無双☆スターズってどんなゲーム?過去最大級のコラボにオプーナを使える権利まで貰える!

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
もちろん無双シリーズは黎明期からプレイしている。

さて今回は、無双シリーズの中でも過去最大級のコラボを実現した「無双☆スターズ」について紹介していきたい。
噂の「オプーナを最初から使える権利」について特に力を入れて書いている。

無双☆スターズについて

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無双☆スターズとは、三國無双や戦国無双シリーズでおなじみのコーエーテクモから発売される、全く新しい無双ゲームだ。
つのだ☆ひろと似たようなネーミングは仮称ではなく、正式名称となっている。

三國無双や戦国無双はもちろん、NIJAGAIDEN、デッドオアアライブ、討鬼伝、ソフィーのアトリエ、挙句の果てにオプーナまで、全くジャンルの異なるコーエーテクモのゲームキャラクターがゴリゴリのコラボをするゲームとなっている。

コーエーテクモゲームスの部署の垣根を超えて、10作品から30前後のキャラクターが登場。
意外とキャラクター数が少ないのは、それぞれのキャラクターの掛け合いやストーリー展開を重視したからとのこと。

無双シリーズのコラボと言えば、無双OROCHIシリーズが思い出されるが、OROCHIはあくまで三國無双と戦国無双がベースになっているのに対して、こちらはアクションこそ本家無双シリーズをベースとしているものの、キャラクターやゲームシステムは本家とは一線を画しているのが特徴。

今となっては知らない人のほうが多いと思うので、後ほど詳しく解説するが、伝説のネタキャラであるオプーナの登場と、このゲームのネーミングによってキワモノ感が満載ではあるが、何気に面白そうなゲームではあるので紹介していきたい。

基本情報

無双スターズPlayStation4とPlayStation Vitaで2017年3月2日に発売予定。
その他の基本情報は以下の通り。

ジャンル アクション
開発元 オメガフォース
発売元 コーエーテクモゲームス
対応機種 PS4, PS Vita

価格

PS4 パッケージ版 7,800円
PS4 ダウンロード 7,800円
3月15日まで10%オフ
PS4 TREASURE BOX 12,800円
PS Vita パッケージ版 6,800円
PS Vita ダウンロード 6,800円
3月15日まで10%オフ
PS Vita TREASURE BOX 11,800円

無双シリーズでおなじみのTREASURE BOXには以下のものが同梱されている。

  • 『無双☆スターズ』ビジュアルブック
  • 『無双☆スターズ』オリジナルサウンドトラックCD(3枚組)
  • 『無双☆スターズ』湯けむり布ポスター(リバーシブル)
  • 『無双☆スターズ』ポストカードスクールカレンダー

ストーリー

公式サイトからの引用。
凄く読みづらい文章なので要約するとこんな感じになる。

『奇跡の泉という力で長く繁栄した世界だったが、泉を操っていた王が死に、世界が滅亡しそうになっていた。
そんな時、王女の「環」が異世界の英雄を呼び出して世界に秩序を取り戻してもらおうと思っていたが、儀式に失敗して英雄が散り散りになってしまう。

英雄は見知らぬ世界に迷い込むと、どういうわけか王族は環の他に2人いて、3人それぞれが王位を狙って争うことになる。』

奇跡の”泉”の力により、長く繁栄してきたとある世界――。

そこは今、滅亡の危機に瀕していた。
泉の力を操っていた王が急死し、同時に泉も枯れてしまったのである。残された王妃は、世界を救うべく、娘に古い言い伝えを聞かせる。

“泉が力を失い、世が滅びに向かいし時、異界の英雄降り立たん。
英雄、祠に己が力を与え、泉を再び蘇らせん。
英雄を導きし者、戴冠の儀を経て王となり、世に大いなる繁栄をもたらさん”

母の言葉に従い、王女・環は異世界の英雄を呼びだす儀式を行おうとする。
しかし、最後の最後で力が暴走。招かれた英雄たちは、各地に散ってしまう。

そして――

見知らぬ世界へ迷い込み、困惑する英雄たちそれぞれの前に、協力を求める者が現れる。
だが、それはかの環だけではなかった。王位を狙う王族は、全部で三人存在したのだ。

かくして、英雄たちは三つの勢力に分かれ、争うこととなった……。

無双☆スターズのアクション

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「何でもあり感」が強いゲームだが、タイトルに「無双」とついているだけに、あくまでベースは無双シリーズを踏襲している。

