新規ドメインのSEO対策について。はてなブログを独自ドメインにしてから1ヶ月経過して分かったこと。

広告

どうも、ゴトーだ。

f:id:hogehoge223:20170208081817j:plain

俺は三度の飯よりブログが好きでな。
10月10日にはてなブログを開始して以来、1日も欠かさず更新している。

このブログは開設してから7日目に独自ドメインにしたのだが、しばらくは辛い時期が続いた。
それでも一応回復してきて、11月のPVは10万を超えているので、谷底からどのように復活したのかを参考にしてもらえればと思う。

独自ドメインと無料ドメインの比較

f:id:hogehoge223:20161127085723j:plain

この記事では独自ドメインと無料ドメインとの比較を主に行っていく。

無料ドメインとは、ブログサービスが提供しているデフォルトのドメインを使用するものだ。
例えばはてななら「hatenablog.com」、livedoorなら「blog.livedoor.jp」、jugemなら「jugem.jp」といったようにサービスごとに異なるドメインが提供されている。

それに対して独自ドメインとは、「お名前.com」などのドメイン登録サービスから利用したいドメインを登録して、ブログなどにそれを適用するものだ。
例えばこのブログなら「gamehuntblog.com」というドメインを取得して、はてなブログでそのドメインを使用している。

この2つの大きな違いとして、ドメインパワー(ドメインオーソリティー)というものが大きく関わってくる。

これはどういうものかというと、ある記事がGoogleにインデックスされたとして、どの記事を検索上位に表示するかをGoogleが決める時に、ドメインパワーが強いものがより上に表示されやすいというものだ。
例えばニュース速報を検索した時に、上位のほとんどがマスメディアや大手まとめサイトが表示されるのはドメインパワーによるものが大きく、競争が熾烈なワードにおいて、ドメインパワーが弱ければ、よほど運かコンテンツが優れていなければ上位表示される可能性はかなり低くなる。

このドメインパワーの観点からすると、取得したばかりの独自ドメインよりも無料ドメインのほうが遥かに強いという特徴がある。

なぜかというと独自ドメインの場合、特に取得したばかりでは記事もあまり投稿されておらず、そのドメインの信用性は自分だけで築いていかなければならない。
反対に無料ドメインでは、そのサービス自体の信用度だったり、先人のブロガーたちが築き上げた信用の上に乗っかることができるから、自ずと差が生まれてくるのだ。

無料ドメインなら全て一律の強さなのか?

ではここで一つ上がる疑問点として、「無料ドメインを使っていれば誰でもすぐにPVを集められるのか」ということがあげられる。

答えは「No」で、同じ無料ドメインでも、ブログごとにその強さは大きく変わってくる。

例えば、はてなブログの無料ドメインを使用している「クレジットカードの読みもの」さんという有名なブロガーさんがいる。
それに対抗して同じドメインを使用して、同じような記事を投稿したとしても、残念ながら検索で同じようには評価されないだろう。

それは無料ドメインとは別に「サブドメイン」の要素があるからだ。

具体的にいうと、クレジットカードの読みものさんの場合「hateblog.jp」というドメインの上に「cards」というサブドメインが乗っかっている。
この「cards」というサブドメインを強くしない限り、やはり競合が強い検索ワードでは上位を取れないだろう。

簡単な考えとして、無料ドメインの場合の強さを考える尺度として「ドメインの強さ + サブドメインの強さ」と見なすと良い。

どうやってサブドメインの強さを図るのか

ちなみにこのサービスのQ&Aにそのような質問があるので、掲載したい。

For example, www.storage-mart.com and us.storage-mart.com both show the same DA in OSE. I believe it's the DA of the root domain. How can I compare the DA of the 'www' and 'us' subdomains?

例えば「www-storage-mart.com」と「us.storage-mart.com」はOpen Site Explorerで同じドメインオーソリティー(ドメインパワー)になっています。どうやって「www」と「us」のサブドメインのドメインオーソリティーを比べるのですか?

I don’t think there is a way to get the DA of a sub-domain as sub domains are the part of the overall domain and this is why it contains the same domain authority as the main.

The way to check the power of the sub-domain should be checked by PA in my opinion (for that URL only). I do understand that Google count sub domains as a separate entity but i don’t think this leads to have a different DA of a sub-domain then the main domain.

Just my opinion!

サブドメインはドメイン全体の一部であって、メインと同じドメインオーソリティーを持つことになるから、サブドメイン自体のドメインオーソリティーを調べる方法はありません。

私の考えでは、サブドメインのパワーを知るにはページオーソリティーを調べれば良いと思います。Googleはサブドメインを別々のものとみなしていますが、だからといって別々のドメインオーソリティーを表示するべきとは思いません。

あくまでワイの考えやけどな!

