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エックスサーバーを徹底レビュー。他のレンタルサーバーの比較やサーバースペックなどを紹介。

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どうも、ゴトーだ。

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これまでレンタルサーバーの比較記事を書いてきたが、今回は最高水準のサービスで人気のエックスサーバーについて紹介しよう。

エックスサーバーは具体的にどのような点で優れていて、どのような時に使うべきなのかを理解していただけるような内容でレビューすることを心がけている。

エックスサーバーとは?

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エックスサーバーとはレンタルサーバーの大手サービスの一つで、安定した稼働率や高いパフォーマンスによって高い人気を誇っている。

月額料金は約1,000円ほどと、格安のレンタルサーバーと比べるとやや高いものの、サービス内容の良さから支持を得ており、運用サイト数は120万件を越えている。

法人でウェブサイトを運用したり、個人がWordPressを公開するなど、レンタルサーバーを利用する機会が多いものの、知識がないとどのサービスを使えば良いのか分からないという方もいると思うので、この記事ではどのような点でエックスサーバーがオススメなのかを紹介していきたい。

レンタルサーバーとは?

レンタルサーバーとは、ウェブサイトを公開するためなどの目的で事業者からサーバーをレンタルすること。

特徴としては、サーバー内部のプログラムは事業者が設定済みで、利用者はサーバーの専門知識がなくても、ファイルをサーバー上に置くだけで簡単にウェブサイトを公開することができる。

ただし利用者自身がサーバーの環境を設定することはできないので、カスタマイズしたい場合はVPSやクラウドサービスを利用する必要がある。

サービスの概要

まずはエックスサーバーの機能を一覧で紹介しよう。
これが具体的に何を意味しているのかは後ほど詳しく紹介するので、まずは流し見程度で問題ない。

ちなみに「X10」「X20」「X30」というのはプランの名称で、数字が上がるほど上位プランとなっている。

機能 X10 X20 X30
月額費用 (※3年契約の最安値) 900円 1,800円 3,600円
初期費用 3,000円 3,000円 3,000円
ディスク容量 200GB 300GB 400GB
MySQL 50個 70個 70個
マルチドメイン 無制限 無制限 無制限
転送量 70GB/日 90GB/日 100GB/日

これから詳しくサービス内容を紹介していくが、読むのが億劫に感じる方もいるかもしれないので、先に結論を書かせてもらうと、エックスサーバーの長所と短所は以下のようになっている。

  • ◯ サーバーの性能が非常に高く、ページの読み込み速度が早い
  • ◯ 24時間365日のメール対応に、電話対応も可能なサポート体制
  • ◯ 転送量の上限が多いので、たくさんアクセスが来てもエラーにならない
  • ◯ マルチドメイン無制限で、複数サイトの運用も問題なし
  • ◯ 独自SSLが無料で導入できる
  • ◯ 自動バックアップでデータ消失を未然に防止
  • ◯ 後からプラン変更も可能
  • ✕ 値段は格安サーバーよりも少し高め

値段は少し高いが、最高水準のサービス内容

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はじめに断っておくと、エックスサーバーは格安のサーバーと比べると値段は一回り高い。

例えば3ヶ月契約をした場合、月額料金は1,200円からとなっているが、ロリポップのような格安サーバーでは月額250円から同じ用途で利用することができる。

なぜそれでもエックスサーバーが人気なのかというと、値段以上にサービス内容が充実しているためだ。その内容を詳しく紹介していこう。

価格

エックスサーバーは契約時に「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「24ヶ月」「36ヶ月」の契約期間があり、一度に長く契約するほど割安になる。

初めての契約で年単位を契約するのは少し勇気がいるので、始めは3ヶ月でその後、長期契約にすることも可能だ。
(契約更新時には初期費用はかからない)

契約期間 初期費用 月額費用 合計費用
3ヶ月 3,000円 1,200円 6,600円
6ヶ月 3,000円 1,100円 9,600円
12ヶ月 3,000円 1,100円 9,600円
24ヶ月 3,000円 1,100円 9,600円
36ヶ月 3,000円 1,100円 9,600円

サーバーが超ハイスペック!

