どうも、ゴトーだ。
俺は三度の飯よりゲーム実況が好きでな。
ニコニコ動画の黎明期からずっとゲーム実況を見て育ってきたものだ。
そこで今回はゴトーがおすすめするニコニコ動画のゲーム実況者をランキング形式で紹介していきたい。
興味がない投稿者を見始めるのはなかなか最初は腰が重いものがあるが、一度見てもらえれば面白いと思ってもらえるはずだ。
- 1位 幕末志士
- 2位 胎児
- 3位 もこう
- 4位 ただてる
- 5位 ふぅ
- 6位 キヨ
- 7位 シン
- 8位 ありぽん
- 9位 レオモン
- 10位 アブ
- 11位 牛沢
- 12位 P(ピー)
- 13位 つわはす
- 14位 Yugo1
- 15位 ガッチマン
- 16位 レトルト
- 17位 ねねし
- 18位 P-P
- 19位 M.K.R
- 20位 倭寇
- 21位 加藤純一(うんこちゃん)
- 22位 ティモン
- 23位 SIGUMA
- 24位 スナザメ
- 25位 kson
- 26位 B!KZO
- 27位 M.S.S Project
- 28位 はんじょう
- こちらもどうぞ
1位 幕末志士
これに関しては異論を挟む余地はないだろう。
サッカーに例えるならリオネル・メッシのようなものだ。
メッシの他にもトップレベルの選手はたくさんいるが、そもそもレベルが違うから比較対象にすらならない、といったところだ。
幕末志士の面白さはそれくらい群を抜いている。凡人がいくら面白いことをしても足元にも及ばないのだ。
幕末志士のスタンスとしては動画を乱発せず、一つ一つの作品が全て神回であるということだ。
動画を見ると一発撮りをしているようにも見えるが、一つの動画のために何百回もリテイクをして、ロケハンを長い時には数ヶ月かけることもあるらしい。
幕末志士ということで、西郷隆盛と坂本龍馬の二人コンビでの実況なのだが、常識人でゲームの上手い西郷と、ゲームは下手で場を乱してばかりの坂本の掛け合いが最高に面白い。
実は最初は有力実況者の一人という位置づけだったのだが、マリオ64での「奴が来るシリーズ」あたりから飛び抜けた存在になって、それと同時に厳選された動画しか上げられなくなってしまい、投稿頻度が激減してしまった。
ただ2016年からユーザーチャンネルを開設して、コンスタントに活動するようになった。
相変わらず投稿される動画は全てズバ抜けているので全てがオススメなのだが、中でもオススメしたのが上で紹介したスマブラ64の対戦動画だ。
15分とやや長い動画だが、起承転結が余りにもよく出来すぎていて間違いなく飽きずに見ていられる。
「幕末志士を楽しめなかったらゲーム実況を楽しむのは難しい」(ちょっとだけ、ひろゆき風)
2位 胎児
2015年に発売されたSplatoonが超絶上手い実況者だ。
あまりにも上手すぎて、同じくSplatoonのトッププレイヤーに「日本の宝か!」と大会中に賞賛されたほどだ。
当初は実況プレイではなく、声無しのプレイだけを見せる動画だったのだが、チート級に上手いプレイによって瞬く間に実況動画界に衝撃を走らせた。
この時は胎児がどんなキャラクターの実況者なのかは分かっていなかったが、徐々にお茶目さを売りにした実況者に変貌しつつある。
ハゲているのに嫁がいて、惚気けまくっていて嫁を動画に駆り出したりもしている。
最近ではむしろプレイの上手さよりも胎児のパーソナリティで人気を得ており、スプラトゥーン実況回の中では最も成り上がった人物だろう。
ちなみにあまり知られていないが、初投稿は2009年だったりする。
この時は全くの無名だった。
3位 もこう
今でこそYouTubeに拠点を移しつつあるが、最もニコニコらしい実況者といえばもこうかもしれない。
もこうとはどんな実況者かというと「好きな人は猛烈にハマるが、そうではなければ嫌悪感しかない」と好みが両極端に分かれる実況者だ。
人気実況者であるにも関わらず、ゲームで負けた時にはゲームパッドを投げつけたり、「死ね」という言葉を連呼したりとまともな大人からしたらバカとしか思えない言動を取る。
しかし、凡人がいくらそれを真似しても対して面白くないのだが、もこうがやると猛烈に面白い。
その最たる例がこちらだ。
