、後述する転送量が大きく制限されていて、大量のアクセスが来た時に正常に動作しないなどの問題が多く発生します。

有料のレンタルサーバーと言っても、月額100円前後から提供しているところもあるので、どうしても無料にしたいという事情がなければ有料のサービスを使いましょう。

本題に入る前に

それでは本題に入り、おすすめのレンタルサーバーを紹介していきますが、その前にいくつか補足しておきます。

用語がわからない場合

レンタルサーバーには「転送量」や「MySQL」といった専門の用語がありますが開発者でなければこの用語が分からない方も多いかと思います。

これらについてはページ下部の「レンタルサーバーの機能」で詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーは同じ会社でも提供するサービスに方針が分かれており、大きく「格安サーバー」「高機能サーバー」「WordPress専用サーバー」と3つに分かれています。それぞれどのようなものかというと…

  • 格安サーバー…月に数百円から始められるものの、機能に制限があったり、大量のアクセスがあると制限がかけられてしまったりする。
  • 高機能サーバー…格安サーバーより料金は高いが機能が豊富で、大量のアクセスにも耐えられる。
  • WordPress専用サーバー…WordPressを運用するための専用サーバーで、簡単に開設できるほか、高速に表示できるよう特別にチューニングされている。

これらは用途自体が異なるので、この記事ではそれぞれに分けてオススメのサーバーを紹介していきます。

転送量とは

詳しくはページ末尾に書いていますが、「そのウェブサイトからどれだけのデータ通信が発生したか」を示すものです。

例えば格安サーバーに膨大なアクセスが来ると、利用料金の何倍もコストがかかってしまうため、安いサーバーでは転送量が厳しく制限されています。多くのアクセスを見込む場合は、転送量の上限が多いサービスを選択しましょう。

月額料金について

レンタルサーバーは長期契約者を確保するために、契約期間が長いほど料金が引き下げられる傾向にあります。
この記事では便宜上、長期プランがあるものについては「12ヶ月契約」を前提に書いています。

短期間の契約では、表示よりも少し高い料金になっていることがありますので、予めご了承下さい。

高機能サーバーのオススメ

格安サーバーと比較すると値段は高いものの機能が豊富で月額1000円前後から始められるものが多くなっています。

また障害に強くデータ消失のリスクが低いほか、転送量の上限が高いので、多くのアクセスを見込む場合は高機能サーバーにしましょう。

コーポレイトサイトや、月間10万PV以上の目指すサイトにオススメです。またサーバー性能が高いので、同じアクセス数でも高機能サーバーの方が高速に表示できるのも魅力的です。

エックスサーバー

  • ◯ 「困ったらエックスサーバー」というブランド
  • ◯ 隅々まで行き渡ったサービス内容が素晴らしい
  • ◯ 料金に対する高機能ぶりが頭一つ抜けている
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
1,000円~ 10日間 70GB SSD 200GB 50個

エックスサーバーは手頃な料金で高機能であること、そして長年に渡り安定運用してきた実績から、最も利用されているサービスです。

何よりブランド力があることから「困ったらエックスサーバー」という判断で利用している人も多く、実際にこのブログもエックスサーバー上で動いています。

月額1,000円にして24コアCPU、256GBのメモリという高機能サーバーを利用でき、高い障害耐性を持つSSDにより読み込みが早く、次世代規格であるHTTP2にも対応するなどパフォーマンス面は抜群です。

以前は高い専門知識と料金が求められたSSLにも無料対応しているので、ECサイトでの決済などセキュリティが求められるサイトでも安心して利用できます。

他にもWordPressの簡単インストール機能、サポートでは24時間365日の対応、30もの有料フォントを無料で利用できるなど至れり尽くせりのサービスとなっています。

単に料金だけを見れば、あるいは機能だけを見ればエックスサーバーより優れたサービスはあるものの、この料金に対してこの機能というのは頭一つ抜けており、また安定稼働してきた実績からエックスサーバーを選ぶのが最も王道であるのは間違いないでしょう。

どれにするか迷った方はぜひエックスサーバーを契約してみて下さい。

CPIレンタルサーバー

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  • ◯ KDDIによる安心安全なサービスで、稼働率は何と100%保証!
  • ◯ 転送量が基本無制限なので、どれだけアクセスがあっても安心
  • ◯ テストサーバーを無料で使えるなど開発者向けの機能も
  • ✕ 料金はレンタルサーバーとしては高め
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
3,800円~ 10日間 無制限 無制限 無制限