□ボタンと△ボタンが基本攻撃となっており、操作感も無双シリーズとおそらく同じだが、今作だけのオリジナルアクションが多数存在する。

リーダーと4人のメンバー

戦闘では「リーダー」と「メンバー」に分かれており、プレイヤーはリーダーとなって戦闘を行い、メンバーはサポートキャラとして仲間のキャラクターを最大4人まで参加させられる。

メンバーはそれぞれ連携技が用意されていたり、相手と遭遇した時に固有の会話が行われたりするので、色んなメンバーを連れて行く楽しみが出てきそうだ。

無双フィーバー

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どのような位置づけになるのかは定かではないが、おそらく従来の無双乱舞に代わるアクションとして「無双フィーバー」が用意されている。

無双フィーバーはリーダーと4人のメンバーが一体となって繰り出す必殺技で、上の画像のようにメンバーがカットインしてきて、熱いセリフや動きでプレイヤーを鼓舞してくれるだけではなく、援護射撃もしてくれる。終了時にはメンバー全員が画面内に現れて、周囲の敵を一掃する。

ヒーロースキル

キャラクターはそれぞれ「ヒーロースキル」と呼ばれる固有技を3種類持っており、おそらくリーダーではなくメンバーの時にこのヒーロースキルを発動してくれる。
敵側として現れた時も使用してくるとのこと。

友好度

全てのキャラクター間には「友好度」と呼ばれるパラメーターがあり、戦闘内外の行動によって上げることができる。友好度が一定以上になると、そのキャラクター同士の特別なイベントやメッセージが登場する。

また多くのキャラクターの友好度を上げることで、「交友範囲」も拡大し、何らかの要素が開放されていくとのこと。

全体的にスマホゲームっぽいのが特徴でもある。

システム

マルチシナリオ、マルチエンディング

これまでの無双シリーズと言えば、各キャラクター毎か勢力毎(魏・呉・蜀など)のストーリーを一本道で進んでいって、エンディングを見るというのが既定路線だったが、本作ではそれを踏襲せず、プレイヤーの行動に合わせてシナリオやエンディングが変化することになる。

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ワールドマップという全体マップを歩きながら、戦闘を進めていき、様々なバトルやイベントが展開される。
どのバトルを行うか、誰を仲間にするかどうかはプレイヤーの自由で、クリアしたバトルや仲間の有無によってストーリーが変化していく。

具体的にどのような分岐になるのか、またどんなエンディングになるのかは不明だが、特定のキャラクター同士の掛け合いなどもあり、やりごたえのあるストーリーになりそうだ。

風呂場

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プレイヤーの拠点となる「聖域」には風呂場といういかがわしい場所が存在する。

討鬼伝シリーズの「禊場」のように、仲間にしたキャラクターが風呂で疲れを癒やしているところに、プレイヤーが入っていって、会話を楽しむことができる。

楽しむのは本当に会話なのかは、プレイをしている皆さん次第だ。

登場キャラクター

3人の王族

ストーリーを読み飛ばしてしまった人に改めて説明すると、このゲームは泉の力を操っていた王が死んでしまったことで、王族の「環」が英雄を呼び寄せて秩序を保ってもらおうとしたが、それに失敗。
すると何故かその他に二人の王族が現れて、3つの勢力に分かれて王位を争うというもの。

この3人の王族はオリジナルのキャラクター。なぜか獣で、ストーリーの核を担う存在でもある。

環 (たまき)

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次の王と予言された少女で、泉に残された力を使って英雄たちを異世界へ召喚しようとしたが、それに失敗したことが物語の始まり。
穏やかで礼儀正しく、崩壊しつつある世界に胸を痛めていて、秩序を取り戻すために必死。

志貴 (しき)

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前王の長男で、環の兄に当たるが、年齢は同じくらいらしい。
実の家族である環や、従兄弟の刹那にも容赦なく襲いかかる獰猛さがあるが、その意図は不明。

刹那 (せつな)

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早くに亡くなった前々王の子で、環と志貴にとっては従兄弟だが、2人とは実の家族同然に育てられた。冷静そうに見えるが、活発な性格で、熱くなりやすくじっとしていられない。

