ポケモンの歴代売上を紹介。「赤緑」から「サン・ムーン」まで。

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
データが好きなので、売上データも昔からよく眺めたいたものだ。

今回はふと気になってポケモンの歴代売上を調べてみた。
世界的なタイトルだけあってとてつもない売上になっている。

ポケモンシリーズについて

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ポケモンと言えば株式会社ポケモンが発売している世界的なゲームタイトルだ。
1996年に発売され、2016年現在に至るまで未だ人気は衰えることなく、世代を超えて愛され続けている。

日本だけでなく世界的にヒットしているのも特徴で、2016年にスマホゲームの「ポケモンGO」が世界中でブームを起こしたのも記憶に新しい。

初代の「赤・緑」から現行の「サン・ムーン」までの一覧は以下のようになっている。

発売日 タイトル 派生作品
1996年2月27日 ポケットモンスター赤・緑 青 / ピカチュウ / ファイアレッド・リーフグリーン
1999年11月21日 ポケットモンスター 金・銀 クリスタル / ハートゴールド・ソウルシルバー
2002年11月21日 ポケットモンスター ルビー・サファイア エメラルド / オメガルビー・アルファサファイア
2006年9月28日 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール プラチナ
2010年9月18日 ポケットモンスター ブラック・ホワイト
2012年6月23日 ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
2013年10月12日 ポケットモンスター X・Y
2016年11月18日 ポケットモンスター サン・ムーン

歴代売り上げランキング

世界累計での売上のランキングとなっている。
派生作品・リメイク作品は含まない

順位 タイトル 世界売上 国内売上
1位 ポケットモンスター赤・緑 3000万本 822万本
2位 ポケットモンスター金・銀 2310万本 730万本
3位 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 1763万本 582万本
4位 ポケットモンスター ルビー・サファイア 1622万本 544万本
5位 ポケットモンスター X・Y 1564万本 448万本
6位 ポケットモンスター ブラック・ホワイト 1560万本 547万本
7位 ポケットモンスター サン・ムーン 1469万本 292万本
8位 ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 781万本 304万本

「ポケットモンスター サン・ムーン」に関しては、2016年11月に発売されたばかりなので、今後変動する可能性あり。

ポケットモンスター 赤・緑

  • 1996年2月27日発売
  • 国内約822万本 / 世界約3000万本

原点にして売上も最高の作品。機種はゲームボーイ。

当初は出荷本数が約23万本だったが、その後のメディアミックスによる影響で社会現象となり、国内だけで約822万本を売り上げた。
国内のゲーム売上では歴代最高のセールスとなっている。

通信ケーブルを使ったポケモンの交換や、通信対戦は全国の小学生の中でコミュニケーションツールにすらなっていた。
間口が広く、誰でも遊べるゲームながらポケモンの収集や対戦の駆け引きなど長く遊べる要素があったことで、ブームは次回作の金銀が発売されるまで続くことになる。

青バージョン

  • 1996年10月15日発売
  • 国内約201万本

「赤・緑」から8ヶ月後に、カメックスがパッケージの青バージョンが発売された。
オープニングシーンや図鑑のテキスト、登場ポケモンが変わったマイナーチェンジながら200万本以上を売り上げている。

ピカチュウバージョン

  • 1998年9月12日発売
  • 国内約316万本 / 世界約1464万本

映画の公開や「金・銀」バージョン発売延期に対するお詫びの意味で作られたもの。
最初に手に入るポケモンがピカチュウとなっており、主人公の後ろに常にピカチュウがついて回るのが特徴。

こちらもマイナーチェンジながら世界で1416万本を売り上げるスマッシュヒットとなった。

ファイアレッド・リーフグリーン

ポケットモンスター リーフグリーン

ポケットモンスター リーフグリーン

  • 2004年1月29日発売
  • 国内約318万本 / 世界約1182万本

こちらは機種をゲームボーイからゲームボーイアドバンスに変えてのリメイク作品。

「ルビー・サファイア」の後に発売されたので、それまでに搭載されたシステムが取り込まれており、グラフィックの違いも相まって別作品のようにすら感じられる。

ポケットモンスター 金・銀

ポケットモンスター 金

ポケットモンスター 金

  • 1999年11月21日発売
  • 国内約730万本 / 世界約2310万本

「赤・緑」発売から間もなくして「ポケモン2」として発表され、本来なら1997年末に発売予定だった。しかし開発の遅れや、ロムカセットを製造していた台湾地震の影響から、延期を繰り返し1999年11月に発売を迎えた。

前作から新しいタイプや能力値の追加され、性別やタマゴといった現在まで続くシステムが搭載されている。
また当時としてはユニークな時計機能があり、現実時間に合わせて朝・昼・夜と時間が変わり、それぞれの時間帯にしか出現しないポケモンもいた。

売上はポケモンシリーズとしては歴代2位の世界2310万本。
初期は供給が追いつかず、入手困難となっていたが、それを感じさせないセールスとなった。

クリスタルバージョン

ポケットモンスター クリスタル

ポケットモンスター クリスタル

  • 2000年12月14日発売
  • 国内約184万本

ポケモン青にあたるようにマイナーチェンジではあるが、本作ではパッケージにもなっているスイクンがフォーカスされており、スイクンマニアのミナキというキャラクターが登場したりと、若干シナリオも変更されている。
またシリーズで初めて女の子の主人公が選べるようになった作品でもある。

ハートゴールド・ソウルシルバー

ポケットモンスター ハートゴールド(特典無し)

ポケットモンスター ハートゴールド(特典無し)

