DAZN(ダゾーン)の契約前に知るべきこと。Jリーグ放送や回線状況、配信コンテンツなど。

広告

どうも、ゴトーだ。

f:id:hogehoge223:20170208081817j:plain

俺は三度の飯よりスポーツが好きでな。
まさにスポーツが服を着て歩いているような人間だ。

さて今回はスポーツ専用のインターネット動画配信サービスの「DAZN」について詳しく紹介している。
Jリーグの独占放送がされることでDAZNに契約してみようかな…と思っている人も多いはずなので、参考になれば幸いだ。

DAZNとは?

f:id:hogehoge223:20170125082315j:plain

DAZN(ダゾーン)とはイギリスのパフォーム・グループという企業によって運営されている、スポーツ専用の動画配信サービスだ。

テレビではなくネット配信なので、DAZNが提供しているアプリがあれば、デバイスを問わずにコンテンツを視聴することができる。
スマホアプリから、PCブラウザから、スマートテレビからなど、アクセシビリティが高いのも利点だ。

ここ数年で動画配信サービスは世界的に広まりつつあり、例えばNetflixの有料会員は世界で8670万人、北米だけで5000万人と目下勢力拡大中だ。これまでスポーツコンテンツにおいて決定的なサービスはなかったが、DAZNがその地位につこうとしている…のかもしれない。

利用料金について

DAZNの利用料金は月額1750円が原則だが、携帯がドコモの人は980円となっている。
HuluやNetflixのように月額料金を支払えば、提供されているコンテンツが見放題となっているので、コンテンツあたりのコスパが高いのが特徴だ。

例えばスカパーでJリーグを見るための「JリーグMAX」は月額2962円(+基本料)だったが、DAZNではJリーグ以外も様々なコンテンツが見られるのに一律1750円というのは随分安くなっているのが分かる。

ちなみにドコモユーザーが優遇されているのは、DAZNとドコモが業務提携を行ったためで、ドコモユーザー向けに「DAZN for docomo」というサービスが新たにオープンされる。

これはドコモの「dアカウント」を利用することになるが、サービス自体は全く同じものとなっている。

Jリーグ独占放送とテレビCMで急成長中

f:id:hogehoge223:20161223122540j:plain

さてイギリス企業が運営しており、まだ2016年に開始したばかりのサービスなのに、日本でにわかに注目を集めているのは、Jリーグと10年間で総額2100億円という大型契約を交わしたことが要因だ。

ちなみにこれまでJリーグはスカパー!と優先放映権契約を交わしており、その額は推定30億円ほどと言われている。
DAZNの10年総額2100億円というのは、単年辺り7倍という凄まじい規模なのがよく分かると思う。

またそれに際してテレビCMを大々的に打ち始めていて、「DAZNだぞーん」というフレーズを耳にした人も多いのではないだろうか。

Jリーグ以前は知る人ぞ知るサービスだったが、現在はスポーツファンには軒並み浸透しているように感じる。

DAZNの配信コンテンツ

f:id:hogehoge223:20170125082501j:plain

DAZNで配信されているスポーツコンテンツは非常に多岐にわたる。
この記事ではいくつかの競技をピックアップしながら注目ポイントを紹介したい。

サッカー

配信コンテンツ 配信内容
Jリーグ(2017シーズン) J1~J3の試合全試合
J1昇格プレーオフ
ブンデスリーガ(16-17シーズン) ブンデスリーガ1部は全試合、2部は主要試合を放送
(※ブンデスはDAZNの独占配信)
セリエA(16-17シーズン) セリエAは2節以降、全節配信(最大でライブ8試合、録画2試合)
プレミアリーグ 日本人選手の試合を中心に毎節5試合が放送。カップ戦の放送もあり。
リーガエスパニョーラ 毎節最大5試合を放送。カップ戦の放送もあり。
リーグ・アン 毎節最大2試合ライブ配信
リーグトゥ・フランス杯も放送
ワールドカップ予選
配信コンテンツ 配信内容
南米予選 プレーオフ除く全試合配信
ヨーロッパ予選 プレーオフ除く258試合を配信
北中米カリブ海予選 一部の試合を配信

特筆すべきは何と言ってもJ1~J3の全試合が配信されることだ。
これまで中継してきたスカパーから、今後はDAZNが独占配信することになっている。

また海外サッカーも強化されており、2017-18シーズンから欧州5大リーグを唯一全て見られる媒体となっている。
特にブンデスリーガはDAZN独占となっていて、「Jリーグを見るならDAZN」から「サッカーを見るならDAZN」に変わりつつある。

