どうも、ゴトーだ。

俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
もちろんニンテンドースイッチも非常に楽しみにしている。
さて今回はニンテンドースイッチ向けの新規タイトルである「ARMS」について紹介していきたい。
ジョイコンの特性を存分に活かした意欲作ということで注目されている。
ARMSとは?
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
ARMSはニンテンドースイッチ向けに発売が予定されている、全く新しい対戦格闘ゲームだ。
発売日は「2017年春」となっている。
ニンテンドースイッチの発売が2017年3月3日なので、本体発売から間もなく~3ヶ月弱ほどの時間を経て発売されることになる。
ARMSがどんなゲームかというと、両腕がバネになった独特なキャラクターを使い、のびーる腕でボクシングのように相手と戦う新感覚の格闘ゲーム。
ジョイコンと呼ばれる、ニンテンドースイッチの新しいコントローラーの特性を利用することで、直感的で誰にでも遊べるゲームになっているのも特徴。
任天堂の新規タイトルは異例
2015年に登場したスプラトゥーンがヒットしたせいか、大分そのイメージは薄れたものの、任天堂は新規タイトルを2000年代以降ほとんど出してこなかった。
(スプラトゥーンは発表当時、ピクミン以来14年ぶりの新規タイトルだと話題になった)
ARMSはスプラトゥーンに次ぐ新規タイトルで、2年ぶりではあるが、これまでの歴史からすればやはり異例のことと言える。
スプラトゥーンのヒットが影響しているのかは定かではないが、ARMS以降も任天堂から意欲的な新規タイトルが出るのではないかという期待感が芽生えたので言及させてもらった。
ジョイコンとは

ジョイコンとは、ニンテンドースイッチの目玉要素の一つで、取り外し可能な二つセットのコントローラーのことだ。
一つずつが独立して使用することが可能で、上の画像でいうと一番右の場面のように、左右に持つことで、単体でゲームを遊ぶこともできる。
このジョイコンは単にゲームを遊べるというだけでなく、ジャイロセンサーという動きや傾き、加速度を検知するモーションセンサーが組み込まれている。
これを利用してARMSでは腕を伸ばすことでパンチを繰り出し、腕をひねることでパンチの軌道を変えるといった、実際の動きをゲーム内のキャラクターに反映させることで、直感的な操作を実現した。
WiiでいうWiiリモコンのように、ニンテンドースイッチならではのゲームを実現するための目玉要素となっている。
また、おそらくARMSでは関係しないものの、「モーションIRカメラ」によって対象物との距離や、その動きを検知したり、「HD振動」と呼ばれる触覚レベルにまで研ぎ澄まされた微細な振動をもたらす機能も盛り込まれている。
通常のコントローラーにも対応
ARMSはジョイコンによる直感操作がウリではあるが、ジョイコングリップもしくはProコントローラーのボタン操作にも対応しているとのこと。
ジョイコン操作と、ボタン操作のどちらが強いかによってプレイスタイルがどちらかに偏りそうだ。
(というかボタン操作の方が強かったら、あまりジョイコンの意味がないので、ジョイコン操作の方が強くあって欲しい)
ARMSの遊び方
試合の決着
試合の決着方法については真新しいことはなく、各キャラクターにはライフゲージがついており、ライフを先にゼロにさせることが勝利条件となる。
またライフゲージの横には三角形のライフゲージがついており、これが溜まることで「ラッシュ」と呼ばれる必殺技を繰り出すことができる。
どのようにして溜まるのかは今のところ不明だが、通常の格闘ゲームのように攻撃をヒットさせたりガードしたりすることで溜まるのではないかと推測している。
武器は変更可能
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
武器はパッケージ画像のようにボクシンググローブである必要はなく、ブーメランからロボットアームまで様々なものが存在する。
それぞれ攻撃方法やリーチ、スピードなどが異なるので、プレイスタイルに合った武器を選択するのがキモだ。
キャラクターごとに3種類の武器が装着可能で、左右それぞれ異なる武器にすることもできる。
またラウンドごとに変えることも可能になっており、戦略性がいかにも高くなりそうだ。
操作方法
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
ARMSは上の画像のように、ジョイコンを両手に「いいね」の形で握ってプレイする。
ストラップをジョイコンにセットすることで、握りやすく、また落下防止にもなる。
パンチを出す時には、手を握ったまま腕を伸ばすと、伸ばした側のパンチが繰り出され、腕を伸ばしている最中に内側にひねれば、パンチの軌道が変わったりと直感的な操作になっている。
キャラクターの移動は二つのジョイコンを傾けることで、その方向に移動し、ガードは二つのジョイコンを「ハ」の字にすることで行うなど、基本動作はジョイコンの動きだけで可能。
ただしジャンプやダッシュ、ラッシュ(必殺技)はボタン操作によって行う。
アクション | 操作 |
---|---|
パンチ | 片手を握ったまま腕を伸ばす |
移動 | ジョイコン二つを傾ける |
投げ | 両手を握る |
ガード | ジョイコン2本をハの字に構える |
ダッシュ | Lボタン |
ジャンプ | Rボタン |
ラッシュ(必殺技) | ZLまたはZR |
ラッシュ

