「忍者」菊池涼介の破天荒な守備が広島カープを救う!異次元の身体能力に誰もが唸る。

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どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より野球が好きでな。
物心付いたときから野球が好きで、幼少期はずっと野球中継にかじりついていたものだ。

今回は俺がとても好きな内野手である、広島東洋カープの菊池涼介について紹介したい。
それだけで金が取れるような超人的な守備は、ぜひ一度見て欲しいと思っている。

菊池涼介とは

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菊池涼介は広島東洋カープに所属する二塁手だ。
1990年3月11日生まれで歳。

野球選手としては小柄で171センチ、69キロという体格だ。

主なタイトルとしては2016年に最多安打、そしてゴールデングラブ賞を2013年から4年連続受賞している。

またどれだけのアウトを成立させたのかを表す「補殺数」ではプロ野球歴代のTOP3を全て菊池が独占している。
これは通常の選手では取れないような打球を次々と取ってしまうという守備力の高さを表している。

守備だけではなく、最多安打を獲得しているように打撃にも定評があり、2度の打率3割越え、3度の二桁本塁打も達成しており、小柄だがパンチ力もある。

オールスターにも3度選出、日本代表の侍ジャパンにも2013年から選ばれ続けている、まさに球界を代表する二塁手だ。

プロ野球ではこれまで二塁手のタレント不足に悩まされる事が多かったのだが、今は逆で、日本代表の二塁手をこの菊池と、2連続トリプルスリーの山田哲人が争っている。
山田哲人との比較も後で行っているので、読んでもらえれば幸いだ。

菊池涼介の経歴

学生時代

菊池涼介の生まれは東京都の東大和市で、中学校までそこで生活している。

高校には野球留学で長野県の武蔵工業大学第二高等学校に進学。
この高校は2011年に甲子園に出場している強豪校だが、菊池の在学中には甲子園に出場していない。

今の菊池の活躍からすれば驚きだが、当時は全く目立たない選手で、特に大学からも声がかかっていなかったらしい。

しかも菊池は家庭の経済的な事情で大学に進学してもアルバイトをしながら続けられるところでないといけなかったらしく、強豪校ではアルバイトできないという事情があってなかなか進学の選択肢もなかったとか。

アルバイト可能な大学ということで中京学院大学に進学しているが、大学から菊池は目をかけられていたわけではなく、高校監督の売り込みによって大学に進学することができたらしい。
もしも監督の売りこみがなかったら菊池はプロにすらなれていなかったかもしれない。

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大学ではその才能を開花させて、走攻守三拍子揃った選手として有名になった。

今でこそ守備力のイメージが強いが、大学時代は171センチという小柄な体格に見合わぬパンチ力のある打撃も武器で、あまりに飛ばしてしまうことから子供の通学時間帯には危険だからとって菊池はバッティング練習をさせてもらえなかったらしい。

中京学院大学は専用の野球場を持っておらず、しかもアルバイト推奨という、一見野球をする環境には恵まれていないようにも見えるが、2016年には全日本大学野球選手権で初出場初優勝しているように野球の強豪校でもある。

菊池は在学中は4年間パチンコ屋のバイトを続けていたことも有名だ。

地方だからか時給700円と薄給ながら、賄いが出るから割が良いと言って楽しく続けていたらしい。
この辺のエピソードは雑草系の選手っぽくてなんかカッコいい。

当時のポジションは遊撃手で、広い守備範囲と肩の強さでプロ注目になっていて、「守りでプロの飯が食える」と評価されていた。

プロ10球団からスカウトを受ける大人気ぶりで、2011年に広島カープからドラフト2位指名を受けて入団。
契約金は7000万円、年俸は1000万円。

実にパチンコバイト10万時間分の契約金を得たことになる。

プロ入り後

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プロ入り後は長年広島の2塁を守ってきた東出輝裕が怪我で離脱したことから二塁手にコンバートされた。
1年目ながら、7月に東出が離脱すると、スライド式にスタメンに定着し63試合に出場。

それ以降、カープの不動の二塁手として現在まで定着しており、度重なる怪我から不屈の精神で復活した東出にも「おめーの席ねーから」と言わんばかりの活躍をしている。
(現在、東出は1軍打撃コーチを務めており、カープの優勝に貢献した)

2年目からは持ち前の守備力で、アウトを稼ぎまくり、補殺数は全ポジションで歴代最高の528を記録。
ちなみに現在までに補殺数の歴代TOP3は全て菊池が独占しているほどのチートっぷりだ。

この頃には既に人間離れした守備力を持っているカープの若い選手がいる、ということで野球ファンには知られる存在になった。

3年目の2014年には打率を.325、盗塁23まで上げてきて、この時点で走攻守全てがトップレベルという怪物選手になった。
オールスターや日米野球のメンバーにも選ばれている。

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日米野球ではバッティングはもちろん、メジャーリーガーも驚かせる守備を何度も見せて、メジャーの野球関係者も注目する存在になった。

2015年には打撃成績を落としたが、2016年には再びブレイクして打率.315、13本塁打、181安打を記録して最多安打のタイトルも獲得している。

広島では顔のでかい丸佳浩とともに、「キクマルコンビ」として絶大な人気を誇り、二人が躍動した2016年シーズンはカープの優勝に大きく貢献をした。
ゼロ年代の女子ならキクマルといえばテニスの王子様の菊丸だが、最近の女子は菊池と丸のキクマルらしい。ちなみに下にはった書籍はカープ女子から飛ぶように売れたとかなんとか。