チャンピオンズリーグの独占配信も

これは来シーズンからの話だが、なんと2018-2019シーズンから3シーズンに渡ってチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグがDAZNで独占配信されることになっている。

Jリーグや海外サッカーのコンテンツを取られて苦境のスカパーだが、唯一チャンピオンズリーグが見られることが砦となっていたのが、そこもDAZNが確保してしまうとはまさに黒船的な存在だ。

世界最高峰のチャンピオンズリーグも獲得するとなると、サッカーファンにとってはDAZNが必須サービスになるだろう。

野球

配信コンテンツ 配信内容
プロ野球 横浜DeNAベイスターズ、広島カープのホームゲーム全試合
(ただし広島地域ではカープの試合は見られない)
MLB 1日最大4試合配信(日本語実況2試合,英語実況2試合)
ポストシーズン、ワールドシリーズ

プロ野球の配信は横浜DeNA、広島カープのホームゲームのみ。
広島地域では地元テレビ局との兼ね合いもあって、カープの試合を見ることはできない。

特定球団のファンなら良いが、プロ野球全体で見るとボリューム不足なのは否めない。全体のコンテンツの一環として見るといったところか。
ちなみに、競合のスポナビライブは10球団全試合が放送されている。

格闘技

配信コンテンツ 配信内容
UFC 全大会のメインカード
ボクシング 不定期だが、メイウェザーvsマクレガーなどのビッグマッチを放送
WWE スマックダウン、WWW・ロウ
Glory 不定期(?)

世界最高峰の総合格闘技イベントであるUFCの日本語実況はDAZNが独占配信中。かつてはWOWOWが放送していたが、打ち切ってしまったので、格闘技ファンにとっては大変ありがたい限りだ。
(ちなみにUFCのPPVを直接購入するよりもDAZNの月額料金のほうが安いので、かなりコスパが良い)

また4月からは新たに中邑真輔が活躍するWWEが配信されたほか、8月には世界最大の一戦である「メイウェザーvsマクレガー」の配信もされることが話題となった。

バスケットボール

配信コンテンツ 配信内容
NBA レギュラーシーズン140試合
オールスター、プレーオフ、ファイナル

NBAは30チームが年間82試合を行い、レギュラーシーズン全試合は1230試合。
1節あたり1〜2試合と実は網羅性は低い。

日本語実況で見られる環境としてはWOWOWがあり、こちらは1節あたり5試合のディレイ放送。

モータースポーツ

配信コンテンツ 配信内容
F1、GP2、GP3 全レースフリー走行・予選・決勝をライブ配信
ポルシェスーパーカップ 全レースフリー走行・予選・決勝をライブ配信

F1を日本から見るには、スカパーで「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」(月額1296円)に加入しなければならなかったので、これはかなり魅力的な内容となっている。

海外展開しているサービスなだけに、海外コンテンツに強いのが伺える。

アメリカンフットボール

配信コンテンツ 配信内容
NFL レギュラーシーズン87試合、プレイオフ全10試合
スーパーボウル、プロボウル

NFLは32チームが年間16試合を行い、レギュラーシーズン全試合は256試合。
1節あたり5~6試合とNFLはかなり網羅している。

日本でNFLを見れるのはNHK-BSとジータスだけだが、放送試合数はジータスと同程度とかなり頑張っている。

アイスホッケー

配信コンテンツ 配信内容
NHL レギュラーシーズン182試合、プレイオフ50試合、スタンレーカップ
NHLワールドカップ 準決勝以降配信

NHLの日本向けの放送は調べた限りDAZNが唯一となっている。

NHLは30チームが年間82試合を行うので、レギュラーシーズン全試合は1230試合。
1節あたり2試合強が放送されることになる。

公式サイトをチェック

ここで掲載しているのは一部のみなので、全てチェックしたい方は公式サイトの案内をチェックしてほしい。

配信コンテンツの総評

キラーコンテンツはJリーグと海外サッカー

DAZNのキラーコンテンツは何といってもJリーグで、J1~J3まで独占配信を行っているので、Jリーグを見たいならDAZNを契約するほかなくなっている。

また当初、海外サッカーはスポナビライブの方が強かったが、今年に入って急激にコンテンツを強化してきて、現在では唯一欧州5大リーグを全て視聴できる媒体となっている。

全試合を視聴したい場合はともかく、一つの媒体で満遍なくサッカーをみたいならDAZNで決まりだろう。

格闘技にも力を入れている

世界最大のMMA団体であるUFCのメインカードを配信しており、UFCはこれまでWOWOWが中継していたが、2016年からはDAZNのみとなっている。

その他ボクシング中継にも最近力を入れ始めており、最近では「メイウェザーvsマクレガー」という世界最大のビッグマッチを日本独占生中継することでも話題になった。その他「クリチコvsジョシュア」といったビッグマッチも定期的に放送しており、今後はボクシングも強化されていくだろう。

