どうも、ゴトーだ。

俺は三度の飯よりBリーグが好きでな。
お気に入りのチームはアルバルク東京だ。
さて今回はBリーグを見るための媒体をまとめて紹介したい。
有料放送が中心になってしまうが、無料で見られる方法も合わせて掲載している。
Bリーグとは

Bリーグとは日本のプロバスケットボールリーグで、2016年9月に開幕したばかりの新しいプロリーグだ。
これまでバスケットボールではプロリーグ構想が打ち上げられていたものの、二つの有力団体が併存し、しかもプロチームと社会人チームが混在する状況が10年以上も続いていた。
その状況を打破するべく生まれたのがBリーグで、長年の混乱を収束させ、無事に統一的なプロリーグとして開幕を迎えることができた。
開幕戦が地上波のゴールデンタイムで放送されたり、テレビCMで大々的に宣伝されていたことから、認知度は高まっているものの、それ以降は大々的にテレビで取り上げられることもなくなったので、一度しか見たことがない、あるいは一度も見たことがないという方も多いのではないだろうか。
そこでこの記事では、Bリーグを見るための媒体を比較しながら紹介している。
放送している媒体について
これから一つ一つ詳細に紹介していくが、まずは全体像としてどのようになっているか説明しよう。
これはBリーグ特有のものではなく、スポーツ中継は全般的にそうなっているのだが、全試合生中継で見ようと思ったら有料放送に契約する必要があり、断片的にでも良いならテレビやネット放送で無料放送を見ることができる。
Bリーグの場合、主な中継先としては以下のようになっている。
媒体 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
スポナビライブ | 月額1,480円 携帯がソフトバンクなら月額980円 |
一部無料放送あり B1・B2リーグを全試合生中継 見逃し配信も全試合に対応 |
スカパー! | 月額2480円(+基本料421円) | B1リーグ全試合中継 一部見逃し配信に対応 |
NHK | 無料 | 主にBSで不定期に放送 |
ニコニコ生放送 | 無料 | 毎節1試合 |
スポナビライブ

料金 | 月額1,480円 携帯がソフトバンクなら月額980円 (※2017年3月の価格改定後の値段) |
放送内容 | B1・B2リーグの全試合生中継 1節ごとのダイジェスト放送 Bリーグの見所を紹介する特設番組 |
放送形態 | インターネット配信 |
対応デバイス | スマホ / タブレット / PC / テレビ |
- B1・B2リーグ全試合中継、見所を紹介する特設番組などコンテンツが充実
- バスケットボールだけでなく、プロ野球中継や海外サッカーなどスポーツ放送が満載
- 運営元のソフトバンクはBリーグのメインスポンサー
Bリーグを放送している媒体と言えば何と言ってもスポナビライブだろう。
2016年にサービス開始したばかりで、それほど知名度は高くないが、ソフトバンクとヤフーが巨額の投資を行っていることもあって、スポーツ全般の放送内容が非常に充実している。
スポナビライブはスポーツ専用の動画配信サービスで、月額料金を支払うことでコンテンツが見放題になる、HuluやNetflixのような形態となっている。
プロ野球や海外サッカー、テニスなど多岐にわたる放送を行っているが、Bリーグもメインコンテンツの一つとなっている。
放送内容としては全ての媒体の中でも最も充実していて、B1・B2リーグの全試合を中継。
1節ごとに見所をまとめたハイライト動画もアップされ、麒麟・田村や大西ライオンらによるBリーグ特設番組まで用意されている。
また動画配信サービスならではの強みとして、インターネットに接続しているデバイスがあればいつでもどこでも見られることで、見逃し配信ではシークバーをいじりながら省略することも簡単だし、ライブ中の追っかけ再生も標準で備わっている。
Fire TV Stickのようなテレビ視聴デバイスがあれば、テレビで簡単に視聴することもできて、自宅の回線がそれなりに高速ならばHD画質で見ることができるので、放送環境としては申し分はないだろう。
2017年3月から値下げが行われて、通常料金が1,480円とリーズナブルになったのも魅力的。
ソフトバンクユーザーなら月額980円なので、料金的にはスカパーよりも安くなっている。
さらにスポーツ全般を見られるということで、業界最高水準のコスパの良さとなっている。
無料体験と無料放送あり
スポナビライブは初回登録時のみ無料で1ヶ月間体験することができる。
もちろんその間に解約すれば料金を取られないので、安心して欲しい。
また動画視聴ページも会員登録せずに入れる上に、以下の画像のように「無料」の文字があるものはログインなしで見られる。

Bリーグに限らず、テニスの全豪オープンも一部日程で無料放送を実施するなど、意外と無料で見られる魅力的な放送も多いので、興味のある方はぜひ試してみることをオススメしたい。
スマホの方はアプリをインストール、PCの方はこちらのトップページから「会員の方はこちら」のリンクをクリックしてもらえれば視聴することができる。
スカパー!Bリーグセット