菊池の特徴

超人的な守備

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菊池の最大の魅力といえば、何と言っても守備だ。

野球の華といえば大きな弧を描くホームランだが、菊池はそのホームランに負けないくらいのド派手な守備を持っている。
文章でいくら派手と言っても伝わらないので、興味があればまずは動画を見て欲しい。

内野手の守備に必要な守備範囲、捕球してから投げるスピード、肩の強さ全てを兼ね備えている。
身体能力が尋常ではなく、並の選手では送球もままならないような体勢から、矢のような送球でヒット性の当たりを次々とアウトにしてしまう。

そんな守備から「赤い忍者」「破天荒」などと呼ばれている。

2014年の日米野球では最もメジャーから評価された選手で、メジャー関係者からこのように評価されている。

あるスカウトは「マエケン? そんなことより、キクチは何者なんだ?」と、こう言う。

「あんなに守備範囲が広く、肩も強い日本人内野手は見たことがない。ファンタスティックな選手だ! 米国でも通用するかって…それはジョークかい? どの球団でも今すぐにレギュラーになれる。むしろ、キクチ以上の守備が出来る二塁手はメジャーにも5人といないだろう。キクチがFAを取るのはいつだ?  ヒロシマはポスティングで彼を出す気はあるのか?」

ちなみに日本人選手がメジャーで最も鬼門なのが、内野手の守備と言われている。
球界最高の内野手と呼ばれた松井稼頭央もメジャーでは守備で失格の烙印を押されたくらいだ。

その内野の守備でメジャーをうならせる、というのは一般に思われているよりもずっと凄いことである。

カープの二塁は菊池の聖域となっていて、バッターとしてもヒットを度々消されてる嫌なゾーンだろう。
直近のパワプロ2016の査定でも守備力は97のSになっているので、ゲームをプレイしていても憎たらしく感じるほどの選手だ。

身体能力

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菊池の守備を支える最も大きい要素は身体能力だろう。
守備の上手い名手と呼ばれる選手は球界にそれなりに存在するが、菊池ほどダイナミックで、捕球から投げるまでのスピードが早い選手はまず見当たらない。

また上の画像を見ての通り、別に筋肉があるわけでもないし、体重も69kgしかないが、二桁本塁打を3度達成している長打力もある。

高校時代には、特に投手能力はないが140キロを超えるスピードがあることから、時折投手をやることがあったり、遠投では117メートルを投げる肩の強さがある。

また野球選手では全くアテにならないことで有名な50メートル走は、5秒9と俊足だ。
もっとも野球選手の50メートル走はたまに世界記録を出しちゃう人がいるくらい信憑性に欠けるので、参考にしてはならないという教訓を残しておきたい。

まあゴトーが見るに今の野球界だけでなく、アスリート全体で見ても5本の指に入るくらいの身体能力の持ち主ではある。

竹を割ったような性格

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繊細さからは程遠い、竹を割ったような清々しい性格も人気の一つの要因だ。
また、後輩による「新井貴浩いじり」の主導者もこの男である。

エラーをしたり不振になっても落ち込まずに、次のプレーにはすぐに切り替えて引きずらないというのは試合数の多いプロには重要な要素でもある。

メディアでは度々変顔をしていて、この記事の画像チョイスもウケ狙い系の画像ばかりになってしまった。

ムードメーカー的な存在で、カープ女子からの人気も高く、何かと美味しいポジションにいる気がする。

年俸3900億円騒動

入団2年目の2013年に守備でブレイクした時のこと。

ゴールデングラブ賞も受賞して、その年の契約更改ではさぞかし年俸が上がるだろうと予想されていたが…
その額は3900億円というとんでもない額だった。

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3900億円で2400万円アップだから、前年は3899億7600万円だったのか…という冗談はさておき、もちろんこれはテロップを作成した人のタイピングミスである。

しかし余りにもネタ的においしいテロップミスだったこともあり、未だに「3900億円の守備」とネタにされることがある。

WBCでの活躍にも期待

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菊池は2013年から侍ジャパン(日本代表)の二塁手のレギュラー候補として選ばれ続けている。

同じ二塁手でいうと、2年連続トリプルスリーを達成したスター選手の山田哲人がいて、どちらをレギュラーで使うべきかということはメディアでも度々論争になっている。
長打力を含めた打撃なら山田、守備なら言わずもがな菊池という評価で、どちらが総合的に優れているのかはもはや好みの問題になるかもしれない。

侍ジャパンの小久保監督は共存させたいという意思もあるらしく、山田を2016年の親善試合では三塁に起用していたが、やはり慣れないポジションでは上手く守備ができないもので、かなりイージーな送球をミスしたりと本大会での三塁での起用はかなり難しいように見えた。

2017年に行われるWBCでは菊池が入るのか山田が入るのかは一つの見所ではある。

まあおそらく固定せずに調子の良い選手が選ばれる気がするが、小久保監督の迷采配によって山田の三塁コンバート説も残しておきたい。

まとめ

守備ってなんか地味だし、野球中継って退屈でつまらない…と思っている人こそ菊池はオススメの選手だ。

広島の試合は全国放送されているわけではないので、中国地方の人以外はなかなかお目にかかることはないかもしれないが、YouTubeの動画でも見て「こんな選手がいるのか」と関心を持つキッカケになってくれればありがたい。