CPIはKDDIが運営しているレンタルサーバーで、とにかく他の追随を許さない圧倒的な高機能が売りです。

転送量だけでなく、何とディスク容量が無制限という太っ腹ぶりで、画像を多く配信するメディアにはうってつけでしょう。(ただし極度に多く、他の利用者に影響が生じると制限されるとのこと)

また30世代までの自動バックアップ機能に加えて、稼働率は100%保証という安定性も全国的な通信事業を行っているKDDIの強固なネットワークならではの強みとなっています。

その他にもテスト用のサーバーが無料で提供されたり、ドメインごとに個別の管理画面が提供されていたり、電話サポートも対応していたりと、まさに「全部のせ」のレンタルサーバーといえます。

値段は月額3,800円からと高くなっていますが、機能面ではレンタルサーバーの域を越えたサービスであるので仕方ないでしょう。

それでもクラウドサーバーを使うよりずっと安いので、高機能さと手軽さ、そして安定稼働することを求めている事業者の方にはオススメのサービスです。

MixHost

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  • ◯ 初期費用なし、月額880円から高機能サーバーが使える
  • ◯ サービス改善で転送量が大幅アップし、大量アクセスでも安心
  • ◯ クラウドサービスのように、料金アップで超スペックも可能に
  • ✕ ストレージ容量が少ないのが唯一のネック
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
880円~ 10日間 70GB~ SSD 50GB~ 無制限

MixHostは知名度こそ高くないものの、実は最高レベルの機能を提供している穴場的なサービスです。

24コアのCPUに、256GBのハイスペックなサーバー(エックスサーバーと同等)に加え、高い処理能力を誇るRAID10構成のSSD、また日本で初めて高速Webサーバーの「LiteSpeed」を導入するなど、機能面の充実が目立ちます。

また以前は転送量の制限が厳しかったものの、リニューアルにより月2TBと上限が大幅に引き上げられたことで大量アクセスのサイトでも安心して利用できます。

これだけの高機能にも関わらず初期費用は無料、月額880円からとエックスサーバーよりも安い料金なので、コスパは最強です。本来ならばもっと注目されるべきサービスといえるでしょう。

ただし唯一ディスク容量だけは少なめで、画像を大量に保存するサイトの場合には不向きかもしれませんが、上位の料金プランにすることで上限を引き上げることも可能です。

とにかくコスパを追求したい!という方は文句無しでMixHostが良いでしょう。

お名前.com

  • ◯ 独自ドメインが初年度1円で使える
  • ◯ 1ヶ月間まるまる無料で使える
  • ✕ サーバースペックや転送量の上限が不明
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
980円~ 1ヶ月 表記なし 200GB 50個

独自ドメインの最大手サービス「お名前.com」が提供するレンタルサーバーで、ドメイン利用料が初年度1円なのが最大の魅力です。

ディスク容量が200GB、無料でのSSL対応、24時間365日のサポートと提供されている内容も幅広く、それでいて初期費用が無料、1ヶ月の無料期間と立ち上げ時の費用が一切かからないのも良いところです。

ただし高スペックを謳うサービスではサーバーのメモリやCPUを表記しているのに対して、お名前.comではその記載がなく、また転送量についても「著しく多ければ制限する」とだけ書かれており、上限が不明です。

競合サービスよりも高スペックであればそれを表記するだろうことを考えると、おそらく純粋なスペックでは劣っていることが考えられるので、高速に表示したいという場合はエックスサーバー等の方が良いでしょう。

それでも独自ドメインを含めて初期費用の安さは群を抜いており、まずは短期的に試してみたい方に最適のサービスです。

ヘテムル

  • ◯ 安価ながら転送量、ディスク容量の上限が高め
  • ◯ 独自開発のモジュール版PHPで高速動作
  • △ 全体的に悪くないが、他の高機能サーバーと比べると一段落ちる
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
900円~ 15日間 80GB SSD 200GB~ 70個

ヘテムルは安い料金かつ、機能面にスキがないバランス型のサービスと言えます。

月額料金は900円とリーズナブルでありながら、ディスク容量は200GB以上、転送量が80GB/日と上限が高めで、自動バックアップや高い稼働率など安定性も高くなっています。

無料SSLやHTTP2への対応など先進的な技術も取り入れており、特筆すべきはPHPが「モジュール版」になっており、これは通常よりもメモリを遥かに節約できるため、同時に大量アクセスが来てもパフォーマンスが落ちずに、高速にページが表示できるというメリットがあります。