土下座して、泣きながら(嘘泣き)謝っているだけなのだが、この動画は何と100万再生を突破している。
もこうにとって土下座はメインコンテンツでもあるのだ。
「厨ポケ狩り講座」で鮮烈なデビューを飾り、その後はぷよぷよでヒットを飛ばすが、それに続く動画が出てこないで一時はオワコンになった。
しかし最近は持ち直してきており、シャドウバース実況ではコンスタントに10万再生以上を獲得している。
ちなみにもこうは脱サラして実況に専念しているが、一応稼ぎが良い月なら車一台買えるくらいの収入らしく、実況者ドリームを掴んだ男でもある。
4位 ただてる
アイドル化が著しい実況界において、このアイコン一つで戦ってきた歴戦の強者だ。
もっとも今は失踪していて何をしてるのかはわからない。
今に始まったことではないが、昨今の実況動画は質よりも「投稿者が誰か」というパーソナリティが重視されていて、有力な実況者はYouTubeで毎日複数本を投稿している。
そんな潮流に逆らうように、ただてるは「あまり投稿しないが、動画はどれも猛烈に面白い」というスタンスを貫いている。
貫いているというか、自然とそうなったという方が正しいのかもしれないが。
パワプロ2012のサクセスシリーズが最大のヒット作で、ただてるが思い描いていた選手を作るまで何千回もリセットしてやり直すというストイックな動画になっている。
パワプロには初期能力がやたらと高い「天才型」という選手が極稀に出てくるのだが、常人はそもそも天才型が出て来るまで粘るなんて廃人プレイはしない。
ところが、ただてるはこの「天才型」を更に厳選するというドMプレイを敢行し、さらにその選手をちゃんと育成できなかったら容赦なくリセットするというメンタルが試されるスタンスで、何とかシリーズを完走した。
このシリーズが完結した時には、箱根駅伝でフラフラになっても走りきるランナーの完走よりも感動したね。
5位 ふぅ
この画像だけ見たら、なぜこんな上位にランクインしているか全くわからないかもしれない。
この男は確かに2015年までニコニコのヒーローだったのだ…。(過去形)
先ほども紹介したようにゲーム実況はパーソナリティが重視される「アイドル化」が著しかった。
かつてはゲームの腕や動画の面白さが純粋に評価されていたが、成熟すると共に「どんな動画か」よりも「誰が投稿しているか」に主眼が置かれるようになった。
ただてるが評価されているのも、そんな流れに対するアンチテーゼから来ているが、それに対してただてる自身が直接言及することはなかった。
しかし、ふぅという男はそれに対して痛烈なメッセージを込めた動画を投稿している。
この動画を見た視聴者たちは「やはり実況動画は面白くてナンボだ!アイドル実況者は破滅しろ!」とふぅに賛同し、ふぅはこの時まさしくニコニコの中心に君臨していた。
しかしインターネットというものは因果律が回るもので、今度は批判の矛先がふぅに変わるのに時間はかからず、今ではアイドル実況者どころかネタキャラとして浸透してしまった。
終いに「ゲーム実況は金じゃない!」といきり立っていたふぅ自身が、半年後にはユーザーチャンネルを開設して金稼ぎに走るという、これこそまさにミイラ取りがミイラになることを体現したことにより、もはや誰もふぅをヒーローとみなすものはいなくなっていた。
(後にチャンネルを閉鎖するが、開設した理由は「金に目が眩んだ」と自分で認めている。ついでに20代中盤なのに彼女できたこともないし、LINEはお母さんとしかしないことも暴露した。そして自称イケメンらしい。)
ふぅのおすすめというか単なる紹介じゃないかと思われるかもしれないが、残念ながらふぅの面白さはその一連の経緯そのものにある。
ニコニコ動画というプラットフォームに振り回され、時代の波に飲まれてしまった男の生きざまをぜひ見て欲しい。
6位 キヨ
このイケメンはアイドル実況者の最先端を行く、通称「ウェーイ系実況者」とも呼ばれる。
ニコニコ動画でも最も高い人気があり、年収は1億を軽く超えているとんでもない男だ。
キヨの実況スタンスはパーティゲームを複数人でワイワイプレイするもので、深みのある面白さは決してない。
しかしエンターテイメントというのは大衆に受け入れられとすればするほど、深みよりもわかりやすさが重要視されるものだ。
