どうも、ゴトーだ。
俺は三度の飯よりテニスが好きでな。
今日は朝早起きして、錦織の応援をしていたのだが残念ながら敗れてしまった。
だが試合前にマレーがワウリンカを破ったことで、決勝トーナメントの進出が決まっている。
今回は錦織が決勝トーナメントで当たるジョコビッチとの対戦成績などを紹介してきたい。
錦織の準決勝の相手はジョコビッチ!
錦織はグループAの2位だったため、グループBの1位であるジョコビッチと準決勝で対戦する。
もしかしたらジョコビッチって誰やねん、という迷える子羊ちゃんがいるかもしれないので説明しておこう。
ジョコビッチとは、グランドスラムという最もグレードが高い大会を6年で11回も優勝している強すぎる男だ。今年は全豪オープン、全仏オープンを制覇している。
しかも今行われているATPワールドツアーファイナルズではTOP8のが集う大会にも関わらず4連覇中と、とんでもない奴だ。
左右の素早いフットワークを活かしたベースラインでの攻防は間違いなく世界最高で、甘いボールはほとんど返さない。
ボールコントロールも良く、ミスで自滅することも少なく、隙らしい隙がない完璧超人だ。
ルックスもハンサムで性格もナイスガイなのだが…実はもともとはネタキャラだった。
まずはこちらの画像を見て欲しい。
これはコラ画像ではない。
ロシアの妖精ことマリア・シャラポワのモノマネをしている画像で、実はジョコビッチは世界最高のプレイヤーであると当時に、ものまねタレントでもあるのだ。
それに飽き足らず全仏オープンの公式企画ではカラオケで熱唱していたりする。
ジョコビッチはBIG4に数えられてはいたものの、ナダルやフェデラーの強さが際立っていた時代にはむしろこういった賑やかし的な存在だったのだ。
最近の強いジョコビッチしか知らない人には意外な一面かもしれない。
実家がピザ屋なのに小麦アレルギー
そんなジョコビッチが飛躍したのは食事改善を行ってからだと言われている。
何でもジョコビッチは小麦や大麦などに含まれるグルテンや乳酸品に対して不耐性があると2010年に発覚し、それからグルテンフリーの食事を取り入れてからはみるみる成績が向上した。
これを受けてたまに「小麦を取るとパフォーマンスが落ちる」なんて言われているが、ジョコビッチが不耐性なだけで、普通の人はそこまで気にする必要はない。
ちなみにジョコビッチの実家はピザ屋という皮肉がある。
ついでに小麦ほどではないがトマトにも不耐性があるらしくて、とことんピザの神様からは愛されなかった男なのだ。
まあジョコビッチにとっては災難だったが、こういうのを見ると単に強いだけでなく案外親しみやすいキャラクターだというのがわかる。

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錦織とジョコビッチの対戦成績
さてジョコビッチ談義に花を咲かせすぎてしまったが、本題に戻ろう。
錦織とジョコビッチの戦績は上の画像のとおり、錦織にとって2勝10敗と負け越している。
一時は2勝1敗でむしろ得意としていた相手のはずだったが、そこから9連敗中で分が悪い相手になってしまった。
戦績の一覧はこちら。
年度 | 大会 | 勝者 |
---|---|---|
2010 | 全仏オープン | ジョコビッチ |
2011 | スイス室内 | 錦織 |
2014 | マイアミ・マスターズ | W/O(棄権) |
2014 | 全仏オープン | 錦織 |
2014 | パリ・マスターズ | ジョコビッチ |
2014 | ATPファイナル | ジョコビッチ |
2015 | BNLイタリア国際 | ジョコビッチ |
2015 | ATPファイナル | ジョコビッチ |
2016 | 全豪オープン | ジョコビッチ |
2016 | マイアミ・マスターズ | ジョコビッチ |
2016 | マドリード・マスターズ | ジョコビッチ |
2016 | BNLイタリア国際 | ジョコビッチ |
2016 | ロジャーズ・カップ | ジョコビッチ |
惨敗した試合もあれば、あと一歩まで追い詰めた試合もあり、いつも「あとちょっとで勝てる詐欺」みたいになっているが、結局のところ9連敗してしまっている。
全勝のジョコビッチと1勝2敗の錦織
そんなジョコビッチも今年の後半戦は4大会連続で優勝を逃していて、調子を落としている。
本人は詳細に語ってはいないが左手首を怪我していたとも言われていて、長らく守っていたランキング1位をマレーに譲っている。
ただATPツアーファイナルでは予選ラウンドでは3連勝していて、強敵のラオニッチにもストレートで勝っていたり調子を戻しつつある。
特に3試合目はモンフィスが棄権してランキング11位のゴフィンを相手に楽に勝っているし、体力的にも余裕があるだろう。
それに対して、錦織は今日のチリッチ戦は2日前のマレーとの死闘による疲労からか、第2セット以降は別人のように調子を落として覇気が感じられなかった。
さらに中1日挟まず連戦になるので、体力をどこまで回復できるかが一番の鬼門になる。
総力戦になってもジョコビッチは心身ともにタフなのでまあ厳しいだろう。
マレー戦まではあわよくばジョコビッチに勝てるのではとも思われていたが、ここまでくれば負けて元々みたいなところではある。
テレビ放送について
この試合はNHK BS1で日本時間20日(日)の午前4:55から放送される。
試合開始時間は午前5時頃の予定だ。
ちなみに準決勝のもう一試合の「ラオニッチ vs マレー」は19日(土)の22:55から放送される。
錦織が仮に勝ち上がれたら、この試合の勝者と対戦することになる。
このゴトーもテレビの前から声援を送るので、皆さんも一緒に応援しようじゃないか。
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