ちなみにサービス提供者のGMOペパボは格安サーバーのロリポップを運用しており、ヘテムルは上位版ということで、開発者向け機能も充実しており、ウェブフレームワークがワンクリックで導入できる機能も。

サーバースペックが抜群に高いわけではないのですが、安定性・サポート・価格とバランスが取れたサービス内容と言えるでしょう。

カゴヤ・ジャパン

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  • ◯ 月額864円〜と高機能サーバーとしては安め
  • ◯ 下位プランなら初期費用がかからない
  • ◯ データベースはSSDなので、読み込み速度も早め
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
864円~ 14日間 120GB~ 100GB (データベースはSSD) 容量一杯まで

カゴヤ・ジャパンは高機能かつ、転送量・ストレージ容量も十分にありながら、下位プランでは初期費用がかからないという敷居の低さが売りです。

機能面ではデータベースがSSDなこと(その他はHDD)、10GBまで無料でバックアップできること、下位プランでも転送量が120GB/日まで対応と上限が高いのが魅力的です。

また商用で広く使われているSSLの「RapidSSL」が無料で使えるので、ECサイトの開設にも向いています。(他の無料SSLは「Let’s Encrypt」という無償SSLを使えるのに対して、こちらは有料SSLが無償提供されるのが凄いところ)

率直に言って高機能サーバーとしてはやや機能が落ちますが、月額料金が安く、さらに初期費用がかからないのでコスパ重視のサービスです。ワンランク上のサービスを安く試してみたいと言う時にぜひ利用してみて下さい。

Zenlogic

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  • ◯ サーバー性能ごとにプランが細かく選べる
  • ◯ ディスク容量は最大2TBまでと業界最高水準
  • △ 転送量無制限だが、同時アクセスによる制限あり
  • ✕ 障害がやや多いので、安定性を求めるなら不向き
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
890円~ 14日間 無制限 SSD 300GB~ 制限なし?

Zenlogicの特徴はクラウドのように利用状況に合わせて、サーバースペックを柔軟に変更できることです。

他のサービスではディスク容量や転送量が増えるのみで、必ずしも性能が上がるわけではないことが多いのですが、Zenlogicでは上位プランほどCPUとメモリ性能が明示的に上がるので、高速で表示することが約束されます。

イメージとしてはクラウドサービスに近いのですが、レンタルサーバーの価格で、なおかつ専門知識がなくても柔軟に対応できるのが強みでしょう。

一方で転送量が無制限と謳っているにも関わらず、同時アクセス数が増えると制限をかけられてしまうという評判もあります。

サーバー性能の範囲であればどれだけアクセスがあっても良いと思いきや、一定以上のアクセスを短時間に集めると下位プランでは制限がかかることがあるようです。

また障害が比較的多く、月1度くらいの頻度で一部のサーバーでアクセスできなくなっているので、安定性についてもやや疑問が残ります。

ただし機能的には優れており、独自SSLの無料導入や、バックアップも標準対応なので、アクセス制限や安定性を過度に気にしなければ間違いなくオススメのサービスです。

JETBOY

  • ◯ 月額290円から使える、圧倒的なコストパフォーマンス
  • ◯ この値段で転送量が無制限、サーバースペックもそこそこ
  • ✕ ストレージの少なさが唯一の難点
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
290円~ 14日間 無制限 SSD 5GB~ 10個から

JETBOYは高機能サーバーが280円からと、業界でも最安値で始められるレンタルサーバーです。

プランが6段階に分かれており、280円なのは「ミニSSD」という下位モデルですが、上位モデルになればサーバー性能も飛躍的に上がるので、利用形態に応じて柔軟に対応できます。

また可動しているサーバーも「24コアCPUに、128GBメモリ」と競合サービスと同等レベルのものを備えており、転送量が無制限のほか、HTTP2にも対応するなど機能面も優秀です。

280円のサーバーでも月間5万PVほどには対応でき、またPVが増えてきた時にはプランを上げることもできるので、とにかくスタートを安く始めたいという方にオススメです。

ただし難点としてはディスク容量が少ないことで、280円のプランでは5GBまでとなっています。(上位プランになればディスク容量は増えますが、値段に対するディスク容量はやはり少なめです)