イケメンのキヨがただ楽しそうにゲームをやっているというその絵面自体がファンにとってはたまらないのだろう。
とか偉そうに評論してみたが、キヨの実況動画は普通におもしろい。
だがキヨを1位にしたらオススメ漫画ランキングで1位をONE PIECEにする」ようなもので、ミーハーと思われるのが嫌だし、下位にすると「通ぶってんなこいつww」みたいに思われるので、この辺に置いておいた。
7位 シン
実況スタイル自体は割りと万人受けする内容で、トレンドにも即しているのだが、シン自体のプライベートが一切明かされていないという謎多き実況者でもある。
それゆえなかなか解説しづらいというブロガー泣かせでもある。
投稿している動画のラインナップとしてはスプラトゥーンかマリオシリーズかファイアーエムブレムか、誰が為のアルケミスト(スマホゲーム)が大半を占める。
中でも人気なのはスプラトゥーン動画で、現在までに累計150本ほど動画を投稿していている。
自由奔放なプレイスタイルそのままに、実況もフリーダムかつ軽快でスプラトゥーンとの相性が非常に良い。スプラトゥーンではなわばりバトルが主体だが、自分の生存はさておき敵陣に無謀な突っ込みをする「ヤクザプレイ」というのが好評を博している。
胎児はプレイスキルが超絶高い系だが、シンは面白さ重視(でもプレイは上手い)の動画になっているのが特徴。
8位 ありぽん
実況動画黎明にはスタンダードだったものの、今ではすっかり下火になってしまった「やりこみ系」の動画を今でも続ける絶滅危惧種の実況プレイヤー。
有力実況者でやりこみ系をメインに据えているのは、数えるくらいしかいない。
やりこみ系は通常のプレイヤーではできないようなスゴワザだったり、無駄なシーンが一切ない効率的なプレイが見れるのだが、先ほども言ったようにゲーム実況が大衆化したことで、そのような深みのある動画は受け入れられなくなってきている。
何より動画を量産できないから費用対効果が悪くて、商業化した実況者は手を付けたがらないジャンルだからかもしれない。
ありぽんはやりこみ系のスタンスで今でも一定の人気を維持している稀有な実況者だ。
ただしメインストリームではなく、四天王の次あたりに控える幹部の一角くらいのイメージ。
9位 レオモン
レオモンといえば何と言っても「金コイシリーズ」だろう。
他にもヒット作がなくはないが、三木道三でいう「life time respect」(「一生一緒にいてくれや〜」のやつ)くらいに代表的な作品だ。
金コイシリーズとはどのようなものかというと、「金のコイキング」というレアかつ非常に弱いポケモン一匹だけでポケモンを全クリするという、とてつもない無謀な企画だ。
この動画は2011年に初投稿されて以来、5年以上たった現在もまだクリアされていない。
途中3年間の失踪期間があったが、なんと仕事をやめて実況界に復帰している。
仕事をやめたからにはさすがに完走も見えてくるのではないかと思われたが、またしても更新がストップしており、もはやニコニコ動画が運営されている間に完結されるのかが不安にすらなってくる。
10位 アブ
今ではすっかりYouTubeにシフトしており、ニコニコ出身のYouTuberとしては最も大成している。
YouTubeのゲーム実況全体でも5本の指に入るくらいの人気ぶりだ。
ニコニコ実況者にランクインさせていいのかと迷ったが、一応既存ファンのために投稿を続けているので10位にランクインさせた。
アブの特徴としては全く無名かつクソゲーを面白おかしくプレイすることで、ゲームチョイスのセンスが光っている。
当時ただのクソゲーだと思われていた学園ハンサムをいち早く実況プレイしているが、今ではアニメ化までしているのでいかにアブに先見の明があったかが分かるだろう。
プレイスキル自体は高くはないが、鬼畜プレイで子供心をくすぐるものになっている。
ニコニコ時代からファンの年齢層が際立って低いことが、YouTubeでも成功した要因かもしれない。
11位 牛沢
普通の顔をしているが、案外アイドル路線に乗って人気を拡大した実況者の一人でもある。
ただし過度なウェーイ系実況者ではなく、ソロでも面白い実況動画をたくさんあげるなど正統派の強みも持っていて意外と隙がない。