実はレンタルサーバーの事業者の多くは、サーバーのスペックがどれほどであるかを公開していない。
性能が思ったよりも低いとか、何かしらの理由があるのかもしれないが、深く詮索するのは止めておこう。

一方で、エックスサーバーはサーバーのスペックを公開しており、それによると「最新の20コアCPU、192GBの大容量メモリ」とのこと。

これは業務用のサーバーとしても最高水準のスペックで、多くのアクセスが来ても素早くユーザーにページを返すことができる要因になっている。

また通信回線も「232Gbps」と非常に帯域が広く、これは標準的なWi-Fi環境の1万倍ほどの通信速度に匹敵する。

もちろんレンタルサーバーということで、サーバーを他のユーザーと共有するので独り占めできるわけではない。
それでもスペックが公開されているサービスの中でも、最高水準の性能となっており、これがエックスサーバーが支持される大きな理由となっている。

安定稼働と、充実のサポート体制

レンタルサーバーは個人が自宅回線を利用するよりもずっと安定しているが、それでも全くトラブルなく稼働し続けることが保証されているわけではない。

その中でエックスサーバーは安定稼働しているサービスとして知られており、稼働率は99.99%以上。

またサーバー内のデータを過去7日分に渡って自動でバックアップしてくれるので、突発的なトラブルが起きてもデータが消失するリスクはほとんど存在しない。

サポート体制も充実しており、なんと24時間365日サポートを行っている。
(おそらくサーバーの有人監視が必要で、常時会社に人がいるためだと思われる)

電話サポートを行っていないサービスも多いが、エックスサーバーは毎日18:00まで電話対応を行っており、トラブルがあっても安心して利用できるサービスになっている。

転送量が多い

個人的にレンタルサーバーを選ぶ時に、重要視している項目として「転送量」というものがある。

これは馴染みがなくて少し分かりづらいのだが、要は「サーバーからやり取りしたデータをどこまで許容するか」ということ。

もしも転送量の上限が少ないと、アクセスが殺到するとすぐに転送量の上限に達して、エラーページが表示されてしまうといった問題が生じる。

エックスサーバーはこの転送量の上限が競合サービスと比べるとかなり高めに設定されているので、アクセスの多いサイトを運営する時には恩恵を受けることができる。

転送量の計算方法

では転送量はどのように計算するのかを簡単に紹介しよう。


例) あるHTMLページ(10KB)が読み込まれ、そこに100KBの画像が10枚掲載されている

まず訪問者がページにアクセスするとHTMLファイルが読み込まれるので、転送量に「10KB」が追加される。
そしてブラウザを通じて、HTMLに記載されている画像が次々と読み込まれて、転送量がさらに「100KB × 10枚 = 1MB」が追加される。

すると合計で「1MB + 10KB」という転送量となる。

実は転送量の大半はHTMLファイルではなくて、JavaScriptやCSS、画像が占めていて、画像がたくさん掲載されていると1ページで10MBほどの転送量になることも少なくない。

例えば1日に10GBの転送量しか許容していなくて、1ページ10MBの転送量が発生すると、1日で1000PVしか表示できないことになる。

もちろん画像が少なければもっと多くのアクセスが見込めるが、意外と転送量の上限というのはシビアなものだということを理解して頂ければと思う。

競合サービスとの比較

競合サービスの転送量の上限を比較したのがこちら。

サービス 下位プランにおける転送量上限
エックスサーバー 120GB / 日
ロリポップ 40GB / 日
さくらのレンタルサーバー 40GB / 日

代表的なレンタルサーバーであるロリポップやさくらよりも転送量の上限が数倍高くなっている。

複数サイトの運用も問題なし

マルチドメインとは「一つの契約によっていくつまでドメインを保持できるか」ということで、例えばマルチドメインの数が5個なら、5個までのサービスしか運用できなくなる。

エックスサーバーはマルチドメインの数が無制限なので、理論上は上限なくサイトを開設することが可能となっている。

もっともデータベースの上限は下位プランで50個となっており、WordPressなど多くのサービスではデータベースの利用が前提となっているので、現実的に考えるとデータベースの上限が同時に運用できるサイトの数となる。