以上のことからサブドメインの強さを調べるには「MOZ」というサービスの「Open Site Explorer」を使えば良いとのこと。

このサイトは英語だから使い方が分からないという方のために、以前詳しく解説した記事があるのでぜひ参考にしてほしい。


無料ドメインはどれくらい強いのか

さて随分と話が脱線してしまったが、話を本題に戻したい。

無料ドメインと独自ドメインとの比較についてだが、「無料ドメインは始めたばかりでもそれなりに美味しい」ということについて説明しよう。

実はこのブログは今でこそ、一定のクオリティを持ったコンテンツを作っているが、当初は本当にひどいものだった。

トレンドの話題に対して、500文字程度の冷やかし的な文章を書いて、それを1日20回くらい作成するというスタンスだったのだが、それでも一定の検索流入を得ることができた。
具体的には初めて5日目の時点で2000PV/日を突破したし、その後3日間は右肩上がりで伸びていた。

f:id:hogehoge223:20161127094009j:plain

これは当時のGoogle Analyticsのデイリーセッション数だが、トレンドネタに乗っかれば初めて間もなくてもこれくらいは取れるという事例だ。

結局その路線は独自ドメインにしてから全く通用しなくなってしまったが、それを続けていれば1ヶ月で1万PV/日を稼ぐことも可能な気がする。

単にPVだけを追っているのであれば、「無料ドメイン+トレンドネタ連発」という手法が手っ取り早いように感じる。
もっともPV以外に何も生まれない方法ではあるが。

独自ドメイン後の惨状

そんな調子で、ブログ開設から7日目にして独自ドメインにしたのだが、その後は悲惨だった。
どのくらい悲惨かというと、独自ドメイン以降のSearch Consoleでの検索クリック数を見て欲しい。

f:id:hogehoge223:20161127095633p:plain

独自ドメイン以前は2000クリック/日ほどあったのが、ほとんど地を這うようなクリック数しかないのがわかる。

その時はどのような状況だったのかというと、「新しい記事の検索流入は全くのゼロ、既存記事は再インデックスされて独自ドメインに切り替わるたびに検索流入激減」という状況だった。
独自ドメインにしても全くのゼロでなかったのは、既存記事の残りカスのようなもので、新規の流入は全くなかった。

しかし愚かにも独自ドメインに切り替えてからも「時間が経過すればなんとかなるやろ」と高をくくって、これまでのような冷やかし記事を連発していたが状況は好転しなかった。

コンテンツと被リンクに特化

それからは必死になって様々なSEO情報を追った。
国内のSEO情報だとアフィ記事ばかりでどうも信用ならなかったので、海外の情報を中心に調べたし、Googleのマット・カッツというSEO担当のお偉いさんの動画も見た。

当時はこのような翻訳記事を書いていたが、それは必死だったことの裏返しでもある。

先程掲載した検索クリック数のグラフをもう一度見てもらえればわかるように、それからしばらくして検索流入は随分回復した。
何をやったのかというと、上の翻訳記事にも書いてあるような当たり前のことをやっただけだ。

所詮俺などブログ歴1ヶ月半の素人なので、あまり参考にならないかもしれないが、意識したことは以下の3つ。

  1. 優れたコンテンツを作ること。優れたというのは、読者のニーズを汲み取ること。
  2. 競合が強くないワードに特化すること。
  3. 他にはない独自のコンテンツがあること。

そして当初のターゲットはPVよりも被リンクに特化して行った。

そもそもSEOの評価軸としては、「コンテンツ」と「被リンク」が最も重要で、その他に数百の要素があるとGoogleは公式に回答している。
しかしコンテンツといっても1記事だけを重点的に書いたところで、やはり新規ドメインが検索上位に来るほど甘くはない。

むしろドメインパワーの高いメディアを見ると、500文字程度の分量でさえ競合が強いワードの検索上位に来ているので、一定の被リンクがなければまずスタートラインに立てないと考えた。
ではどうやって被リンクを獲得すればよいか、と色々調べた結果、以下の翻訳記事の通りのことを行うことにした。

要は「独自視点を持ちましょう」「グラフなどの統計データを使いましょう」「権威あるデータを引用して説得力をもたせましょう」といったことで、それを実際に行った例としては以下のような記事がある。

この2つはどちらも海外情報を翻訳してまとめただけなのだが、日本人は英語が得意ではない人が多いので、その点でオリジナリティにもなるし、権威あるメディアからの引用だから説得力もあるだとうという目論見だった。

そしてこれらはあまりPVは得られなかったが、それなりの被リンクは獲得している。

こうして地道に被リンクを積み上げていくことで、ドメインパワーを獲得し、ようやくコンテンツで攻めることが可能になる。
とにかくコンテンツでゴリ押すよりも、被リンクを得てからの方が近道だと俺は感じている。