もともとはときめきメモリアルを細々と実況していた弱小実況者だたが、はじめの一歩のゲームで赤木剛憲を育てる「ゆっごりシリーズ」でブレイクし、現在までその人気を続けるなど盤石なものとなっている。
代名詞的なゲームとしては、テニスの王子様に牛沢自身がハマっていて系列のゲームを多数実況しており、実際に人気も高い。
テニプリのぶっ飛んだ世界感を本人自身が楽しんでいるのが良いと思う。
仲の良いキヨやレトルトやYouTubeシフトしているのに対して、牛沢はそれほどシフトしていないので、大物の中では数少ない正統派ニコニコ実況者かもしれない。
12位 P(ピー)
かつては5本の指に入る人気実況者で、ミリオン再生も多数記録しているが、現在はすっかり下火になり、1万再生も滅多にいかなくなってしまった。
そんなP(ピー)の代表作は「高速マリオ」だ。
これはマリオブラザーズシリーズを約4.2倍の速度でプレイするというもので、高速に動く画面だけでも面白いが、それにつられてPも一生に早口になって意味不明な言葉を口走るのが猛烈に面白い。
一見するとプレイが下手そうに見えるが、実はスマブラ64では知る人ぞ知る有力プレイヤーだったりもする。
それだけあって驚異的な学習スピードで、高速マリオのステージを死にながらコツを抑えて進めていく様は見ものだ。
高速マリオの他にも目隠しマリオなどもやっているが、目隠ししたら流石にクリアできないので挫折している。
13位 つわはす
「ゲーム実況の息抜きにゲーム実況をする」とまで言われた「実況廃人」のつわはすは、アイドル化の波にも乗って名実ともにトップの実況者として名を馳せていた。
しかし、青春の全てを実況の注ぎ込んだつわはすは、皮肉にも実況によって人生の多くを犠牲にしてしまう。
それはつわはすは実況を通じて知り合った女性と付き合い、さらには浮気をし、その浮気相手を妊娠、中絶させてしまったことが明るみになったからだ。
この余りにも濃厚な一連の経緯について詳しくはこちらを参照して欲しい。
ちなみに中絶させた後の対応が余りにもまずく、実況者を辞めると浮気相手に誓ったにも関わらず影でこっそり続けていたりしたせいで、その相手の怒りを買ってLINEログなどもろもろが流出させられてしまった。
その中には顔出しをしていなかった実況者の顔写真も含まれていて、いわれなき風評を買うことになった。
そんなつわはすだが、実況はとても面白かったし、何より実況を愛していた。
しかし性欲には勝てなかった。そんな無情さをこめて13位にしている。
14位 Yugo1
つわはす繋がりで14位にした。別に動画が際立って面白いわけではない。
この男はFPSプレイヤーで、ニコニコ動画ではスプラトゥーンの実況プレイ動画が人気だった。
もっともそれほど熱狂的な人気ではなく、有名実況者の一人くらいの扱いだったが、ある事件をキッカケに名が知れ渡る。
それは中学生に対する未成年飲酒淫行事件で、その相手である「こまちゃ」という人がTwitterで暴露したことで炎上している。
ちなみに、つわはすと同じく彼女がいるにも関わらず行為に及んでしまった。
長い謹慎期間を経て復活したが、やはり今でもネタにされ続けているし、多分死ぬまで続くだろう。
最近も捨て猫の去勢手術費用をTwitterのフォロワーから集めようとして炎上したりと、何かとお騒がせな実況者。
ちなみにこの顔写真は自ら公開している。別にイケメンでもないのでファンは減ったらしい。
15位 ガッチマン
30代で妻子を持ちながら、ゲーム実況一本で一家を支えるパパ実況者。
見た目はどこにでもいる親父だが、意外にも顔出しを積極的に行ってアイドル化の波に上手く乗って収益化に成功している。
キヨやレトルトのようなアイドル実況者と頻繁にコラボ動画をあげているので、10代女性からの人気が高いかもしれない。
ガッチマンの代表作はホラー実況。
ホラー実況というと、コジマ店員をはじめとしてオーバーリアクションの実況者が多い中、ガッチマンは冷静にサクサクプレイするので一線を画している。
いち早く「プロゲーム実況者」として専業になったため、テレビに出演したり、本を執筆したりメディア展開にも成功した。