画像をたくさん保存したい場合はエックスサーバー等を選んだ方が良いですが、容量をあまり使わない場合には有力な選択肢となりでしょう。

スマイルサーバ

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  • ◯ NTTの堅牢なネットワークなので、安心安全に利用できる
  • ◯ 稼働率99.998%、3世代まで自動バックアップと備えは万全
  • ◯ 転送量の課金はなく、著しくアクセスが増えなければ問題なし
  • ✕ 料金はレンタルサーバーにしては高い
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
3,100円~ 3ヶ月
(キャンペーン中)
無制限 400GB 3個から

スマイルサーバはNTTグループが提供しているレンタルサーバーで、NTTならではの安定性、高い堅牢性を備えているのが特徴です。

サポート体制も力を入れており、応答率は96%を誇ります。この信頼もあってビジネス用途以外にも、官公庁や医療機関、教育機関といった信頼性が問われるサイトの運用にも使われています。

機能的も申し分なく、ディスク容量は400GB、転送量も著しく増えなければ制限は設けられておらず、プログラミング言語は通常PHPのみの対応ですが、スマイルサーバはRubyにも対応しています。

唯一のネックは利用料金が高いことですが、それは上で紹介している「CPIレンタルサーバー」と同じく、日本を代表する通信会社が信頼性を持って運用していることの裏返しでもあります。

安定稼働させることが強く求められる法人サイトを運営される方であれば、CPIレンタルサーバーと並んでオススメです。

格安サーバー

格安サーバーはその名の通り、安い料金でウェブサイトを公開できることが強みです。

しかし料金が安い代わりに機能面ではあまり期待できず、ページの表示が遅くなったり、アクセスが増えると制限がかけられることも良くあるので、1日200PV以下くらいを目安に格安サーバーを選択すると良いでしょう。

リトルサーバー

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  • ◯ 月額150円からWordPressが始められる
  • ◯ 格安サーバーの中でもコスパは最高レベル
  • ✕ 転送量の表示がないので、アクセスが多いサイトは注意
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
150円~ 10日間 明示なし 20GB~ 3個~

リトルサーバーは格安サーバーの中でもトップレベルにコスパの高いサービスです。

月額150円のプランでもPHPとMySQLが利用可能なので、WordPressを立ち上げることもできます。

WordPressを設置する場合、格安サーバーの代表格である「ロリポップ」は月額250円、「さくら」は月額438円かかってしまうので、リトルサーバーがいかにコスパに優れているかが分かると思います。

複数データベースの設置やマルチドメインにも対応しているので、一つのアカウントで複数サイトの運用も可能で、なるべく安く済ませたい方はリトルサーバーがオススメです。

難点としては転送量の上限が明示されていないことで、「よくある質問」によると、転送量が平均よりも著しく増えたら制限がかかるとのことなので、やはりアクセス数の多いサイトを運営する場合には注意が必要です。

それでも大手のロリポップやさくらを超えるコストパフォーマンスということでイチオシのサービスです。

ロリポップ!

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  • ◯ データベース未対応なら月額100円、対応でも250円と価格は安め
  • ◯ 料金の割に転送量の上限も多く、それなりのアクセスに耐えられる

(※250円プランの場合)

月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
250円~ 10日間 60GB~ 50GB~ 1個~

ロリポップは格安レンタルサーバーの部類ながら、一通りの機能が揃っており、全体的にコスパの良いサービスです。

データベースを使わなければ、エコノミープランとして月額100円となっており、MySQL対応のプランでも月額250円から利用できます。250円プランでもWordPressの簡単インストールがついていたり、共有SSLを利用できたりするのは魅力的です。

また他サービスと比べると値段あたりの転送量も多く、格安サーバーにしては大量アクセスにも耐えられます。

ただし250円プランではデータベースが一つしか使えないので、複数サイトを運用する時には月額500円のスタンダードプランにする必要があります。

自動バックアップが有料オプションだったり、動作性能的に他より優れているわけではないのですが、まずは安い値段でそこそこのアクセスを見込む時にはオススメのサービスと言えるでしょう。

さくらのレンタルサーバ

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  • ◯ 料金の割にディスク容量がやや多め
  • ◯ 老舗サービスなのでブランド力がある
  • ✕ 機能からすると値段は高く、コスパは良くない

(※515円プランの場合)

月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
515円~ 14日間 80GB~ 100GB~ 20個~

「さくらインターネット」はインターネット黎明期からサービスを提供している会社で、レンタルサーバーの格安化を進めた先駆け的でもあります。

当時は数千円以上が相場だった中で、最安で125円というサービスを出したことは価格破壊として衝撃をもたらしました。
しかし今となっては価格競争が激しくなり、価格的な優位はなくなっています。

