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Jリーグチャンピオンシップ2016のまとめ。仕組みや結果、テレビ視聴率など色々まとめて紹介。

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どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりサッカーが好きでな。
間もなく始まるJリーグチャンピオンシップを心待ちにしている。

今年のJリーグチャンピオンシップは浦和レッズ、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズの3チームによって行われるのだが、大会の日程や仕組み、またテレビ放送についても説明していきたい。

Jリーグチャンピオンシップとは

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まず、そもそもJリーグチャンピオンシップという大会自体について説明したい。

Jリーグチャンピオンシップとは、リーグ戦の年間勝点が上位3チームおよび、各ステージの優勝クラブの最大5チームで争われる年間王者決定戦だ。
(「各ステージの優勝」というのは、リーグ戦はファーストステージとセカンドステージの2つのステージが行われており、それぞれのステージで優勝したクラブのこと)

これはJリーグが旗揚げされた1993年~2004年(1996年を除く)まで、そして2015年~2016年に行われている。
その間の2005年~2014年および来年からは廃止されるので、今年が最後のJリーグチャンピオンシップになる。

ちなみに現在のチャンピオンシップと、2004年までのチャンピオンシップは方式が異なり、以前は各ステージの優勝クラブ同士が争う方式になっていた。

チャンピオンシップの仕組み

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現在のチャンピオンシップは先程説明したように「年間上位3クラブ + 各ステージ優勝クラブ」の最大5クラブで争われる。
ただし昨年から一貫して各ステージの優勝クラブは年間勝点3位以内に入っていることから、「各ステージ優勝」という条件は意味をなしていない。

そのため、実質的には勝点上位3クラブで年間王者を争うという構図になっている。

まずは年間順位が2位と3位のチームで決勝進出をかけて戦い、そこで勝利したチームが年間勝点1位のチームと優勝をかけて争う。

今年の年間順位1位は浦和レッズ、2位は川崎フロンターレ、3位は鹿島アントラーズだ。
つまり準決勝で「川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ」が行われ、決勝で「勝利したチーム vs 浦和レッズ」という顔合わせになる。

少しややこしいことに準決勝は1試合限り、決勝戦はホーム&アウェーの2試合の合計スコアによって決まる。

なぜチャンピオンシップが行われるのか

その理由を説明する前に、既に野球に詳しい方ならお気づきかも知れないが、この方式はプロ野球のクライマックスシリーズとほとんど同じだ。

なぜ野球を持ち出したのかというと「野球のパクリなんてけしからん!」と言いたいのではなく、野球のクライマックスシリーズが盛り上がってるから、観客動員やスポンサー収入が減って停滞しているJリーグのカンフル剤として取り入れようぜという経緯で導入されたからだ。

もう少し詳細に説明すると、Jリーグは2005年から世界標準である1ステージ制を導入したのだが、それが直接的な原因ではないにせよ、「人気がどうも上がらん!」ということで、何か方法を模索した結果として「2ステージ制」と「Jリーグチャンピオンシップ」という2つが導入されることになった。

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Jリーグも興行である以上、いくら世界標準を追求しても人気が低迷してはやってられんぜ、という事情があるのだが、サポーターからの評判は最悪だった。

上の画像のような横断幕がスタジアムに掲げられ、何かのアンケートでは99%が2ステージ制反対、みたいな結果も出ていた気がする。
まあこういうのは正義と正義のぶつかり合いみたいなもので、どちらが究極的に正しいという答えは出ないので、どうすべきだったのかという意見は差し控えさせてもらう。

いずれにせよ前Jリーグチェアマン(一番偉い人)の大東和美は「もっと人気出さなきゃどうしようもねえだろ」ということで、2015年から2ステージ制とJリーグチャンピオンシップの導入を決めている。

結果的にどうなったのか

結果から言うと、実はそれなりに成功した。
特にメディア露出での効果は大きく、新聞露出件数で前年比136%、試合中継以外のテレビ放送時間で前年比236%と大幅に増えた。

さらにテレビでは実に11年ぶりにJリーグの試合が地上波ゴールデンで放送されている。

第1戦の視聴率こそ低迷したが、第2戦の決勝戦では関東地区で平均視聴率10.4%、優勝した広島の視聴率は驚異の35.1%と記録するなど、一定の成果は残せている。

なぜ終了するのか

ただし、このJリーグチャンピオンシップは2016年をもって終了する。
それなりに成功したのなら別に2年でやめんでいいじゃないか、と思われるかもしれないが、これにはいくつかの理由がある。

