どうも、ゴトーだ。

俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
今回は世界のゲームハードの歴代売り上げランキングを紹介したい。
国内では売れていなかったハードが海外では意外に売れていたりと、見所のあるデータになっているはずだ。
売上データの出典

ここで紹介しているデータの出典は英語版Wikipediaの「最も売れたゲームハード一覧」となっている。
ただしこの一覧データは現行ハードなどは最新情報に置き換えられていないので、Xbox Oneなどの情報は筆者によって更新して掲載している。
一部異なるランキングになっているが、その点はご了承願いたい。
全機種対象のランキング
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
プレイステーション2 | SONY | 2000 | 1億5500万台 |
ニンテンドーDS | 任天堂 | 2004 | 1億5402万台 |
ゲームボーイ / ゲームボーイカラー | 任天堂 | 1989 / 1998 | 1億1869万台 |
プレイステーション | SONY | 1994 | 1億249万台 |
Wii | 任天堂 | 2006 | 1億163万台 |
Xbox360 | Microsoft | 2005 | 8400万台 |
プレイステーション3 | SONY | 2006 | 8380万台 |
プレイステーション・ポータブル | SONY | 2004 | 8200万台 |
ゲームボーイアドバンス | 任天堂 | 2001 | 8151万台 |
ファミリーコンピュータ | 任天堂 | 1983 | 6191万台 |
ニンテンドー3DS | 任天堂 | 2011 | 6157万台 |
プレイステーション4 | SONY | 2013 | 5000万台 |
スーパーファミコン | 任天堂 | 19990 | 4910万台 |
ニンテンドー64 | 任天堂 | 1996 | 3293万台 |
メガドライブ | セガ | 1988 | 3075万台 |
Arari 2600 | Atari | 1977 | 3000万台 |
Xbox | Microsoft | 2001 | 2400万台 |
ゲームキューブ | 任天堂 | 2001 | 2174万台 |
Xbox One | Microsoft | 2013 | 2050万台 |
WIi U | 任天堂 | 2012 | 1336万台 |
プレイステーションVITA | SONY | 2011 | 1246万台 |
セガ・マスターシステム | セガ | 1986 | 1000-1300万台 |
ゲームギア | セガ | 1990 | 1062万台 |
PCエンジン | NEC | 1987 | 1000万台 |
セガサターン | セガ | 1994 | 926万台 |
ドリームキャスト | セガ | 1998 | 913万台 |
ワンダースワン | バンダイ | 1999 | 350万台 |
キッズコンピュータ・ピコ | セガ | 1993 | 340万台 |
カラー テレビゲーム | 任天堂 | 1977 | 300万台 |
インテレビジョン | マテル | 1980 | 300万台 |
N-Gage | ノキア | 2003 | 300万台 |
コレコビジョン | コレコ | 1982 | 200万台 |
オデッセイ2 | マグナボックス | 1978 | 200万台 |
Atari Lynx | Atari | 1989 | 100万台 |
Philips CD-i | フィリップス | 1991 | 100万台 |
Telstar | コレコ | 1976 | 100万台 |
Atari 5200 | Atari | 1982 | 100万台 |
据置ハードの歴史
第4世代
- 1980年代後半~1990年前半
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
スーパーファミコン | 任天堂 | 19990 | 4910万台 |
メガドライブ | セガ | 1988 | 3075万台 |
PCエンジン | NEC | 1987 | 1000万台 |
第4世代はより複雑な表現力を求められ、PCエンジンは1987年発売ながら、カセットからCDに移行している。
国内ではスーパーファミコンの圧勝だったが、北米ではメガドライブが市場の55%を獲得しており、意外にも肉薄した売上となっている。
第5世代
- 1990年代中盤~1990年代後半
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
プレイステーション | SONY | 1994 | 1億249万台 |
ニンテンドー64 | 任天堂 | 1996 | 3293万台 |
セガサターン | セガ | 1994 | 926万台 |
これまで覇権を握っていた任天堂だが、ニンテンドー64は、光ディスクが主流となったこの世代においてもカセットを採用したためにコスト増となり、発売も出遅れたことで、国内においてもシェアを大きく落とした。
代わりにプレイステーションが1億台以上を売り上げるスマッシュヒットとなり、ソニーへ覇権が移り始める。
第6世代
- 1990年代後半~2000年代初め
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
プレイステーション2 | SONY | 2000 | 1億5500万台 |
Xbox | Microsoft | 2001 | 2400万台 |
ゲームキューブ | 任天堂 | 2001 | 2174万台 |
ドリームキャスト | セガ | 1998 | 913万台 |
プレイステーション2が歴代最高の売上となる1億5500万台を売り上げて、ソニーが引き続き首位を維持した。