料金 | 月額2480円 (+基本料421円) |
放送内容 | B1リーグの全試合生中継 |
放送形態 | テレビ放送 |
対応デバイス | スマホ / タブレット / PC / テレビ |
- 複数のチャンネルがセットになっているので、Bリーグ以外の放送も見られる
- テレビ放送なので、安定して高画質の放送が見られる
まずスカパーにあまり詳しくない方に説明すると、スカパー!で特定の競技を見る時には「パック」と呼ばれるものを契約することが多い。
ここで紹介している「Bリーグセット」もそのパックの一つで、スカパーで提供されているいくつかのチャンネルがセットになったものだ。
Bリーグセットは以下のチャンネルから構成されていて、これらを一つ一つ契約するよりもセットの方が割安になっている。
- 日テレジータス
- BテレNEWS24
- FOXスポーツ&エンターテイメント
- GAORA SPORTS
- J SPORTS 3
- スカイA
- スカチャン
- BSスカパー
当然これらのチャンネルではBリーグ以外の放送を見ることができて、例えば日テレジータスなら巨人戦を見られたり、何ならスポーツと全く関係ないものも視聴可能だ。
ただしこれはメリットでもあるが、一つ一つのチャンネルに放送が分散してしまうので、どこで何の試合を中継するのかを調べたり、チャンネルを切り替えるのが面倒ではある。
また「スカパー!オンデマンド」というサービスで見逃し配信をインターネットで視聴することができるが、これも全てのチャンネルが対応しているわけではないので注意。
ネット配信に対するテレビ放送のメリットとしては、電波なので基本的には画質が荒れたり動画がストップする心配がないことで、ネット配信を安定して見られない方はスカパーの方が良いだろう。
NHK BS

料金 | 無料 |
放送内容 | 不定期にB1リーグ、オールスターなど |
放送形態 | テレビ放送 |
Bリーグは地域ローカルの放送を行われることもあるそうだが、全国一律に見られる放送局は現在のところNHK BSのみとなっている。
放送スケジュールは割りと不定期で、月に2試合~4試合ほどの頻度でB1リーグを中心に、オールスターなども時期に合わせて中継されている。
毎節見られるわけではなく、全体のB1リーグの流れを終えないのは残念だが、マイナースポーツは全く放送されないことも多いので、定期的にテレビ放送されるというだけでも一応恵まれてはいる。
この記事を書いている以降だと(1月10日現在)、以下のような放送スケジュールとなっている。
日程 | 対戦カード | 放送開始 |
---|---|---|
1月27日(金) | 仙台 vs 京都 | 19:00 |
2月4日(土) | 大阪 vs 栃木 | 19:00 |
2月17日(金) | 三河 vs 北海道 | 19:00 |
2月18日(土) | 秋田 vs 横浜 | 14:00 |
3月3日(金) | 仙台 vs 川崎 | 19:00 |
3月4日(土) | A東京 vs 大阪 | 15:00 |
ニコニコ生放送

料金 | 無料 |
放送内容 | B1リーグを1節に1試合 |
放送形態 | テレビ放送 |
実はこれはスポナビライブの無料放送の一環として行われているのだが、ニコニコ生放送で1節あたり1試合が無料中継されている。
ニコニコ生放送の視聴自体は無料でできるが、別途ニコニコ動画のアカウントが必要。
また、視聴ページが混雑してくると、有料のプレミアム会員でないと追い出されてしまうこともあるので注意。
特徴としてはニコニコ特有のコメントシステムによって、視聴者同士で一体感を持って観戦できること。
(もしもコメントが不要だと感じたら、非表示することもできる)
デメリットとしてはニコニコ生放送というサービス自体の画質が悪いので、激しい動きになるとかなり画質が劣化してしまう。
あくまでスポナビライブの宣伝の一環なので、それほど高望みはしない方が良いかもしれない。
まとめ
Bリーグは開幕してからまだ1年と経過していない若いプロリーグだが、メインスポンサーであるソフトバンクは4年間で120億円も広告料を支払うなど、財政的な基盤を整えて、着々とプロリーグとして成長の道を歩んでいる。
まだまだ野球中継のように一般の人には親しまれてはいないが、ソフトバンクが運営しているスポナビライブを中心に、スポーツ視聴の一つの軸として見られるようになるかもしれない。
Bリーグに興味のある方は無料放送でも良いので、ぜひ一試合でも見てもらえれば幸いだ。
各媒体へのリンク
上で紹介したリンクと同じだが、スクロールして戻るのも面倒だと思うので、こちらに一覧で掲載している。
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