アメリカの4大スポーツを抑えている

アメリカ4大スポーツであるMLB、NBA、NFL、NHLを全て抑えているのは、さすがDAZNという印象を受ける。
国内競合にあたるスポナビライブではMLBしか扱っていないので、アメリカのスポーツに興味がある人にとっては魅力的だろう。

Jリーグ配信について

Jリーグの中継をDAZNで行うということで、DAZNを知ったという方は多いと思うので、Jリーグ配信について詳しく説明していこう。

スカパーの放映終了により独占放送へ

これまでJリーグの放送といえばスカパーが担当しており、当時は異例だったJ1~J2の全試合生中継をするなど、Jリーグ人気を支えてきた立役者でもあった。

Jリーグファンにとってもスカパーはとても馴染み深い媒体だっただけに、DAZNからサブライセンスを取得できないかと交渉してきたが、結果的に交渉がまとまらず、2017年以降のリーグ戦はDAZNの独占放送となっている。

配信コンテンツの紹介でも触れたように、DAZNではこれまで放送されなかったJ3も全試合放送が決まっているので、Jリーグの放送数は結果的に増えることになった。

DAZNの独占放送は、これから進むであろうテレビ媒体からインターネット配信への切り替えを象徴する出来事でもある。

Jリーグの特別コンテンツ

通常DAZNの見逃し配信は、生中継したものを後から振り返ることができるだけだが、Jリーグに関しては1試合3~5分程度にまとめたハイライト映像が用意される。

また専用のプレビュー番組を作り、そこで毎週J1・J2・J3の各リーグにつき1番組を放送する予定。

見逃し配信は30日間となっているが、今後要望が高ければダウンロードしてローカルで視聴できるようにする可能性があるようだ。
仮にダウンロードを導入した場合、1年間に渡って繰り返し視聴できるようになる。

Jリーグ側の取り組み

基本的にJリーグの映像は直接DAZNが介入するわけではなく、映像自体の権利はJリーグにあり、試合中継などはJリーグ側が制作会社に依頼して作成することにある。

先進的な取り組みとしては、NTTと協力してスタジアムにWi-Fiを設置し、今後はスタジアム内からDAZNを無料で視聴できるようにする計画もあるとのこと。

またスタジアム内に設置されていたカメラは従来6台だったものが、今後J1では9台に増やし、多角的な映像を楽しめるようになる。(J2は6台、J3は4台)
さらに注目試合では最大16台に増やすプランもあるなど、これまで以上に臨場感のある映像になる見通しだ。

サービスの使い心地について

f:id:hogehoge223:20170823163153j:plain

このように配信コンテンツを見れば他の追随を許さないDAZNだったが、サービス開始からしばらくはアプリの使いづらさや回線状況の悪さがかなり目立っており、酷評意見が今もネットに残っている。

しかし現在は回線状況はかなり改善されていて、スマホアプリもリニューアルされてかなり使いやすくなっているので、それを踏まえた上で詳しく説明していこう。

回線状況について

ネット配信サービスにおいてキモになるのがこの回線状況だろう。安定的に高画質の映像を送信できるテレビと違って、ネット配信では利用者の数に比例してサーバーを増強しなければならないので、利用時間帯によって回線が悪くなることが容易に起きてしまう。

DAZNはサービス開始当初は回線状況が非常に悪く、視聴しているとすぐにロード画面が表示されたり、低画質モードに変更されたりもしたが、徐々に改善されてきて、現在はほとんどストレスなく視聴できるようになっている。

もちろんYouTubeなどと比べると少しモタモタしてる感はあるが、それでも大規模サービスとしての体はなしているだろう。

アプリの使い勝手について

また当初はアプリの出来も大規模サービスとしてあるまじきものだったが、今年の3月くらいにリニューアルされて、かなりサクサク動くようになってストレスなく使用することができる。

特に辛かったのが、シークしても遷移先の時間が分からないという欠陥があったが、そういった課題も少しずつ改善されていて、アプリストアのレビューも高まってきているので、さほど気にすることはないだろう。