格安サーバーとしては標準的な機能ですが、値段の割に転送量の上限と、ディスク容量が少なめになっており、多くのアクセスを捌いたり、多くの画像をアップロードしたいという用途には向きません。

とはいえ一番の良さは機能よりも、「さくらインターネット」という安心・安全のブランドにあるのでしょう。

法人サイトを格安サーバーで運用したい時に信頼性を担保したかったり、さらに安いサービスで障害を発生するのを避けたいなど、消去法的に選ばれることが多いかもしれません。

クイッカ (Quicca)

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  • ◯ 月額90円からと最低料金がとても安い
  • ✕ 転送量や機能面に見ると決してコスパは良くない
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
90円~ 14日間 1GB~ (月間31GB) 10GB~ 0個~

Quiccaは12ヶ月契約なら月額90円からと、業界最安値のレンタルサーバーです。

ただしこのプランはPHPの利用こそできても、MySQLを使えないのでWordPressを運用できず、HTMLページや、シンプルなPHPを動かすことしかできません。

またMySQLの利用ができるプランになると月額230円以上となり、上位プランになっても転送量が1日あたり1GB上限というのはかなり渋めの設定です。いずれにせよアクセスが見込まれるサイト向けではありません。

WordPressを設置したり、一定以上のアクセスを見込むと決してコスパが良いわけではないですが、データベースを使わずにとにかく安く公開したいと言う時には良い選択肢でしょう。

minipip

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  • ◯ 格安料金にも関わらずSSDが使える
  • ◯ アダルトサイトが可能な数少ないサーバー
  • ✕ 転送量が低いので、アクセスの多いサイトでは厳しい
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 PHP CGI MySQL
250円~ 10日間 3.3GB (月間100GB) 25GB~ 1個~

minipopは月額250円からと格安料金にも関わらず、ストレージにSSDを採用しており、素早く読み込まれるのが特徴です。

PHP、MySQLを利用できるので、WordPressも問題なく利用できるほか、月額500円を払えばMySQLも5個利用できるので、マルチドメインでの利用も問題ない。

このように機能的にはコスパが高いのですが、問題なのは転送量の少なさで、下位プランは月間100GB、上位プランでも月間200GBしか許容されていません。

1日に2000PVを超えてくると転送量の上限に達する可能性があるので「個人サイトでアクセスはあまり見込まないけど、WordPressの読み込みを早くしたい」といった方が対象で、PVを多く望む方は転送量の上限が大きな他のサービスを選びましょう。

WordPress専用サーバー

これは文字通りWordPressを運用するのに特化したサービスで、わずか数回のクリックですぐにWordPressが公開できるほか、大量のアクセスを素早くさばくためのチューニングが既になされているのが特徴です。

wpXレンタルサーバー

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  • ◯ エックスサーバーが運用しており、WordPress用にさらに高速化
  • ✕ 初期費用が5,000円とやや高い
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 マルチドメイン
1,000円 14日間 50GB 30GB(SSD) 10個

高機能サーバーで紹介した「エックスサーバー」が提供している、WordPressに最適化されたレンタルサーバーです。

機能性が評価されているエックスサーバーの高水準なパフォーマンスに加え、SSDによるディスクの高速化、高速WebサーバのNginxの採用、リバースプロキシによるキャッシュ処理など、WordPress向けに様々なチューニングがされています。

料金も一律1,000円(12ヶ月契約時)と比較的安く利用できますが、初期費用が5,000円かかるのがややネックかもしれません。

最も長期的に運用するのであれば負担額も減りますし、安心・安全のエックスサーバーの機能をそのままWordPress向けに使いたい方にはオススメです。

WordPress専用サーバーとしては一番人気のサービスで、アフィリエイター目的などでWordPressを立ち上げたいけれど、技術に詳しくないという方によく利用されています。

wpXクラウド

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  • ◯ エックスサーバーのサービスで、7段階からプランを選択できる
  • ◯ 初期費用が無料で敷居が低い
  • ✕ 転送量の上限が低く、アクセスが多いとかえって割高になる

(※500円プランの場合)

月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 マルチドメイン
500円~ 14日間 10GB~ SSD 10GB~ 1個

