2016年大晦日のテレビ視聴率。紅白が昨年より上昇、民放はガキ使がトップ。

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より大晦日が好きでな。
大晦日はテレビ業界の視聴率競争が一段と激しくなるだけに、プレミアムな放送が楽しめるからだ。

さて2016年大晦日の視聴率競争がどうなったのか、テレビ視聴率を紹介していきたい。

テレビ視聴率の一覧

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NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京による2016年大晦日の視聴率一覧は以下の通り。

視聴率 番組名 時間帯
35.1% NHK 第67回NHK紅白歌合戦- 第1部 19:15~20:55
40.2% NHK 第67回NHK紅白歌合戦 – 第2部 21:00~23:45
17.7% 日テレ 絶対に笑ってはいけない科学博士24時! – 第1部 18:30~21:00
16.1% 日テレ 絶対に笑ってはいけない科学博士24時! – 第2部 21:00~24:30
6.5% TBS 史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016 – 第1部 18:00~?
6.3% TBS 史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016 – 第2部 ? ~ 21:35
5.5% TBS 史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016 – 第3部 21:35 ~ 22:35
4.2% TBS 史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016 – 第4部 22:35 ~ 23:35
5.6% フジテレビ RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 – 第1部 18:00~19:00
7.1% フジテレビ RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 – 第2部 19:00~21:00
5.7% フジテレビ RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 – 第3部 21:00~22:50
3.6% フジテレビ RIZIN FIGHTING WORLD GRAND PRIX 2016 – 第4部 22:50~23:45
7.1% テレ朝 くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016 – 第1部 18:00~19:00
5.8% テレ朝 くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016 – 第2部 19:00~21:00
5.0% テレ朝 くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016 – 第3部 21:00~23:45
6.9% テレ朝 くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016 – 第4部 23:45~25:00
2.5% テレ東 ウソのような本当の瞬間! 30秒後に絶対見られるTVスペシャル 19:00~21:30
3.9% テレ東 ボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦 21:30 ~ 23:30

NHK – 紅白歌合戦

  • 1951年から始まり、2016年で67回目
  • 最高視聴率は1963年の81.4%、最低視聴率(2部)は2015年の39.2%

もはや説明不要の国民的な大型音楽番組。
初めて視聴率統計が取られた1962年の第13回には80.4%を記録している。

年度 視聴率
2012年 1部 33.2%
2012年 2部 42.5%
2013年 1部 36.9%
2013年 2部 44.5%
2014年 1部 35.1%
2014年 2部 42.2%
2015年 1部 34.8%
2015年 2部 39.2%
2016年 1部 35.1%
2016年 2部 40.2%

かつては視聴率80%を超えることもあったが、1980年代後半からは下降傾向で、2015年は歴代最低の視聴率となった。
今年はそれよりもやや持ち直して、第1部は34.8%→35.1%、第2部は39.2%→40.2%としている。

日テレ – 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!

  • 2006年に放送が始まり2016年で11度目の放送
  • ほぼ毎年民放トップとなっており、最高視聴率は2013年の19.8%

2006年から大晦日の特番が始まり、当時民放は格闘技番組が強かったものの、ガキ使がそれに食い込むと、やがて民放トップの座を盤石のものとしている。

年度 視聴率
2012年 1部 16.8%
2012年 2部 16.5%
2013年 1部 19.8%
2013年 2部 17.2%
2014年 1部 18.7%
2014年 2部 16.0%
2015年 1部 17.6%
2015年 2部 15.3%
2016年 1部 17.7%
2016年 2部 16.1%

今年も圧倒的大差で民放1位の座を守っている。
昨年よりも視聴率を上げており、第1部は17.6%→17.7%、第2部は15.3%→16.1%となった。

TBS – KYOKUGEN

  • K-1中継が終了した2011年から6年連続の放送
  • 2013年には14.5%の高視聴率を記録したが、下落傾向にある

かつてTBSはK-1を放送しており、2003年には最高視聴率で民放史上初めて紅白歌合戦を上回った。
K-1の放送がなくなってからは、アスリートの挑戦にフォーカスした「KYOKUGEN」を毎年放送している。

年度 視聴率
2015年 1部 8.8%
2015年 2部 7.7%
2015年 3部 9.0%
2015年 4部 4.6%
2016年 1部 6.5%
2016年 2部 6.3%
2016年 3部 5.5%
2016年 4部 4.2%

KYOKUGENの目玉は昨年から引き続き、元K-1王者の魔裟斗の一夜限りの復活の試合。

昨年は9.0%で、今年は2部の時間帯に含まれている。
厳密な視聴率は不明だが、おそらく魔裟斗の試合も視聴率を落としているだろう。

フジテレビ – RIZIN

  • 2013年には視聴率2%台と記録的な低視聴率となった
  • 2015年から格闘技中継を復活させたが、あまり奮わない

フジテレビは格闘技中継を打ち切って以来、低視聴率にあえいでいたが2015年から再び格闘技のRIZINを放送している。

年度 視聴率
2015年 1部 5.0%
2015年 2部 7.3%
2015年 3部 3.7%
2016年 1部 5.6%
2016年 2部 7.1%
2016年 3部 5.7%
2016年 4部 3.6%

昨年とほぼ横ばいだが、やや微増といったところか。
かつてのPRIDE中継からは半減しているが、RIZIN以前の特番よりは高い視聴率となっている。

テレ朝日 – くりぃむvs林修!年越しクイズサバイバー

  • 2014年から放送が始まり民放2位前後をキープ
  • ちなみに林修の「今でしょ」がブレークしたのは2013年

テレビ朝日は2014年から、くりぃむしちゅーと林修によるクイズ番組を3年連続で放映している。
大晦日に限らず、特番時期になると不定期に放送されている。

年度 視聴率
2015年 1部 10.0%
2015年 2部 7.0%
2015年 3部 5.6%
2015年 4部 7.3%
2016年 1部 7.1%
2016年 2部 5.8%
2016年 3部 5.0%
2016年 4部 6.9%

昨年からやや視聴率を落としたが、何気に昨年から民放2位の視聴率となっている。
TBSやフジテレビの制作費がいかにも高そうなのと比べると、コスパが良さそうだ。

テレ東 – ボクシング THE BEST OF BEST

  • 各局が格闘技中継を打ち切った後も放送を続けており、テレ東としては高視聴率を記録
  • 2015年からはフジのRIZINの影響からか下落傾向

テレビ東京のお抱えボクサーである田口良一と内山高志の世界戦が恒例となっている。
内山高志は2011年から6年連続の大晦日マッチとなった。

年度 視聴率
2013年 5.1%
2014年 5.6%
2015年 3.7%
2016年 3.9%

フジテレビが低迷していた時代はボクシング中継がそれを上回っていたのだが、2015年からは格闘技の視聴者層がRIZINと食いあっているのか視聴率は下降気味。
2011年から出場している内山高志は引退可能性が高く、2017年の中継は厳しいかもしれない。

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