またそれぞれのサイトのアクセス数が増えてくれば、それだけ転送量の上限に達しやすくなるので、あくまで理論値となっている。

それでもデータベースの上限、転送量の上限、ともに競合サービスよりも高く設定されているので、エックスサーバーでは一つの契約で複数サイトの運用がしやすくなっているのは事実だ。

競合サービスとの比較

競合サービスのマルチドメイン、データベースの上限を比較したのがこちら。

サービス マルチドメイン データベースの数
エックスサーバー 無制限 50個
ロリポップ 50個 1個
さくらのレンタルサーバー 20個 20個

独自SSLが無料

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エックスサーバーでは独自SSLが無料で提供されている。

SSL通信とはウェブサイトから情報をやり取りする時に、その情報を暗号化して安全に送信するための手法のこと。
住所やクレジットカード情報など、プライバシーに関するやり取りではSSL通信でないと、悪意ある者に通信を読み取られた時に多大なリスクが生じてしまう。

通常レンタルサーバーでは共有SSLという仕組みがあり、そのレンタルサーバーが提供しているURLに飛ばすことでSSLを利用できるのだが、これだとURLが変わってしまって、利用者に不審がられる可能性がある。

独自SSLでは自分のサイトのドメインを使用できるので、利用者に安心してデータをやり取りしてもらうことができる。

この独自SSLはそもそも用意されていないか、ロリポップのように月額数千円の有料オプションとして用意されていることが多いのだが、何とエックスサーバーでは無料で使用することができる。

なぜ無料かというと「Let's Encrypt」という無料のSSL証明書を発行してくれるサービスを利用しているからなのだが、エックスサーバー経由で行えば専門知識がなくても、ブラウザ上から簡単に導入できる。

ECサイトなどお金のやり取りが発生するサイトでは絶対に必要な仕組みなので、これを無料で提供しているのは非常にありがたい。

自動バックアップでトラブルを防止

利用者のデータは毎日、自動でバックアップを取ってくれる。
サーバー上のウェブ・メールデータは「過去7日分」、MySQLのデータベースは「過去14日分」が対象となる。

バックアップをデフォルトで行っているサービスは少なく、他サービスでは各自で行わければならないことを考えると、安全性が高くなっているのが分かる。

またロリポップなどは有料のオプションで行っているが、エックスサーバーでは無料で実施しているのも魅力的だ。

後からプラン変更も可能

サイトを運用していて、転送量やディスク容量の上限に達してきた時に、エックスサーバーでは申請すれば翌月からプランを変更することができる。

実はサーバーを共用しているレンタルサーバーではプラン変更を受け付けていないことが多く、何気に珍しい機能でもある。

変更できたとしても、上位プランへの以降しか受け付けていないサービスもあるが、エックスサーバーでは下位プランへの変更も受け付けているように良心的なサービスなのが伺える。

まずは一番安いプランから始めて、想定以上に利用されたらプランを上げる、という使い方でも全く問題ない。

WordPressも即座にインストール可能

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具体的なWordPressのインストール手順は最後に掲載しているが、本当に驚くほど簡単にWordPressを始めることができる。

管理画面から「自動インストール」を選択し、ブログ情報をいくつか入力すれば即座にWordPressが立ち上がる。
WordPressのインストールでつまづく人が多いが、エックスサーバーの簡単インストール機能を使えば、専門知識などは一切必要ない。

ちなみにWordPressの他にも、EC-CUBEとPukiwikiの自動インストール機能がついている。

まとめ

このようにエックスサーバーは様々な機能や特徴を持っているサービスとなっている。

格安サーバーのように数百円から始められるわけではないが、高いパフォーマンスに加えて、自動バックアップや充実のサポート体制も相まって、腰を据えてサイトを運営したい人にとっては最有力のサービスと言えるだろう。

とりわけ稼働率の高さやサポート体制への評価から法人契約も多く、それでも月額1,000円前後で利用できるのは非常に魅力的だ。

10日間の無料体験期間もあるので、興味のある方はまずは気軽に試して頂ければと思う。