先ほどと同様に「wpX クラウド」もエックスサーバーが提供している、WordPressに最適化されたレンタルサーバーです。

「wpXレンタルサーバー」では料金が一律1000円だったのに対して、こちらはプランを7段階から選択できて、利用実態に合わせてサーバースペックを柔軟に変更することができます。もちろん一旦契約した後、アクセス数に合わせてプランを上げ下げすることも可能です。

また初期費用もかからないので、お試し感覚で月額500円から始められるように、敷居の低いサービスになっているのも魅力的。

良いこと尽くしのように感じられるかもしれませんが、こちらは転送量の上限が低くなっており、転送量あたりの値段で見ると割高になっています。(下位プランでは月間30万PVを超えると制限がかけられる可能性があります)

突発的にバズってアクセスが急増することもあるので、一定以上のPVが見込めるのなら通常の「wpXレンタルサーバー」を。まずは月額料金なしで始めたいのなら、こちらの「wpXクラウド」を選択すると良いでしょう。

カゴヤジャパン WordPress

  • ◯ WordPress専用では最大級の転送量1日200GB
  • ◯ 初期費用なし、月額432円から始められる
  • ✕ ディスク容量は少なめ
月額料金 転送量/日 ディスク容量 マルチドメイン
432円~ 200GB SSD 20GB~ 1個

レンタルサーバーのカゴヤ・ジャパンがWordPress専用に提供するサービスです。

最大の特徴は転送量が1日200GBとWordPress専用サーバーでは最高水準のため、大量のアクセスが来ても安定して稼働することです。またWordPressを超高速で動かすための「KUSANAGI」という仮想マシンを積んでいるため、動作速度も快調です。

クラウドサービスのようにプランが7つあり、下位モデルでは月額432円、またどのプランでも初期費用が0円と非常に敷居が低くなっているのもオススメです。

どのプランを見ても「wpXクラウド」より安いので、料金・転送量・性能という点から見て最もコスパが良くなっています。

ただし難点としてはディスク容量が少ないことで、長期的に運用して画像を蓄積していく場合は「wpXレンタルサーバー」の方を選ぶと良いでしょう。

Z.com for WordPress

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  • ◯ 初期費用がかからず、月額料金も安い
  • ✕ 訪問数課金なので、PVが多いと割高になる
月額料金 無料期間 転送量/日 ディスク容量 マルチドメイン
750円 14日間 訪問数課金 SSD 10GB 無制限

「Z.com」はGMOが提供しているレンタルサーバーで、「for WordPress」としてWordPressに特化したプランが提供されています。

Z.comの特徴は初期費用が0円で、競合サービスと比べても月額料金が安くなっていることです。他と同様にストレージはSSDになっており、WordPressをすぐに設置できるコマンドも用意されています。

少しおかしな特徴として、通常は転送量で上限を設けているのに対して、Z.comは訪問数を超過する度に課金される仕組みになっています。

月間訪問数は30,000までは無料ですが、それ以降は1,000人が訪問するたびに100円がかかるので(1人あたり0.1円)、アクセスの多いサイトでは割高になってしまいます。

月間3万人、1日あたり訪問者1,000というのはかなり厳しい制限なので、一定以上のPVを見込むサイト向きではありません。

アクセス数をあまり多く見込んでいなかったり、初期費用をなるべく安く済ませ、かつWordPressをサクッと立ち上げたい方にオススメのサービスです。

レンタルサーバーの機能

今回はオススメのレンタルサーバーのみに絞って紹介しましたが、これでも全体からすれば一部だけで、各社が様々な機能を提供することで差別化を図っています。

とはいえ開発者ではない一般の利用者にはなかなか理解しづらいことも多いかと思いますので、ここでは主要な機能に絞って、なるべく分かりやすく紹介していきます。

PHP、CGIについて

多くのレンタルサーバーは「PHP」や「CGI」といったプログラミングに対応しています。(厳密に言うとPHPもCGIの一種なのですが、ここでは深く立ち入りません)

これは何を意味しているのかというと、例えばWordPressを導入しようと思った時に、WordPressはPHPで作られているので、仮にPHPに対応してなければ、WordPressを動かすことは原理的にできません。

少し古いプログラムだとPHPではなくPerlという言語で作られたものがありますので、皆さんが利用しているものがレンタルサーバーで対応しているかどうかをチェックしておきましょう。