最も大きいのが資金面の充実だ。

Jリーグは2017年シーズンからインターネット動画配信サイトDAZNと10年間で2100億円の巨額の放映権契約を交わしている。
これによって当面の資金的な不安はなくなり、将来に向けて積極的な投資が行える環境になった。

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そもそも日本サッカー協会の長期的な目標は2050年に日本代表がワールドカップで優勝することだ。(JFA2005年宣言)
そのためにもJリーグを世界と戦える競争力を持ったリーグにするという中期目標を掲げており、2ステージ制はそれと逆行するものだったので、短期的な資金面の問題がなくなった今、2ステージ制を撤廃するのは自然な流れではある。

そして人事的な面で言うと、Jリーグのチェアマンが村井満となったことで、新しい意思決定がなされる状況になったことも関係しているだろう。

ただ終わってみれば、短期的な問題に蓋をするだけで、根本的な解決には何もならなかったという批判が残る形となった。

リーグ戦のハイライト

今年の年間順位争いは一貫して「浦和レッズ」「川崎フロンターレ」「鹿島アントラーズ」の3チームとなっており、ファーストステージ第4節からリーグ終了までこの3チームが上位3位を占めている。

ファーストステージを優勝したのは鹿島アントラーズ。
序盤から中盤までは3位だったが、途中浦和が失速し、2位に浮上するとファーストステージ第16節で川崎フロンターレが引き分けに終わったことで首位に浮上し、そのまま優勝を決めている。

しかしその鹿島はセカンドステージは完全に沈み、結果的に6勝9敗2分で11位に終わり、年間順位はギリギリ3位をキープした。

鹿島が脱落したことで、セカンドステージおよび年間順位1位は浦和と川崎の争いとなった。
終盤まで川崎がリードしていたが、浦和・神戸と上位陣との直接対決に立て続けに敗れ、最終2戦も連敗したことで、最終的にどちらも浦和が1位を獲得している。

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浦和は熱狂的なサポーターを多く抱えており、Jリーグの年間収益ではダントツでトップのクラブだ。
チーム人件費も1位で代表クラスの選手が多数在籍している。(西川周作、柏木陽介、槙野智章ら)

これまで戦力ではナンバーワンと言われながら終盤に失速して優勝を逃してきたが、今年はしっかりシーズン終盤でも強さを見せて年間順位1位に輝いている。

組み合わせと日程

年間順位は1位から浦和レッズ、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズの順になっており、それぞれの対戦カードおよび日程は以下のようになっている。

日程 内容 対戦カード
11月23日 準決勝 川崎 vs 鹿島
11月29日 決勝第1戦 川崎 vs 浦和
12月3日 決勝第2戦 川崎 vs 浦和

ちなみに2015年と異なる点として、2015年は90分で決着がつかない場合は延長戦に突入したが、今年は年間順位が上位のチームが勝利とみなされることになっている。

去年は準決勝の「浦和レッズ vs ガンバ大阪」が延長戦の末に、年間順位が下の大阪が勝ったことへの批判が大きかったのか、年間順位が優先されるようになっている。
ただこうもコロコロ変わると一般視聴者はついていけないだろうし、最後なんだからそのまま押し切っちゃえばいいのにとも思ったりする。

準決勝の結果

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11月23日に「川崎 vs 鹿島」の試合が行われている。

引き分けでも川崎が勝ち上がることになるが、試合は後半に金崎夢生のヘディングで鹿島が先制。
後がない川崎は猛攻に出るも得点を決められずに、準決勝敗退となった。

川崎の風間八宏監督はこの試合を最後に名古屋グランパスに就任予定。
さらにエースの大久保嘉人もFC東京への移籍が決まっており、残念ながら有終の美を飾ることはできなかった。

決勝の結果

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11月29日に決勝戦第1試合が、鹿島のホームであるカシマスタジアムで行われた。

初戦は興梠が西大伍にペナルティエリア内で倒され、浦和がPKを獲得。
それを阿部勇樹が決め、その1点を守りきり浦和が1-0で勝利している。

第2戦は浦和のホーム埼玉スタジアムで行われた。

試合は前半7分に浦和の興梠がゴールを決め、浦和が盤石かと思われたが、前半40分にエースの金崎夢生が豪快なダイビングヘッドで同点とする。
あと1点を取って勝てば優勝が決まる鹿島は猛攻を仕掛けるも、なかなかあと一点が遠い。

