メジャーリーガーの年俸をランキング形式で紹介!メジャーの年俸高騰の理由とは?

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より野球が好きでな。
メジャーリーガーも当然チェックしている。

今回は年俸の高騰が著しいと言われているメジャーリーガーの年俸をランキングで紹介している。
桁違いなアメリカンな規模を楽しんでくれ。

メジャーリーガーの年俸はなぜ高いのか

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メジャーリーガーの年俸はこの20年ほど高騰し続けていて、中にはバブルだ、なんて言われていたりもする。
かといって身の丈に合わない年俸というわけではなくて、メジャーリーグの市場規模は世界のプロスポーツで2番目に大きいものとなっている。

2015年の主要プロリーグの市場規模はこのようになっている。

1位 NFL 約1兆3110億円
2位 MLB 約9600億円
3位 NBA 約5200億円
4位 プレミアリーグ 約4600億円
5位 ブンデスリーガ 約3000億円
10位 プロ野球 約1420億円

アメリカで野球人気の低下が叫ばれていて、若年層はサッカーに流れているというのは事実だが、市場規模は一貫して増え続けている。
ちなみに90年代前半までは日本のプロ野球とメジャーリーグの市場規模はほとんど同じくらいだったのだが、今では約7倍の差がついてしまった。

もちろん当時はGDPも同じくらいだったというのもあるが、それ以上に放映権料の伸び率が著しい。

メジャーリーグの収入源の多くはケーブルテレビでの放映権料となっていて、人口の1%ほどしか見ていないのに1試合あたりの放映権料が4億円ほどなんだとか。

日本人的にはあまり分かりづらい感覚だが、アメリカは地域ごとに人種や価値観が大きく違っていて、地域に特化したケーブルテレビは日本のマスメディアよりも広告費が桁違いに高いのが要因らしい。

つまりメジャーリーグの年俸高騰は競技そのものよりもアメリカの広告料に由来したものと言えるだろう。

それでは小難しい話はさておき、ランキングを紹介しておこう。
ちなみにここでは1ドル115円で計算しており、「年俸に契約金を加えた年収」によるランキングとなっている。

9位 ジョン・レスター (28億7500万円)

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今年108年ぶりに悲願のワールドシリーズ優勝を遂げたシカゴ・カブスの先発3本柱の一人だ。
通算成績は317登板146勝84敗、防御率3.44。

先発投手として長年安定した成績を残しており、2016年は19勝5敗、防御率2.44という素晴らしい成績を残している。

リーグチャンピオンシップでもMVPに選ばれるなど非常に印象的な投手だった。

9位 CC・サバシア (28億7500万円)

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もともとはメジャーを代表する巨漢投手として有名で、2007年にはサイヤング賞、2010年にはシーズン21勝をあげるなど凄い投手だった。
通算成績は482登板223勝141敗、防御率3.70。

しかし2012年から従兄弟が心臓病でなくなったことで減量に取り組み、激痩せしてからというもの成績がかなりの下降傾向にある。
今年はヤンキースで田中将大に次ぐ9勝をあげたが、12敗している。

ちなみに高校まではアメフトと野球の二足のわらじを履いており、一度はアメフト推薦で大学への進学が決まっていたが、急遽取りやめて野球でプロ入りしている。

8位 アルバート・プホルス (29億9000万)

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2000年代を代表する強打者の一人。イチローらと並んで数少ない「殿堂入り間違いなし」と言われている選手。
通算成績は打率.309、2825安打、591本塁打、1817打点。

00年代は凄まじい打撃を誇ったが、2010年ごろから成績は下降傾向にあり、2016年シーズンの成績は打率.268、31本塁打、119打点となっている。

当時の情勢としては珍しく薬物検査で陽性反応が出ていないが、実はかなり薬物疑惑が強い選手でもある。

7位 フェリックス・ヘルナンデス (30億8800万)

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14歳にして145キロを投げて、正真正銘「10年に1度の天才」と呼ばれ、その名に恥じぬ成績を残してきた。
通算成績は359登板154勝109敗、防御率3.19。

2009年にはキャリアハイとなる19勝、翌年にはサイヤング賞を受賞するなど先発投手として長期に渡って活躍してきた。

入団から一貫してマリナーズに所属しているが、かつて城島健司が所属していた時は城島と相性が悪くしばしば喧嘩し、バッテリーを解消している。

5位 ジャスティン・バーランダー (32億2000万円)

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最速164キロの速球に、切れ味鋭いスライダーやカーブを投げる。
通算成績は352登板173勝106敗、防御率3.46。

2011年には24勝5敗の成績でサイヤング賞を受賞するなど、ほとんどのシーズンで10勝後半以上の成績を残してきた。

婚約者は全米でも有名なケイト・アプトンというモデルで、めちゃくちゃセクシーだ。

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ちなみにこのケイト・アプトンはバーランダーが今年サイヤング賞を逃した時に、Twitterで選考委員や受賞者を罵倒して炎上した。

5位 ミゲル・カブレラ (32億2000万円)

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こちらも2000年代を代表するバッターで、メジャーに詳しくなくても名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。
通算成績は打率.321、2519安打、446本塁打、1553打点。

現役選手としては唯一、そして実に45年ぶりの三冠王に2012年に輝いた。
今年の成績も素晴らしく、打率.316、38本塁打、108打点となっている。

カブレラは薬物陽性反応も、疑惑すらもない非常にクリーンな選手として殿堂入り間違いなしと言われている。

4位 ジェイソン・ヘイワード (32億4000万円)

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優れた選手ではあるが、年俸の高騰を象徴するような選手。
通算成績は打率.262、926安打、104本塁打、401打点。

2015年オフにカブスと8年総額1億8400万ドルという破格の契約を結んでいる。

抜群の身体能力を誇り、守備ではメジャーでもナンバーワン、走塁も上位レベルなのだが、打撃が良くない。
2016年シーズンは打率.230、本塁打7、打点49と低迷。一方でゴールデングラブ賞を受賞している。

3位 デビッド・プライス (34億4500万円)

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2015年当時の平均年俸だけでみればカーショウを抑えてトップだった投手。
通算成績は253登板121勝65敗、防御率3.21。

2012年には20勝5敗、防御率2.56という成績でサイヤング賞を受賞。
2015年オフにはレッドソックスと7年総額2億1700万ドルという大型契約を交わしている。

2位 ザック・グレインキー (39億1000万円)

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社会不安障害という病を乗り越えて2009年にサイ・ヤング賞を受賞した投手。
通算成績は390登板155勝100敗、防御率3.42。

2015年にダイヤモンドバックスから6年総額2億650万ドルで契約している。

ただし2016年シーズンは不調で、11勝7敗、防御率4.37と台頭してからはワーストの成績だった。
9月には前田健太と2度投げ合って、どちらも前田健太が勝利している。

1位 クレイトン・カーショウ (40億9000万円)

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前田健太も今まで見てきた選手の中でダントツのナンバーワンと舌を巻く、全米ナンバーワン投手。
通算成績は265登板126勝60敗、防御率2.37。

2009年から8年連続防御率2点台以下、そして2013年・2014年・2016年には防御率1点台を記録するなど、ズバ抜けた安定感を誇る。
切れ味鋭いスライダーを筆頭にした変化球、抜群の制球力に、フィールディングも上手く、全く隙のないとてつもない投手。

ドジャース時代の黒田博樹とは無二の親友で、リップサービスではなく本当にお互いに慕っていたことは有名。

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