WordPressやEC-CUBEといった代表的なツールはPHPで作られていることが多いので、基本的にはPHPが動作するかどうかを確認すれば大丈夫でしょう。

データベース、MySQL

データベースとはデータを永続化させるシステムのことで、例えばTwitterでユーザーがツイートしたときに、その文章が後から何度でも振り返られるのは、ツイートをデータベースに保存することで、その内容が消失せずに後から任意のタイミングでそれを取り出すことができるからです。

現代のプログラムのほとんどにデータベースが使われており、ユーザーが投稿した内容が保存され、後から何らかの形で表示されるものは全てデータベースによるものです。

そしてデータベースで世界で最も使われているのが「MySQL」というソフトウェアです。

WordPressは他のデータベースでも動作させることはできるのですが、MySQLの使用が基本となっているので、WordPressを利用する時にはMySQLに対応しているレンタルサーバーであることを確認しましょう。

例えば「ロリポップ」の最も安いプランだと、「PHPは使えるけどMySQLは使えない」というように必ずしもPHPとセットになっているわけではないことに注意しなければなりません。

SSL通信で情報を安全にやり取りする

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SSLとはウェブサイトのデータのやり取りを暗号化する仕組みで、これが有効になっているとURLが「https」から始まり、ブラウザでは上のように「保護された通信」と表示されることでも馴染み深いですね。

実はhttpsから始まるURLが全て安全というわけではなく、適切な証明書を持ち、暗号化された通信がなされていなければ「保護された通信」とは表示されません。

最近ではほぼすべてのサイトがSSLであると良い(※必須ではない)という風潮になっていますが、とりわけ住所やクレジットカード情報のように、ユーザーの利害に関わる情報を扱う時にSSL通信を行わないとリスクが生じます。

ユーザーとサーバー間で情報をやり取りしているのを、第三者が傍受してしまうとクレジットカード情報などを盗み見ることができるので、仮に傍受されても復元できないようにSSLで暗号化する必要があるのです。

以前はSSLを個人が導入するのは有料で専門知識が求められるために、「共有SSL」といってレンタルサーバー全体でSSLを共有していたのですが、最近では無料で独自のSSLを導入できるケースも増えてきました。

エックスサーバーやZenlogicなどは共有ではないSSLを無料で利用できますので、ECサイトなどセキュアな情報をやり取りするサイトを立ち上げる時には、SSLが利用できるかどうかをチェックしましょう。

転送量とは何か

一般の利用者にはなかなか分かりづらいものながら、実はサイト運営において最もネックになる部分です。

転送量とはスマホの通信量に似たもので、「レンタルサーバーと、サイトを閲覧しているユーザーとの間にやりとりされるデータの総量」のことです。

スマホでたくさん動画を見ると通信制限がかけられてしまうように、レンタルサーバーでもアクセスが大量に来ると転送量の上限に達して、通信速度を大幅に下げられたり、エラーページが表示されてしまったりします。

この転送量は、レンタルサーバー会社にとってなるべく隠したいのか、「よくある質問」を注意深く見ないと掲載されていなかったり、契約してアクセスが増えたは良いが、上限に達してエラーになってしまったという事例も多く発生しています。

それでは転送量とは具体的にどのように計算するのでしょうか。

例) 10KBのHTMLファイルのページに、1枚あたり200KBの画像が10枚掲載されている

ユーザーがあるページにアクセスした時に、このHTMLファイルが読み込まれます。すると、まずHTMLファイルの容量である「10KB」が転送量として加算されます。

そしてこのHTMLには200KBの画像が10枚掲載されているので、ユーザーはアクセスした時に画像もブラウザを通じて読みこんでいきます。すると、画像ファイルにあたる「200KB×10 = 約2MB」の転送量が加算されるので、1ページ読み込まれるたびに、約「10KB + 2MB」が合計の転送量となります。

この他にもCSSやJavaScriptといったファイルも読み込まれるので、ウェブサイトを閲覧した時に生じる転送量は意外と多くなっています。

それでは転送量の計算方法を何となく抑えたところで、レンタルサーバーにおける転送量の問題を紹介しましょう。

例…転送量の上限が1日あたり40GBのサーバーで、1ページあたり2MBのデータ転送が発生する。

「1日あたり40GB」と聞くと多く感じられるかもしれませんが、この場合にユーザーがアクセスできる数は「1日あたり約2万回」となります。(「40960MB(=40GB) ÷ 2MB=約2万回」として計算できます)

もしレンタルサーバーを借りる人が1日10万PVを目指しているのなら、このレンタルサーバーは転送量が少ないので、制限がかけられないよう、より転送量の多いプランやサービスに変える必要があります。