  • 2009年9月12日発売
  • 国内約392万本 / 世界約1272万本

当時売れに売れていたニンテンドーDSでの発売だったこともあり、リメイク作品としては歴代最高の世界1272万本のセールスとなった。

ルビー・サファイアで導入されたダブルバトルなどが組み込まれており、とりわけ本体性能の向上によるグラフィック面での進化が目覚ましかった。

ポケットモンスター ルビー・サファイア

ポケットモンスター ルビー

ポケットモンスター ルビー

  • 2002年11月21日発売
  • 国内約544万本 / 世界約1622万本

この頃にはポケモンブームも落ち着いており、機種も普及台数のさほど多くないゲームボーイアドバンスに移ったが、相変わらず高い売上を維持している。
シリーズではじめてハードが変わったこともあり、グラフィックの向上はもちろんのこと、ダブルバトルのような複雑なバトルも今作から導入されている。

ゲームボーイからアドバンスへの通信ができず、赤・緑のポケモンの多くは入手できなかったが、後にアドバンスでファイアレッド・リーフグリーンが発売されたことで、全てのポケモンを入手することができるようになった。

エメラルドバージョン

ポケットモンスター エメラルド

ポケットモンスター エメラルド

  • 2004年9月16日発売
  • 国内約219万本 / 世界約632万本

エメラルドもマイナーチェンジ版ではあるが、国内だけで200万本を超えるヒットになった。

これまで通り出現ポケモンの変化がメインだが、シナリオが変更されたことで、伝説のポケモンであるグラードンとカイオーガが両方捕獲できるようになっている。

オメガルビー・アルファサファイア

ポケットモンスター オメガルビー - 3DS

ポケットモンスター オメガルビー – 3DS

  • 2014年11月21日発売
  • 国内約312万本 / 世界約1318万本

ルビー・サファイア発売から12年が経過し、ニンテンドー3DSでのリメイク作品で、グラフィックが3D表示になった。

元々のストーリーにメガシンカにまつわるエピソードが加えられたり、レックウザがメインのストーリーが追加されるなど、これまでになく変更点の多いリメイク作品でもある。

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール

ポケットモンスター ダイヤモンド(特典なし)

ポケットモンスター ダイヤモンド(特典なし)

  • 2006年9月28日発売
  • 国内売上582万本 / 世界売上1763万本

初代から徐々に売上が下がっていたが、ダイヤモンド・パールは世界的にブームになったニンテンドーDSでの発売ということで売上をルビー・サファイアから伸ばしている。

ニンテンドーDSの性能を活かしてフィールドが3D表示になり、地形が立体的に描写されるようになった。
ただしこの時はまだバトルシーンでは従来通りドット描写だった。

プラチナバージョン

ポケットモンスター プラチナ(特典無し)

ポケットモンスター プラチナ(特典無し)

  • 2008年9月13日発売
  • 国内売上260万本 / 世界売上686万本

マイナーチェンジ版で、これまで同様オープニング、出現ポケモンの変更、一部シナリオの追加などが行われた。
前作のエメラルド版から売上を伸ばしている。

ポケットモンスター ブラック・ホワイト

ポケットモンスター ブラック

ポケットモンスター ブラック

  • 2010年9月18日発売
  • 国内売上547万本 / 世界売上1560万本

ダイヤモンド・パールに続いて2作目のニンテンドーDSでのポケモン。
本作では、クリア前に登場するポケモンが全て新規ポケモンという挑戦的なものとなっている。

またこれまでは友達同士でしか対戦できなかったが、オンラインでのWi-FI対戦に対応したことから、対戦をさらにやりこむプレイヤーが増えた。

ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2

ポケットモンスターブラック2

ポケットモンスターブラック2

  • 2012年6月23日発売
  • 国内売上約304万本 / 世界売上約781万本

今作はマイナーチェンジ版ではなく、完全新作として発売されている。
またポケモンシリーズにナンバリングがついたのもこの作品が初めてのこと。

さらに新機種(ニンテンドー3DS)が発売後に旧機種向けに発売されたのも初で、発売された背景としては結構異色でもある。
フォルムチェンジなど新要素を取り入れたが、売上は残念ながらシリーズ最低になっている。

ポケットモンスター X・Y

ポケットモンスター X

ポケットモンスター X

  • 2013年10月12日発売
  • 国内売上約448万本 / 世界売上約1564万本

機種がニンテンドー3DSとなり、これまでフィールドだけだった3D表示が、バトルシーンや登場キャラクター、ポケモンにまで対応されるようになった。
新しいシステムとしてはメガシンカが代表的で、新しい厨ポケが登場することにもつながった。

X・Yはシリーズで初めて世界同時発売となっており、そんな背景から7ヶ国語をユーザーが選択できる。また、マイナーチェンジや続編が発売されなかったのもX・Yが初。

ポケットモンスター サン・ムーン

ポケットモンスター サン - 3DS

ポケットモンスター サン – 3DS

  • 2016年11月8日発売
  • 国内売上約358万本 / 世界売上約1469万本

ニンテンドー3DSでの2作目となるタイトル。
この記事を書いている時点では発売から2ヶ月半ほどだが、初回出荷1000万本を達成するなどセールスは順調。

バトル中1回のみ発動可能な「Zワザ」、舞台となるアローラ地方特有の姿である「リージョンフォーム」、またサン・ムーンという設定を活かして「ムーン」では本体時計から12時間ずれた状態となるなど様々な新要素が組み込まれている。

噂レベルではあるが、マイナーチェンジ版の「ポケモン スターズ」がニンテンドースイッチで2017年に発売されるとの話もある。

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