ドリームキャストはもともとマイクロソフトが技術協力していたが、ドリームキャストが失敗したことを受けて、Xboxの開発がスタートした。商業的には苦しんだが、最終的にはゲームキューブを上回っている。
第7世代
- 2000年代中盤~2000年代末
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
Wii | 任天堂 | 2006 | 1億163万台 |
Xbox360 | Microsoft | 2005 | 8400万台 |
プレイステーション3 | SONY | 2006 | 8380万台 |
Wiiが体感型コントローラーであるWiiリモコンを活かした新鮮なラインナップで注目を集め、1億台以上を売り上げ、3世代ぶりに任天堂が首位に返り咲いた。
Xbox360とプレイステーション3はHD対応が当初進まなかったことで出足は鈍かったが、終盤はHD対応のマルチ展開が増え、じわじわと売上を伸ばしていった。
据置機 第8世代
- 2010年代前半
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
プレイステーション4 | SONY | 2013 | 5000万台 |
Xbox One | Microsoft | 2013 | 2050万台 |
WIi U | 任天堂 | 2012 | 1336万台 |
3機種全てが北米で先行して発売され、日本は後回しにされるなど、ゲーム市場における日本のプレゼンス低下を象徴する世代でもある。
プレイステーション4は高性能と開発のしやすさを両立させ、ハード・ソフト充実していたために、プレイステーション史上最速の出足となっている。
Wii UはWiiからの勢いを活かせず、2016年には事実上撤退して、2017年にニンテンドースイッチの発売を待つことになった。
携帯ハードの歴史
第3世代
- 1980年代後半~1990年代前半
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
ゲームボーイ / ゲームボーイカラー | 任天堂 | 1989 / 1998 | 1億1869万台 |
ゲームギア | セガ | 1990 | 1062万台 |
Atari Lynx | Atari | 1989 | 100万台 |
第3世代からはROM交換式の携帯ハードになり、一つのハードで複数のソフトを遊べるようになった。
ゲームボーイが省電力性と豊かなソフトによって1億台以上を売り上げたが、ゲームギアは北米で善戦したことで1000万台を売り上げるなど健闘した。
この時期のセガはメガドライブもそうであるように、北米では支持されていた。
第4世代
- 1990年代中盤~1990年代後半
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
ゲームボーイ / ゲームボーイカラー | 任天堂 | 1989 / 1998 | 1億1869万台 |
ワンダースワン | バンダイ | 1999 | 350万台 |
任天堂は初代ゲームボーイから軽量化、カラーに対応したゲームボーイカラーを発売したことで、10年来に渡って売上を伸ばし続けた。
ワンダースワンはゲームボーイを製作した横井軍平が開発に携わり、あえてモノクロで省電力を売りにしたが、国内のみ一定数売れたのみで、シェアは獲得できなかった。
第6世代
- 2000年代中盤~2000年代末
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
ニンテンドーDS | 任天堂 | 2004 | 1億5402万台 |
プレイステーション・ポータブル | SONY | 2004 | 8200万台 |
これまで任天堂が独占していた携帯機市場において、SONYのプレイステーション・ポータブルが登場し、日本市場ではモンスターハンターの記録的ヒットもあって健闘した。
一方、ニンテンドーDSが二画面、タッチパネル、音声認識など革新的な機能を活かしたソフトがライトユーザーに大ヒットしたこともあって、任天堂ハードで最も高い売上となった。
第7世代
- 2010年代前半~中盤
ハード | メーカー | リリース | 売上 |
---|---|---|---|
ニンテンドー3DS | 任天堂 | 2011 | 6157万台 |
プレイステーションVITA | SONY | 2011 | 1246万台 |
この世代からは、スマートフォンが世界的に普及したことで競合がゲーム機からスマホに移っている。
ニンテンドー3DSは国内では健闘したが、世界的には携帯機市場が激減しており、任天堂、SONYともにその憂き目にあった。
SONYは携帯機からの撤退を表明しており、任天堂も後継機のニンテンドースイッチは携帯機専用ではないため、携帯機はこの世代が最後になる可能性が高い。
メーカー別売上ランキング
メーカーごとに100万台以上売り上げたハードの合計台数のランキングはこちら。
メーカー | 据置機 | 携帯機 | 合計 |
---|---|---|---|
任天堂 | 2億8367万台 | 4億1569万台 | 6億9946万台 |
SONY | 3億8869万台 | 9446万台 | 4億8815万台 |
Microsoft | 1億2850万台 | – | 1億2850万台 |
セガ | 5914万~6214万台 | 1402万台 | 7316万~7616万台 |
Atari | 3100万台 | 100万台 | 3200万台 |
NEC | 1000万台 | – | 1000万台 |
バンダイ | – | 350万台 | 350万台 |
コレコ | 300万台 | – | 300万台 |
フィリップス | 300万台 | – | 300万台 |
マテル | 300万台 | – | 300万台 |
ノキア | – | 300万台 | 300万台 |
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