視聴に関する情報

配信コンテンツやサービスの使い勝手について言及してきたが、その他DAZNの視聴にあたって重要な情報をまとめてみた。

テレビ出力に対応

DAZNのコンテンツは以下の方法によってテレビで見ることができる。

  • Fire TV Stick
  • Amazon Fire TV
  • Apple TV
  • Chromecast
  • スマートテレビ

DAZNのアカウントは1つで6デバイスまで共有可能で、同時視聴可能なデバイスは2つまで。
仮に3つ目のデバイスで再生しようとすると、最初に再生したデバイスが停止される。

「Fire TV Stick」についてよく知らない人もいると思うので紹介すると、テレビに挿すだけでネット上のコンテンツが見られる、Amazonが販売しているデバイスのこと。

動画配信サービスの映像を簡単にテレビで流せることから最近普及してきている。

Fire TV Stick (New モデル)

Fire TV Stick (New モデル)

ゲーム機からでも視聴可能に

f:id:hogehoge223:20170823163924j:plain

またテレビ視聴デバイスを使用しなくても、ゲーム機から視聴することもできる。

これまでXbox Oneのみ対応していたのだが、今年の8月からPS3・PS4のアプリも配信が始まったのでゲーム機を通じてテレビで視聴できるようになっている。

テレビで見たいけど、Fire TVとかを購入するのは面倒だという人で、PlayStationを持っている人はぜひゲーム機から視聴してみて欲しい。

推奨環境

OS バージョン
Windows Windows8.1、Windows10
Mac Mac OSX以上
iOS iOS 8.0以上
Android Android 4.4以上

注意が必要なのは、Windows7が推奨環境から外れていること。

使用しているソフトの都合などから、Windowsのバージョンを10にしていない人はそれなりに多くいるので、少し思い切っているように感じる。
ただし利用者の報告を見る限り、Windows7でも視聴できないわけではないので、まずは無料体験で試して見るのをオススメしたい。

それで厳しいようなら、上で紹介したFire TV Stickやゲーム機からの視聴が代替案としては最も良いだろう。
Fire TV Stickは4,980円で購入できるので、金銭的にもそれほど痛手になるわけではない。

モバイル回線での通信量について

DAZNの画質は自動調節になっているので、モバイル回線を利用していても通信量を減らすことができない。
こちらのサイトの検証によると、1時間で610MBほど通信を行っているので、モバイル回線から頻繁に視聴するのは難しい。

やはりWi-Fiが接続できるところでの視聴がメインになるだろう。

ラグについて

これはDAZN自体の問題ではないが、動画配信サービスという形態上どうしてもラグが出てしまい、DAZNでも1分ほどのラグが生じている。

スポーツ配信の場合の問題としては、Twitterや速報サイトを見ながら動画を見ていると、そこでネタバレを喰らってしまうことがあるので動画視聴の際は注意してほしい。

分からないことがあればTwitterで聞こう!

DAZNは日本向けヘルプ用のTwitterアカウントを開設しており、分からないことがあればこちらで聞けば、しっかりと回答してもらえる。

ただし運営はイギリス企業のため、このアカウントにサービス改善のお願いをしても、おそらく向こうは内心「無茶言うなよ」と思うかもしれないので、あくまで聞くのは視聴に関して分からないことだけにしよう。

スポナビライブとの比較

f:id:hogehoge223:20170125082653j:plain

同じインターネット動画配信サービスとしては、ソフトバンクが運営している「スポナビライブ」が競合に当たる。
DAZNとはどちらも甲乙つけがたいサービス内容になっているので、簡単に比較してみた。

- DAZN スポナビライブ
料金 月額1750円(ドコモ携帯なら980円) 月額1480円(ソフトバンク携帯なら980円)
コンテンツ J1~J3全試合配信
欧州5大リーグを全て配信
UFC、F1など海外イベントに強い
プロ野球10球団全試合配信
プレミア、リーガを全試合配信
Bリーグ、大相撲など国内イベントに強い
UI クールだが少しクセが強い オーソドックスなUI
通信回線 それなりに安定している かなり安定している

スポナビライブとの詳細な比較は以下のリンクで行っているので、どちらも興味ある人はぜひ読んで欲しい。

まとめ

今シーズンからJリーグの独占配信が始まるということで、いよいよ本格的にスカパーからDAZNへの乗り換えが始まっている。

さらに今年に入って海外サッカーで欧州5大リーグが全て配信されたり、来シーズンからはチャンピオンズリーグの独占配信が始まるなど、ますますコンテンツが強化されてきている。今後はスポーツ観戦ならDAZNというように定番サービスになっていくことが期待されるだろう。

ちなみにDAZNでは1ヶ月の無料体験があり、体験期間中に退会しても1ヶ月分は利用できるという太っ腹な内容になっているので、興味のある方はまずお気軽に試してみて欲しい。