ゲージが溜まった状態でボタンを押すことで、ラッシュ(必殺技)を発動する。
発動すると特殊なエフェクトがかかり、ラッシュという名の通り、パンチを連続で繰り出す。
相手のガードをかいくぐれば、立て続けにパンチを当てて大ダメージを与えられる。
ただしラッシュ中に攻撃を食らうと、その場で終了してしまうので、ここぞという時に使うのが重要になるだろう。
キャラクター
プレイ可能なキャラクターとして判明しているのは「スプリングマン」「リボンガール」「ニンジャラ」「マスターマミー」「メカニカ」の5人。
それぞれどのようなキャラクターか、分かる限りで紹介していこう。
スプリングマン
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
- 特徴1…衝撃波で相手の攻撃を弾くことができる
- 特徴2…残り体力が1/4を切ると、常にチャージ状態になり、強力なチャージパンチを出せるようになる。
このゲームの象徴的な男性キャラクター。
パワー&スピードのバランスが取れた万能型ファイター。
ラッシュ攻撃も左右のパンチを連打するというオーソドックスなもの。
使用可能なアームは「ファイアパンチ」「ブーメラン」「トリプル」。
リボンガール
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
- 特徴1…空中で繰り返しジャンプができて、相手のパンチの回避を得意とする
- 特徴2…ジャンプ中に急降下することもできるので、緩急をつけた立ち回りをしよう
リボンガールはスプリングマンと同じく象徴的な女性のキャラクター。
空中戦を得意としていて、2段ジャンプすることができる。
使用可能なアームは「サンダーパンチ」「クラッカー」「サラマンダー」。
ニンジャラ
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
- 特徴1…空中ダッシュで姿を消して、敵を翻弄できる
- 特徴2…攻撃をガードするとワープができるので、死角に周りこんで攻撃を叩き込もう
名前の通り忍者のキャラクターだが、日本人ではない。
スピードに長けていて、移動しながら姿を消すことができる。
クセのあるキャラクターで上級者向きとのこと。
使用可能なアームは「チャクラム」「サンダーパンチ」「トリプル」。
マスターマミー
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
- 特徴1…敵のパンチを食らってもひるまないので、どんどん前進できる
- 特徴2…ミイラだけあって、ガード中は体力を回復できる
「マミー」とはミイラを意味するので、文字通り包帯グルグル巻きの風貌が特徴的。
見たまんま重量級のキャラクターで、スピードは遅いが、一発の攻撃力に長ける。
使用可能なアームは「ビッグパンチ」「ロックオン」「リボルバー」。
メカニッカ
(出典: https://www.nintendo.co.jp/software/switch/arms)
- 特徴1…ジャンプボタンを長押しすると、背中のホバーで空中移動ができる
- 特徴2…攻撃している時は敵のパンチでひるまない
ロボットに乗った女性キャラクターで、特徴的なロボットアームには3つの発射口がついていて、それぞれが独立して動くので厄介な攻撃だ。
ラッシュでは発射口から矢継ぎ早に攻撃が飛んでくる。
使用可能なアームは「リボルバー」「ファイアパンチ」「ブーメラン」。
使用可能な武器
ファイアパンチ

チャージで火がつき、その状態で攻撃を受けると相手は火だるまになり、大ダメージになる。
マスターマミーのようなタフな相手でも当たれば必ずダウンさせることができる。
ビッグパンチ

「デカイ」「遅い」「重い」の三拍子が揃っており、マスターマミーの象徴的な武器。
チャージするとさらに大きくなり、相手の攻撃と交錯しても一方的に押しつぶせる。
サンダーパンチ

チャージで電気を帯びるので、その状態で敵に当てるとしびれて動けなくなるので、すかさず投げ技などに移行しよう。
ニンジャラの象徴的な武器で、移動速度に長けたキャラクターに向いている。
ブーメラン

大きな弧を描いて飛び出すので、障害物の後ろにいる相手にも隙間を縫うようにして攻撃できる。
チャージすると風を起こして、相手を吹き飛ばすことも可能。
リボルバー

一度のパンチで3度の弾を発射するのが特徴で、チャージすると相手をしびれさせることができる。
ただし一発一発の重さが少なく、敵のパンチと交錯すると撃ち抜かれやすいので注意。
サラマンダー

ムチのような動きで、広範囲に敵をなぎはらう。
チャージ状態で炎をまとえるので、攻撃力アップと相手をダウンさせる効果もある。
対戦方法
ARMSではローカル通信対戦の他に、インターネットによる通信対戦にも対応している。
他の対戦格闘ゲーム同様に、やりこむ人は通信対戦をメインに遊ぶことになりそうだ。
ちなみにニンテンドースイッチでは2017年秋から、インターネット対戦を行うには有料のネットワークサービスに加入しなければならないので注意。
PlayStation4の「PS Plus」のように特典付きの有料サービスになるはずなので、必ずしも負担になるわけではないが、Wii U以前のように無料でできると思っている方も多いのではないかということで、改めて紹介した。
ちなみに発売からサービス開始までは、お試し期間として無料で遊ぶことができる。
紹介動画
トレーラー
2017年1月13日に行われた、ニンテンドースイッチのプレゼンテーションの場で流れたトレーラー。
コンセプトムービーなので実際のゲーム画面は少ないが、任天堂が公開している唯一のARMS関連動画なので紹介した。
試遊台の映像
大手サブカルメディアである電撃オンラインによる試遊台の映像。
実際に対戦がどのように行われるかの参考にどうぞ。
まとめ
ARMSはニンテンドースイッチのジョイコンを全面に活かしたゲームということで、ハード特有の面白さを実現した期待の新作だ。
実際に体を動かすので長時間プレイできるかどうかという懸念はあるが、直感的な操作によって誰でも簡単に遊べるということで、これまで対戦格闘ゲームをプレイしてこなかった人にも親しまれるかもしれない。
今後も続報が入り次第、こちらの記事は随時更新予定だ。
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