父親が死んだ時には幼かったために王位を継ぐことができず、異世界の危機に際してどさくさに紛れて「真の王位継承者」を名乗って、環の前に立ちはだかる。

何か腹が立ちそうなキャラ。

10作品から30人前後のキャラクターが登場

これらの新キャラクター以外にも、他作品で登場した有名なキャラクターが10作品で30人前後登場する。
30人というと無双OROCHIシリーズと比べるとずっと少なくなっているが、これは一人ひとりのストーリーやキャラクターとの掛け合いを重視しているためで、厳選した30人ということになっている。

発売後に有料ダウンロードとして追加キャラクターを導入する際は、ストーリーもセットで追加される見通しとのこと。

なお三國無双シリーズは「7」、戦国無双シリーズは「4」をベースとしており、三國無双の周倉は8から登場するキャラクターだが、プロモーション要因として駆り出されている。

以下は現時点で登場が確定しているキャラクターの一覧。

キャラクター 作品 一言
趙雲 真・三國無双シリーズ
王元姫 真・三國無双シリーズ
呂布 真・三國無双シリーズ
周倉 真・三國無双8
真田幸村 戦国無双シリーズ
石田三成 戦国無双シリーズ
井伊直虎 戦国無双シリーズ
織田のぶニャが のぶニャがの野望
かすみ デッドオアアライブシリーズ
マリー・ローズ デッドオアアライブシリーズ
ほのか デッドオアアライブシリーズ
リュウ・ハヤブサ NINJA GAIDENシリーズ
桜花 討鬼伝
ホロウ 討鬼伝
有馬一 遙かなる時空の中で6
ダリウス 遙かなる時空の中で6
ソフィー・ノイエンミュラー ソフィーのアトリエ
プラフタ ソフィーのアトリエ
リオ Rioシリーズ
ミレニア 影牢
レグリナ 影牢
オプーナ オプーナ

それぞれのキャラクターのグラフィックなどは公式サイトを参照のこと。

大体がコーエーテクモ作品の中で人気の高いものだが、知らない作品があるという方も多いかと思うので、簡単に紹介してみた。

真・三國無双

2000年から続く、無双シリーズの元祖作品。2から大ブレイクして、4まで3作連続でミリオンヒットとなった。
攻撃ボタンを連打しているだけでも爽快感のある、一騎当千アクションによって一時代を築いた。

戦国無双

三國無双の派生作品として2004年に初代が発売。当時乗りに乗っていた無双シリーズの勢いそのままに、いきなりミリオンヒットとなる。
歴女ブームの火付け役にもなったが、そのポジションはBASARAに奪われてしまった。

デッドオアアライブ

意外としっかりした格闘ゲームなのだが、基本的には女体鑑賞ゲームとなっている。
派生作品はもはや格闘要素は一切なく、鑑賞に特化しただけの内容で、全国の紳士たちを虜にしている。

NINJA GAIDEN

上記のデッドオアアライブと製作したチームによる本格3Dアクションゲーム。主人公は忍者のリュウ・ハヤブサ。
日本よりも海外でグラフィックやアクションが評価されて、ミリオンヒットとなっている。

討鬼伝

モンスターハンターの鬼退治版のようなゲーム。オンライン要素も含めてモンハンによく似ている。
2013年に発売され、新規IPながら55万本のヒットとなり、好評につき続編も発売された。

遙かなる時空の中で6

2015年にPSPとPS Vitaで発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
少女漫画のようなタッチのイラストが特徴的で、無双☆スターズでは女性ファンの取り込みを狙っているのだと思われる。

ソフィーのアトリエ

アトリエシリーズはアイテムを作り出す「錬金術」を軸に、主人公たちの成長を描くRPG。ソフィーのアトリエはシリーズ17作目にあたる。
可愛らしいキャラデザとほのぼのとした世界観で根強いファンを持つ。

RIO

パチスロの機種で、コーエーテクモが液晶演出を行っていることから無双スターズにも登場した。
正直あまり詳しくないが、人気のパチスロ機らしく、「Rio RainbowGate!」というアニメも放送されている。