パパはゲーム実況者 ガッチマンの愉快で平穏な日々 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- 作者: トラちん,ガッチマン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
16位 レトルト
キヨと並んでアイドル実況者の象徴的存在。
そしてアイドル実況者は女性の固定ファンが根強いため、非常に収益性が高く、レトルトの年収も1億円を超えている可能性が高い。
顔出しもしていて全くルックスは良くないのだが、つわはす事件の時に流出した画像が奇跡の一枚だったためイケメンだとよく言われるなど強運の持ち主でもある。
ゲームの腕はからっきし。むしろ下手で記憶力が乏しいプレイスタイルが可愛らしいとヤングな女性から評判。
パーティーゲームになるとレトルトはいつもボコボコにされるので「レトルトボコボコシリーズ」というタグがつけられるのが定番。
最近はキヨ、アブと同じくYouTubeに活動の拠点を移している。
17位 ねねし
とうにブームの去った「パンツレスリングシリーズ」のネタを今でもふんだんに使用する非常にお上品な実況者。
1分間に30回くらい下ネタを言い続けるので、親の監視があるキッズは絶対に見ることができないだろう。
そして一定の年齢を超えた女性には絶対に受け入れられることがないスタイル。
そんなキワモノ的なキャラクターだが、ゲーム脳ではかなりのもので、「講座シリーズ」と称して、ドンキーコングなどのゲームを誰でも最速でクリアできる講座動画などをあげている。
今更そんなレトロゲームを最速クリアしたいと思う人は少ないのだが、軽快な実況と巧みなプレイスタイルによって普通に見ているだけでかなり面白い。
アイドル化の波に乗りそびれてしまった感があり、プレイスタイル的にも絶滅危惧種に入るタイプの実況者かもしれない。
18位 P-P
ダンスダンスレボリューションの床パッドを使い、足でスーパーマリオシリーズを攻略するという「足マリオシリーズ」の先駆者。
先駆者というが、他の人は真似しても完遂はまずできないから、実質的に唯一のプレイヤーかもしれない。
足マリオシリーズは秀逸で、当然足で操作するから最初は上手く行かないのだが、だんだん足さばきも巧みになって難関ステージをクリアしていくさまは余りにも爽快だ。
もはや足マリオのイメージが強くなりすぎて、普通に手がプレイしているだけで違和感をもたれるかわいそうな男。
(ちなみに手でプレイしても、かなりプレイは上手い)
現在は実況を辞めてしまって、たまに仲の良いキヨのTwitterに登場することで生存報告している。
19位 M.K.R
スマブラ実況でデビューし、その後ゆっくり実況を経て「M.K.R」という余りにも強烈なキャラクターがSplatoon実況によって完成した。
Splatoonでは「ココア神拳」という回線のラグを使ったチートバグの被害者となり、結果的にそれが功を奏して高い注目を集め、一気に人気実況者の仲間入りを果たした。
20歳を過ぎたばかりで、いかにも学生のノリでくだらないことを一生懸命やるバカらしさが面白い。
実況者の中にもファンが多く、2位に挙げた胎児もM.K.Rのファンで「フィーグーやり」という名言が生まれている。
スプラトゥーンのヒットによって有力実況者が多数誕生したものの、一発屋で終わることが多い中、M.K.Rはその地力の高さによって、その他のキングダムハーツやポケモン実況でも一定の人気を維持しており、新参実況者としては指折りの固定ファンを持っている。
20位 倭寇
実は吉本の芸人で、今は続けているかは定かではないが、芸人だけあって顔出しして体を張った動画を投稿するのが特徴。
もっとも体を張るのはイジられ役の相方「籐吉」がほとんどではある。
実況者が素人なりに体を張るのとは、一つレベルの違うものが見られるのでなかなか面白い。
倭寇自身はかなりのゲーマーで、やりこみ系の実況動画もあげているし、スプラトゥーンもトッププレイヤー並に上手かった。
21位 加藤純一(うんこちゃん)
もともとは「うんこちゃん」という投稿者名だったのだが、本名が特定されたことを受けて、正々堂々と「加藤純一」名義で活動している。