しかし後半33分に鈴木がペナルティエリア内で倒されPK獲得。
これを金崎が決めて2-1とし、このまま終われば鹿島の優勝が決まる。

その後は浦和が反撃に出るも、これを鹿島がきっちり守って、2戦合計スコアが2-2ながらも、アウェーゴールの差で鹿島が年間王者となった。
浦和はまたしてもあと一歩のところで年間王者を逃している。

なぜ鹿島が優勝したのか

この点を疑問に思っている人がいるかもしれないので解説したい。
Jリーグチャンピオンシップの勝者は以下の優先順位に沿って決まる。

  1. 2試合の勝利数
  2. 2試合の得失点差
  3. 2試合におけるアウェーゴール数
  4. 年間勝点1位チーム

1勝1敗で2戦合計スコアが2−2なので、「1」と「2」では優劣がつかない。
しかしアウェーゴールでは浦和が1、鹿島が2なので、ここで鹿島が浦和を上回っている。

本当にわずかの差で鹿島が年間王者を決めた事がわかる。

チケット販売日程

続いてチケットの販売日程について説明したい。

準決勝

準決勝の「川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ」は川崎のホーム等々力競技場で行われる。
チケット販売日程は2016/11/19(土)10:00 ~ 2016/11/22(火)23:59となっている。

チケットは上記のリンクから購入できたが、残念ながら現在は予定枚数終了となってしまった。

決勝

決勝はホームアンドアウェーで行われるので、鹿島のホーム「カシマサッカースタジアム」と浦和のホーム「埼玉スタジアム」で1試合ずつ行われる。
現在Jリーグチケットから全席種が購入可能になっているので、観戦に行きたい方はお早めに!

テレビ放送のスケジュール

チャンピオンシップの謳い文句が地上波ゴールデンで放送されるぞ!ということだったので、当然チャンピオンシップは地上波で放送される。
もっとも準決勝は昼過ぎキックオフなので、時間に注意して欲しい。

テレビ放送スケジュールは以下の通り。

日程 内容 キックオフ 放送時間
11月23日 準決勝 14:00 NHK / BS TBS / スカパー
11月29日 決勝第1戦 19:25 TBS / スカパー
12月3日 決勝第2戦 19:30 NHK / スカパー

11月23日は水曜日だが祝日なので、14:00キックオフでも問題ないが、決勝第1戦の11月29日は平日なので客入りが少し心配だな。

地上波で見れるのは最初で最後かも

ここまで紹介してきたように、Jリーグチャンピオンシップは地上波で日本の視聴者に広く届けるための飛び道具的な形式だったのだが、今年をもって終了となる。

これからJリーグが中長期的な成長を目指す上で、チャンピオンシップはおそらく復活することはないはずなので、もしかしたらJリーグが地上波ゴールデンで放送されるのは最初で最後かもしれない。
そんなメモリアル大会になるはずなので、普段Jリーグを見ないという方も関心があればぜひチェックして欲しい。

視聴率は?

Jリーグチャンピオンシップは1年の総決算であり地上波でも放送されるので視聴率も気になるところ。
昨年の視聴率はこのようになっている。

内容 組み合わせ 視聴率
準決勝 浦和 vs 大阪 5.1%
決勝 第1試合 広島 vs 大阪 7.6%
決勝 第2試合 広島 vs 大阪 10.4%

ちなみにその前の2004年のチャンピオンシップの視聴率は15%だったことから、期待されたほどでもないけど、それほど悪いわけでもない…くらいに収まっている。

今年は準決勝のテレビ放送がされたが、その視聴率は現在のところ出回っていない。

決勝戦の第1試合は7.6%という厳しい数字になった。
この数字は、関東圏では同時間帯最下位となっている。

第2試合は前半部9.9%、後半部11.7%となっていて、報道では「11.7%」とされているが平均の10.8%とこの記事では計算した。

内容 組み合わせ 視聴率
準決勝 川崎 vs 鹿島 --
決勝 第1試合 浦和 vs 鹿島 7.6%
決勝 第2試合 浦和 vs 鹿島 10.8%

昨年のチャンピオンシップ決勝戦第2試合の平均視聴率は10.4%だったので、やや視聴率は持ち直した。
世間の関心度としては10%前後で安定するのかもしれない。