影牢

主人公は非力で攻撃手段を持たないが、部屋にトラップを仕掛けて、敵をおびき寄せて倒すという異色のゲーム。
ミレニアが登場する初代はシリーズ最高の20万本を売り上げた。

オプーナがまさかの復活

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オプーナとはコーエーの黒歴史であり、ネット上では永久に忘れられないネタとして今なお語り継がれる伝説のゲームだ。
オプーナについて知らない人は、この画像だけを見ても、何故こうもネタ扱いされているかはわからないかもしれない。

オプーナはWiiで発売されたRPGなのだが、事の発端は発売年の2007年に遡る。
もともと2007年夏に発売予定だったものの、開発の都合で11月11日に延期されたのだが、この日は世界的に大ヒットとなったスーパーマリオギャラクシーの発売日でもあった。

大作と発売日が被ればセールスに悪い影響が出そうなものだが、それでも発売元のコーエーは強気な姿勢を崩さず「まずは50万本、最終的に100万本を目指す」という発言をしてしまう。

そして迎えた発売初週、大方の予想通り全くもって売れず、初週売上は3200本という大爆死となった。
余りの売上の少なさからネット上では、「オプーナを購入するには権利が必要で、購入する権利を持っていた人が少なかったからではないか」という皮肉が流行し、当時のネット上ではそのネタが一大センセーションとなっていた。

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また主人公のオプーナが2ちゃんねるのAAのやる夫に似ていたこともあって、やる夫がオプーナとなって、「オプーナを買う権利をあげるAA」があちこちで貼られまくった。
このブームは数年来に渡って続いたことで、オプーナがどんなゲームかは知らないけど、とりあえずこのネタは知っているという人はかなり多い。

ちなみにオプーナ自体はなかなか面白いゲームだそうで、購入する権利を持ったユーザーからは温かみのある「古き良きRPG」だと評判は良い。

オプーナ

オプーナ

公式がネタにする

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この記事を書いている現在、公式サイトのトップページにアクセスすると、「オプーナを最初から使える権利をあげよう!」というセリフが表示されている。
分からない人には全く分からないネタを公式自ら使ってしまうくらい、ネット上でのオプーナのネタにされ方は凄まじかった。

ゲーム自体は大爆死を遂げたが、一連のネタ化によって知名度だけはやたらと高く、無双☆スターズで10年ぶりに復活することが決まった時にはトップニュースにもなったほど。

コーエーテクモとしても闇に葬り去りたい案件かと思ってきたが、この何でもありなコラボタイトルに向けてぶっこんでくる辺り憎めないのが悔しい。

よくありそうな質問

このゲーム売れるの?

オプーナ参戦以外は実は話題性が低くて、メディアやSNS、掲示板でもあまり話題になっていない。

直近では派生作品として「戦国無双 ~真田丸~」が発売されたものの、売上はからっきしだったので、無双シリーズの影響力が落ちているという見方が強い。

ただ本作は過去最大規模のコラボタイトルなので、各作品のコアなファンが少しずつ買い支えることで一定の売上になるのではないかという予測もある。
おそらく物凄い売れるということはなく、そこそこ売れるか、爆死するかのどちらかだと予想している。

特典は何があるの?

特典内容は以下の通り。ちなみに特典は後日有料ダウンロードコンテンツとして販売される。

【初回封入特典】

  • オプーナを最初から使える権利
  • 王元姫用「かすみ」なりきり衣装ダウンロードシリアル

【GAMECITYまたはAmazonでの購入特典】

  • 有馬一用「真田幸村」なりきり衣装ダウンロードシリアル

何で主要キャラが獣なの?

コラボタイトルのキャラクターが強すぎて、それに対抗するには獣にしよう、という成り行きらしい。

実際にプレイしてみないと何とも言えないが、画像だけ見る限り、他のキャラクターに食われている感は否めない。

まとめ

無双☆スターズはオプーナが参戦しているように、過去に前例のないコラボタイトルなので、今のところは異質なゲームという印象が強い。

このゲームを見た後だと控えめに見える無双OROCHIも、当時はかなりキャラゲー感が強いゲームだったが、発売されてみたら案外良作だったので、本作も意外とわちゃわちゃしていて爽快感のある面白いゲームになっているかもしれない。

なお続報が入り次第、こちらの記事は随時更新予定だ。

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