加藤純一といえばとにかくうるさい。そして何をするにしても規格外。
ブレイクしたキッカケは6画面で同時にポケモンをプレイするという余りにも無茶なプレイをしたこと。
行き詰まりながらも何とか進めたのだが、四天王の前でデータが破損して残念ながらクリアできなかったが、余りにもスケールの大きい実況プレイに狂信的なファンが多くついた。
その後は定期的に引退したり、失踪したりしながらも最近本格的に復帰を果たしている。
高田健志やもこうとも仲が良く、よくコラボしている。
特に高田健志とは親友だったのだが、とある事件がキッカケで絶縁状態にある。
大手実況者が軒並みYouTubeシフトする中、単体でのYouTubeチャンネルを持っておらず、「初代ニコ生チャンピオン」という異名に相応しい存在として君臨している。
22位 ティモン
ゲーム実況の流れはニコニコ動画からYouTubeにシフトしたことで、新人不足が叫ばれていたニコニコ動画で、2016年9月に彗星の如く現れた大物新人。
初投稿とは思えないほど成熟したトークスキルと、ゲームチョイスによって瞬く間に人気を集めている。
何でもレオモンの盟友らしく、もともとレオモンがニコニコ動画で活動を始めたのはティモンがニコ生をやっているのを見たことがキッカケらしい。
そのレオモンをして「トークスキルはティモンのほうが上」と認めるほどの実力の持ち主。
今のところシリーズ物の投稿はしておらず単発だけだが、どれも新人離れした再生数を集めている。
今後レオモンとのコラボはあるのか、またシリーズ物の投稿をするのか注目だ。
23位 SIGUMA
元プロゲーマーで、2015年に発売されたSplatoon実況で一躍人気実況者となった。
Splatoonでブレイクした実況者は多いが、SIGUMAは発売前の試射会の時点で「元プロゲーマー」という肩書きもあったブレイクしていた。
実は2004年にHALOというゲームの世界大会で5位となったことで、日本人として初めてスポンサー契約した凄い人。
そのためFPSやTPSのエイム力はずば抜けていて、それはSplatoonにおいても発揮されている。
また丁寧な語り口と親しみやすいキャラクターもあって、性別年齢層問わず支持を集めている。
長時間のニコ生配信を定期的に行っていて、最長72時間放送も達成した。
ニコ生では「おじさん」と呼ばれるイジられキャラで、動画とは違った一面が見られるが、最近はそれが定着していて、動画でもイジられキャラになりつつある。
そんなわけか関係ない動画でも「元プロのSIGUMAさん!?」というコメントがたまに見かけることも。
24位 スナザメ
スナザメは天性のヘタレキャラとしてリスナーから愛されている実況者だ。
経歴としては、当初知らない動画にアテレコする「ミリしらシリーズ」でデビューし、その後ゆっくり実況で台頭。
ゆっくり実況のピークが過ぎた頃から実況プレイにシフトして、マリオカートで大ブレイクしている。
ニコニコ動画は「マリオカート8〜スプラトゥーン」あたりの時代がピークで、それから衰退期に入っているように感じるが、スナザメもちょうどそのあたりにピークを迎えている。
その後、ドラクエ実況などを始めたが迷走を極め、原点回帰でマリオカート実況に戻っている。
決してゲームは上手くはなく、ヘタレプレイばかりなのだが、不思議と応援したくなってしまうのがスナザメの魅力だろう。
25位 kson
「日本語下手な外人女の〜」というタイトルでおなじみの、異色の外国人女性実況者。
2016年5月が初投稿ながら、デビュー作で60万再生以上を獲得するなど、2016年のデビュー組では最も再生数を稼いでいる。
ksonは米国南部出身で現在は日本在住で、日本歴も長いということで、タイトルとは裏腹に日本語は結構上手い。ただし英語訛りが強く、ホラーゲームでパニックになりなるとヘンテコな日本語が飛び出したりするのが面白い。
「ぼくのなつやすみ」実況ではアメリカ人から見た日本の夏休みが語られたりと、普通の実況者では出せない味に溢れていている。その他「龍が如く」や「討鬼伝」など日本的なゲームを多く実況しているのが特徴。
そして何より本人は美人かつ巨乳と超ハイスペックなので興味のある紳士諸君はぜひ画像検索をしてみよう!