このように転送量の計算は少し面倒ではありますが、上限が低いサービスと契約すると、せっかくアクセスを集めてもエラーになってしまい、移転作業が必要になるケースが多いので、あらかじめ知識として知っておいた方が良いでしょう。

共有ドメインと独自ドメイン

レンタルサーバーの多くは、そのサーバーの契約者が利用できる「共有ドメイン」を提供しています。

例えば共有ドメインが「hatenablog.com」で、契約者が「blog」という名前をつけた場合、利用できるドメインは「blog.hatenablog.com」という形式になります。

でもせっかく自分のウェブサイトを持つのですから、あらかじめ決められたURLではなく、自分だけのオリジナルのURLが欲しいですよね。

そのため大抵のレンタルサーバーでは共有ドメインの他に、契約者が持つ独自ドメインを設定できるようになっています

ただ難しいことに、独自ドメインの方が好きな名前をつけられて嬉しいものの、実は検索エンジンのことを考えるとそうではありません。これまで使用実績のない新しい独自ドメインは、検索エンジンからの信頼性が低く、しばらくは上位表示されにくいという事情があるのです。

一方で共有ドメインは、自分以外の利用者が築き上げてきた信頼を共有することができるので、初めから検索上位に表示されやすくなっています。

企業サイトの場合は独自ドメインであることが求められますが、一般の利用者の場合は必ずしも独自ドメインが良いというわけではないのです。

もっとも独自ドメインを持っていれば、レンタルサーバーを変更したときにもURLを変更する必要がなくなるので、将来サーバーを変更する可能性があるのなら、独自ドメインを持っていた方が良いでしょう。

マルチドメイン

多くのレンタルサーバーは「マルチドメイン」をサポートしています。

これは一つのアカウントで複数のドメインを取得し、それぞれ別のウェブサイトを運用するときに利用します。

例えばWordPressを一つ、さらにECサイトを一つ運用するとき、二つアカウントを作る必要はなく、それぞれにドメインを設定すれば、独立して運用することができます。

ただし転送量は複数サイトの合計となるので、たくさん運用すればするほど転送量の上限に達しやすく、複数サイトを運用する時には、転送量の上限が高いサービスにするのがオススメです。

VPS、クラウドとの違い

よくレンタルサーバーと並んで、「VPS」「クラウド」といった用語が使われることがあります。これはレンタルサーバーとどのように違うのでしょうか。

レンタルサーバーの特徴

まずレンタルサーバーの大きな特徴としては、動作環境があらかじめ決まっていて、契約した人はファイルをレンタルサーバーに設定するだけで、すぐにウェブサイトを稼働させられることがあります。

その代わりに少し設定を変更することはできても、動作環境を好きなようにカスタマイズすることはできません。要は知識がなくてもすぐに始められる一方で、カスタマイズ性が低くなっているのです。

一律の環境を受け入れるということで、料金的にはVPSやクラウドよりも安く提供されています。

  • ◯ 環境がセットアップ済なので、知識がなくてもすぐに導入できる
  • ◯ 料金はVPSやクラウドよりも安い
  • ✕ 動作環境を好きなようにカスタマイズすることはできない

VPS、クラウドの特徴

ではVPSやクラウドはというと、レンタルサーバーと対のような特徴になっています。

VPSもクラウドも、1台のサーバーを複数人が共用することになるのですが、ユーザーひとりが管理者権限を持っているので、そのサーバー環境を自由にカスタマイズすることができます。

ただし、カスタマイズするには「SSHでサーバーにログインして、Unixコマンドを打ち込んで、パッケージをインストールする」といった専門的な知識が必要になるので、開発者以外ではまともに触ることができません。

最近ではリーズナブルではあるものの、それでもレンタルサーバーより価格は高くなっています。

  • ◯ 動作環境を自分が好きなように設定できる
  • ✕ 専門的な知識がないと手を出せない

まとめ

ここまでレンタルサーバーに関する知識とともに、おすすめのレンタルサーバーを紹介してきました。

記事で紹介されていないサービスもあり、一般の利用者ではどれを選べばよいのかで迷ってしまうことが多いので、今回は機能や料金面からオススメのサービスのみをピックアップしました。

皆さんのニーズに合ったレンタルサーバー選びのヒントになれば幸いです。

1 個のコメント

  • 改めて参考にさせて頂いたのですがゼンロジックが良さそうですね。
    これに決めたいと思いますb
    ありがとうございました^^

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