短文記事の乱発はあまり良くない

短期的にトレンドネタを追うのなら、短文で乱発したほうがコストパフォーマンスは良いかもしれないが、長期的な検索流入を狙うのなら乱発はよろしくない。
例えば、2000字の記事で2ページ目に2つ載せるよりも、4000字で1ページ目に1つ載せたほうが検索クリック率が高くなるからだ。

それを裏付けるデータとして、検索順位によるクリック率を示したデータが有るので、それを紹介する。(2014年版なので最新動向とは多少異なる)

  • 1位 19.35%
  • 2位 15.09%
  • 3位 11.45%
  • 4位 8.86%
  • 5位 7.21%
  • 6位 5.85%
  • 7位 4.63%
  • 8位 3.93%
  • 9位 3.35%
  • 10位 2.82%

検索結果1位のクリック率は19.35%、英NetBoosterの2014年版CTR調査より | 海外SEO情報ブログ

このように同じ1ページ目でも随分とクリック率が変わってくるし、2ページ目となればかなり率は落ちてくる。
つまり2つの記事に1/2ずつ分散するよりも、1つの記事で一点突破したほうが効率が良くなってくる。

もちろん単に長ければ良いということではなく、ブログを書くリソースをどのように分配するかということでしかない。
有象無象の記事を乱発するくらいなら、一点突破で良いものを書いたほうが効率が良いということだ。

ドメインパワーを常に把握する

自分のブログ(サイト)がどのくらいのドメインパワーを得ているのかは、肌感覚として毎日のようにチェックした方がいい。

ドメインパワーは先程紹介したMOZというサービスを使えば「ドメインオーソリティー」として把握することができるが、それはあくまでMOZというサービスの参考指標であってGoogleからの評価とは一線を画する。
個人的にはMOZよりも、あるワードに対してどれだけの検索順位を取れるのかということを重点的に見ている。

例えばこのブログでは現在、以下のようなスポーツ選手の紹介記事を毎日作成しているが、ジャンルを微調整しながら行っている。

当初はボクシングの有力王者、次にもう少しマイナーなキックボクシングの王者、次はメジャースポーツである野球の有力選手、今度はあまり有力でないボクシングの王者、といった具合に、競合の強さに応じて自分のブログがどれくらいの順位を取れるのかを把握するようにしている。

一つだけでは運の要素が大きいので、いくつか似たような記事をテーマを変えて行うことで、「自分のブログはこれくらいのワードならこれくらいの順位を取れる」という実感値が得られる。

それに応じて作成する記事の内容を最適化することで、ある程度計算して検索流入が得られるだろう。

ドメインの日数経過はあまり意味がない

若いドメインはSEOに弱いということが定説のように語られているが、Googleのジョン・ミューラーは以下のように言っている。

「私の知る限り、ほとんどのレジストラはドメインの経過日数を提供していない。ドメイン日数に気を揉んで時間を使うべきではない」(→そもそもGoogleはドメインエイジを知る手段がないということ)

つまりGoogleが公式にドメインエイジに関して否定したとも取れる。
実際にこのブログの検索流入・検索順位を見ても、一般に言われるような「3ヶ月は伸びない」といった現象は見られない。

一方で、時間が経過するとPVが伸びる現象はよく見られるし、実際にこのブログでも時間経過で検索上位に来ることがある。

それはドメインよりも記事単位の話で、検索順位というのはどうやら3ヶ月くらいは上がったり下がったりを繰り返して、徐々にそのページのコンテンツの適正順位に落ち着くらしい。

ドメインパワーがないけどコンテンツが充実している、といったページは最初は圏外に飛んでしまうが、じわじわ上がってくるという挙動をするようなので、時間経過によるPV上昇はドメイン要因ではないと考えている。

なので新規ドメインで検索流入がないからといって、時間が解決してくれるという発想ではあまり望ましくない。(過去の自分への戒めでもある)

SEOに裏技はない

無料ドメインならトレンドワードに対して、少量のコンテンツでも一定の検索流入は見込めるが、独自ドメインを持つとその恩恵を受けることができず、地道にドメインの信用度を獲得していかなければならない。

以前のようにセコい手を使ってSEOすることはできなくなっていて、実際にリブセンスという上場企業はペナルティを受けたことで業績に直結する打撃を受けているくらいなので、ブラックハットSEOと呼ばれる裏技は使わない方が良いと思う。

どうも面白みのない結論になってしまうが、地道にコツコツ良質なコンテンツを作って、被リンクを得ることが最も近道であると感じている。

まあブログ始めて1ヶ月あまりの初心者が言うには随分と手に余る内容だったが、鵜呑みにせず参考程度にしてもらえればと思う。