ここのところ再生数は落ち気味なので、画像検索をした紳士の方々はぜひ応援してあげてほしい。
26位 B!KZO
有力実況者の中ではマリオカート8が最も上手い実況者。
マリオカート実況者はガチ勢がほとんどいないが、B!KZOは希少なガチ勢でもある。
トークスキルもそれなりにあるし、他の実況者とのコラボも行っているが、プレーだけ見ていても面白い。
また、実はあまり知られていないが、オフパコによってプチ炎上して一時引退していたことがある。
幸いにも同じ時期につわはすやyugo1がもっと凄い炎上を起こしていたおかげで、今となっては覚えている人はほとんどおらず、復帰してからは特に何事もなかったかのように実況している。
ちなみに釈明動画を見ると、実況者がいかにモテるかが分かるので、モテたい人は実況を始めるのもアリだろう。
2016年に美容師として独立し、間借りしながらフリーランスの美容師をしている。
どこで仕事しているかもオープンしているので、B!KZOファンは本人に髪を切ってもらうチャンスだ。
27位 M.S.S Project
ニコニコ全体ではキヨの次あたりに人気のある、4人組のゲーム実況、音楽制作ユニット。
もともとは音楽活動を知ってもらうためにニコニコで活動を始めたが、ゲーム実況が伸びたことでそちらが本職になりつつある。
ニコニコではかなり異質な存在で、純粋に面白いゲーム実況をするというよりは、ファンを喜ばせることに特化していて、それゆえチャンネル会員数が非常に多く収益化に成功している。
もっともファンを囲っているくらいだから実況は面白く、4人それぞれのキャラが立っていて、神がかり的に息の合わないコンビネーションによる実況動画となっている。
メンバーは三十路だが、大学生のようなテンションで、ワーキャー楽しそうに実況している。
28位 はんじょう
ポジション的にはスプラトゥーンガチ勢に当たるが、エンタメ寄りでもあるので、スキルと面白さが両立して上手いこと人気を獲得した。
ローラー使いで、相手の動きを先読みして相手を一掃する技術は実況界でも随一の実力。
エンタメ要素としては実況者のとりっぴぃとのコラボ企画や、スプラトゥーンでの試合終了後に降ってくる謎の紙吹雪、そして何より印象的なスプラップ(スプラトゥーンのラップ)などがある。
現役の大学生で、ナチュラルにノリが軽く、寝っ転がりながらとか気楽に見れる実況になっているのも良い。
ただし「スプラトゥーン実況者あるある」なのだが、スプラトゥーン以外の実況はあまり伸びない現象に陥っていて、スプラトゥーンが下火になった時に生き残れるかが不安要素。
youtuberランキングも作ってほしいです
> ブリュワーズさん
コメントありがとうございます。
YouTuberもやります!と言いたいのですが、実は「YouTuber おすすめ」という検索ボリュームが少ないんですよね…。
Twitterでもたまに触れていれているのですが、このブログはどうしても検索意識しないといけなくて、検索を度外視したサブブログは近いうちに開設予定です。
ご希望に添えずに申し訳ございません…。
この記事を見て、久々にニコニコ動画の実況を見たくなりました。ありがとうございました。
自分が見ていた頃は、ハッチやボルゾイ、スギルや塩、囲炉裏、麒麟さんに人気がありましたが、今はまた色々なタイプの実況があると知り、大変参考になりました。