どうも、ゴトーだ。

先日、権利に強い歌い手こと「鋼兵」の引退を巡る騒動について記事を書いた所、本編に登場するKUNや歌劇派学生からもRTをもらえるなど、予想以上の反響を得ることができた。
また記事の内容が史実と異なるとして、KUN自ら史実を書き起こしているので、興味があればこちらも読んでみて欲しい。
確かにこの記事を読めば私の記事が時系列的に誤っている箇所があるのがわかり、それに関しては反論の余地もないので、誤解を与えたのなら申し訳なかった。
鋼兵最大の謎「空白の3日間」
さて今回の記事は鋼兵の真実を探るというよりは、鋼兵考察コンテンツとして読んでみて欲しい。
ここで取り上げたいのは、鋼兵が生きている世界は現実よりも3日間進んでいるというタイムパラドックスだ。
それを示すものとして、鋼兵が2016年7月9日に青山繁晴氏と握手をしたというツイートを投稿している。
偶々必要にかられて買い物してたらまさかの演説後の青山繁晴さんと握手
久々に緊張した pic.twitter.com/0BzWWr9D87
— 鋼兵@夏コミ3日目 西h42a (@kouhey0427) 2016年7月9日
しかしこの様子は、有志の一般人が投稿している青山繁晴の演説動画に偶然含まれており、その日はなんと7月6日だったのだ。
つまり我々が生きている世界と鋼兵が生きている世界では3日間のズレが有り、この原因は未だに究明されていないのだが、俺はある映画と同じ現象ではないかと気づいてしまったのだ。
そう、あの大ヒット上映中の「君の名は。」だ。
「鋼兵 = 君の名は。」説
ここから先は君の名は。のネタバレもしくは核心的な部分が含まれるので、もしまだ見ていなくてネタバレされたくない方はブラウザバックして欲しい。
といっても画面領域にネタバレが含まれてしまう可能性があるので、それを防ぐために鋼兵のイケてる画像を貼っておく。

さて、ここから先は君の名は。の内容を少しおさらいしたい。
君の名はの主人公である「立花 瀧」と「宮水 三葉」はお互いが不思議な力で入れ替わる現象が起きるのだが、二人の間には3年の時間がずれているということがストーリーの終盤で明らかになる。
三葉の方が瀧よりも3年先の時間を生きており、瀧と会いに行っても瀧は三葉のことを認知していなかったという衝撃の展開に手に汗握った者も多いだろう。
そしてストーリーの中で、三葉が休日なのに学校に行こうとして、四葉に「なんで制服来てるの?」と指摘される場面がある。
これは3年ずれており、その分だけ曜日がずれてしまっていることを意味している。
また3年分ということは日数にすると3日分ずれることになる。これは1年の365日を週で割ると52週余り1日となり、余りの3日がずれとして生じるからだ。また、うるう年であれば2日分ずれるが、今年はうるう年であるため、3年先だったとしてもずれるのは3日分だけだ。
つまり鋼兵は3年先に生きているために、青山繁晴との握手において3日間ずれたツイートをしていたのではないかと俺は推測した。
これが「鋼兵=君の名は。説」である。
鋼兵の異変
思えば鋼兵がおかしいと思える出来事はたくさんあった。
もともと鋼兵は歌を愛してやまない人間だった。
現に俺は歌い手の鋼兵は大好きだったし、千本桜などは何度聞いたか分からないくらいだ。
ここに鋼兵の全盛期の動画がある。今はもう失われてしまった、在りし日の「歌い手・鋼兵」の姿だ。
今の鋼兵しか知らない人間にとってはもはや同一人物なのかすらわからないほど、歌を楽しむエンターテイナーの姿がここにある。
しかし7年後の2016年には見るも無残な姿になってしまった。
何でも前日に酒を飲みすぎてしまった、という弁をしているが、果たしてこれほど歌を愛していた人間がライブの前にそんな喉を酷使するようなことをするだろうか。
俺には鋼兵の体を憑代とした別の誰かが入り込んでいるように感じてしまった。
鋼兵は元々実力派の歌い手だった。
ライブで長年ドサ回していたこともある苦労人だ。
それでもニコニコ動画に住処を見つけて歌い手として輝いていた。
そんな男が運営批判のゆっくり動画で信者を集め、生計を立てるというのは俺もにわかに信じられなかった。
もちろん鋼兵の異変はコレだけではない。
今思えば、七つの大罪も、ブログ盗用騒動も、ケツエメラルドも、すしまみれでの上級国民も、全て鋼兵ではない別の誰かがやったとすると俺は合点がいく。
特に個人的に引っかかっていたのは、すしまみれでの配信の様子だ。大衆寿司屋で飯を食いながら「お前らも俺みたいに金を稼げよ」「俺みたいな上級国民じゃないと本当の寿司は食べられない」などと宣っていた様子は確かに異常だし、とても本来の鋼兵が発言するような内容ではなかったからだ。
そして今年の8月に公開された君の名はを見て、そして先日鋼兵の足跡を記した時に、ふと気づいた。
これは鋼兵のストーリーだったのではないかと。
鋼兵を救うためには

本当の鋼兵は「君の名は」の三葉のように事故にあってしまったのかは定かではないが、どこか遠い所に行ってしまったのは確かだろう。
そしてそれはもう現世では取り返しの付かない所まで来てしまった。
しかし方法はまだ一つだけある。
それは「鋼兵の口噛み酒を飲むこと」だ。
もちろんこれを書いている俺はそれがどこにあるのかは知らない。
もし読者の中にその在処を分かっている人がいるのなら、それを飲んで3年前にタイムスリップして欲しい。
タイムスリップした先で以下のことをすれば現在の鋼兵が取り返せるはずだ。
- 歌を好きなままでいる
- 自堕落な生活をせず、酒も控える
- ゆっくり実況プレイを作らず、運営を批判しない。また凸を扇動しない。
- 歌い手も批判しない
- 七つの大罪をしない
- おそ松さんブログの盗用をしない
- ケツエメラルドをしない、もしくはブロマガに掲載しない
- すしまみれに行ってもかっぱ寿司を馬鹿にしない、もしくはしても上級国民を自称しない
- 青山繁晴と握手をしない、もしくはしてもTwitterに投稿をしない
- 夕日の画像を投稿しない
あの日犯してしまった過ちをせずに歌い手であり続ければ、きっと未来は代わり本当の鋼兵が帰ってくる確率が高い。
今は人知れずどこかをさまよっている鋼兵が帰るべき場所を誰かが作って欲しいと思っている。
空白の3日間
今年「君の名は。」が流行したのも偶然ではなく、鋼兵の隠されたメッセージだと俺は感じた。
あの日、あの場所で生じた3日間の空白はそれを意味したのかと悟った俺は、気づけばこんなクソ文章を書いていた。
しかし今あのゆっくり解説動画を見返すと、それがまさか1年前の出来事とは到底思えず、また引退してから実はまだ3ヶ月ということにしか経っていないことに衝撃を受けた。
人はいなくなって初めてその価値を悟ると言うが、まさに鋼兵こそ、そんな男だったのかもしれない。
俺はハッキリ言う。鋼兵に帰ってきて欲しい。
そしてまたあの歌声とガバガバな解説動画を見せて欲しい、と切に願っている。
ゆっくり解説動画をあげてから引退するまでの約一年は誰よりもエメラルド色に輝いていたし、そんな逸材は鋼兵がいなくなってから現れる気配もない。
あのエメラルドをもう一度…。
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