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視聴率から見る2016年の日本シリーズの注目度【日ハムvs広島】

野球 プロ野球
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【10/31 最終戦の視聴率に合わせて追記しました】

どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯より野球が好きでな。
こう見えて子供の頃は少年野球チームに入っていて俊足巧打が売りだったんだ。

一番長くやっていたのは陸上だが、実は見るのが一番好きなのは野球なんだ。
野球は日本の文化に深く根ざしていて、生活の一部になっているし、鳴り物の応援なんかも日本独自で凄く良いと思う。

ところで今年の日本シリーズは直感的にはかなり盛り上がっているように感じる。
なにせ大逆転で歴史的な優勝を決めた日ハムと、25年ぶりにリーグ優勝した広島の一戦だからな。

どちらも地域に根ざした人気のある球団で、その熱が全国に広がっているような気がする。そんなわけで、実際に視聴率という指標からどれだけ盛り上がっているのかを調べてみた。

どうせなら過去10年の平均視聴率をランキング形式で発表していくことにする。
地域別にデータが出ているが、ここでは一般的な慣例に習って関東の視聴率を基準にしている。関東在住者以外には申し訳ない。

10位 2014年 ソフトバンクvs阪神 9.8%

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初めて関東地方で10%を割る低視聴率となってしまった。

クライマックスシリーズで巨人を破って日本シリーズ進出を決めた阪神と、レギュラーシーズンをオリックスとデッドヒートを繰り広げてリーグ優勝を果たしたソフトバンクの対戦。

2014年・2015年のソフトバンクの戦力は完全にチート級で、阪神との戦力差は歴然だったので、そのまま結果にも現れてしまい、4勝1敗でソフトバンクが優勝した。
ソフトバンクの秋山監督は妻が長年の闘病の末に亡くなった年で、選手以上に辛いシーズンとなったが見事有終の美を飾った。個人的に秋山監督が最後に報われたことが一番印象に残っている。

9位 2015年 ソフトバンクvsヤクルト 10.2%

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昨年以上に強大な戦力でレギュラーシーズンを圧勝したソフトバンクに対するは、重量打線で14年ぶりにリーグ優勝を決めたヤクルト。

この年も前年と同じくソフトバンクの戦力が圧倒的で実力差がそのまま出た形となり、4勝1敗でソフトバンクが優勝した。
とはいえトリプルスリーを達成した山田哲人が三打席連続でホームランを打った第3戦は波乱を予感させた。

在京球団であるヤクルトが出場したが視聴率は低迷するなど、関東地方におけるプロ野球の関心低下が気にかかる年でもあった。

8位 2007年 中日vs日本ハム 12.3%

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ヒルマン監督率いる日ハムと、落合政権でAクラス常連だった中日の対戦。
実はこの年からクライマックスシリーズが導入されており、中日はレギュラーシーズンは2位だったが、クライマックスシリーズを勝ち進んで日本シリーズ進出を決めた。

結果は初戦こそ日ハムが勝利したものの、中日が4連勝して日本一に輝いている。
最終戦では山井大介が8回までパーフェクトピッチングで完全試合目前だったが、9回に降板したことは勝利至上主義の落合の象徴だとして大きな波紋を読んだ。

7位 2010年 ロッテvs中日 14.0%

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イマイチ地味な対戦だったせいか第3戦・第4戦が地上波放送されないという異例の事態になった。

ロッテはレギュラーシーズンは3位ながらも番狂わせを起こしてクライマックスシリーズを勝ち上がり、「プロ野球史上最大の下克上」を合言葉に日本シリーズに臨んだ。中日はレギュラーシーズンを優勝しており、ロッテの勢いを止められるかが見所だった。

結果は、最終第7戦までもつれる展開となり、延長12回にロッテが勝ち越し優勝を決めた。
終わってみれば史上稀に見ぬ熱戦で、スタジアムは地鳴りのような歓声がこだましていた。

6位 2011年 ソフトバンクvs中日 12.4%

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レギュラーシーズンを優勝したチーム同士の対戦となった。特にソフトバンクはシーズン88勝46敗という好成績で優勝している。
中日はシリーズ最低記録となる9得点になるなど打線が苦しんだが、それでも最終戦までもつれた。最終的にはソフトバンクが優勝し、ソフトバンク体制としては初の日本一となった。

関東での視聴率は低かったが、ソフトバンクのホームである九州の視聴率は30%を超えた。しかし名古屋地方では平均20%ほどで、落合の勝利至上主義は人気につながっていないという批判にもつながった。

5位 2009年 巨人vs日本ハム 18.0%

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この時期はセ・リーグは巨人、パ・リーグが日ハムが日本シリーズの常連となっていた。
特に巨人は投打に渡ってタレント揃いで、若手としては山口・越智・坂本ら、ベテランも高橋由伸、小笠原、ラミレスらが全盛期を迎えており、2000年代では最も戦力が充実していたと思う。

結果的に日ハムはダルビッシュらの奮闘で3勝したものの、巨人が最終戦で勝利し、日本一に輝いている。
札幌での視聴率はひときわ高く、平均で40%近く記録している。

5位 2012年 巨人vs日ハム 18.0%

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2009年と全く同じ組み合わせ。視聴率も2009年と全く同じ18.0%。これは都合良い計算ではなく、本当に小数点第一位まで同じだから凄い。

巨人はレギュラーシーズン86勝43敗15分と驚異の勝率で勝ち上がり、日ハムは栗山体制としては初の日本シリーズ進出。
結果から言うと4勝2敗で巨人が優勝した。

なぜ過程を省いたのかというと、個人的に第5戦に加藤が当たってもないのに名演技で危険球にしたシーンの印象が余りにも強すぎるからだ。ネットで風評被害を受けまくってる多田野だが日本シリーズでも当たってもない危険球で退場にさせられてしまうなど、つくづく風評から逃れられないことを象徴した。

5位 2016年 日ハムvs広島 18.0%

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ランキングで見ると5位になっているが、実は関東の球団が出場していない年では最も高い視聴率で、今年の日本シリーズの関心の高さを証明している。
特に広島では平均視聴率が50%を超えるなど大変な盛況となっている。

最大11.5ゲーム差をひっくり返しリーグ優勝した日ハムと、17.5ゲーム差をつけてセ・リーグを圧勝した広島の一戦。
広島が連勝でそのまま優勝するかと思いきや、日ハムが4連勝で日本一を決めた。

第7戦の視聴率は関東地区でも25.1%と非常に高く、プロ野球人気の回復を象徴するシリーズになったかもしれない。

2位 2008年 巨人vs西武 20.2%

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レギュラーシーズンで圧倒的強さで優勝した西武と、13ゲーム差をひっくり返した原・巨人の対戦。
西武はブラゼル、GG佐藤、巨人は高橋由伸を欠くなど主力が故障で出られない展開になったが、関東の球団同士の一戦ということで関東の視聴率は20%オーバーとなっている。

結果は西武が4勝3敗で日本一となった。西武の渡辺久信監督は、監督就任1年目にして日本シリーズ優勝という最高の滑り出しとなった。

1位 2013年 楽天vs巨人 22.7%

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この年はマー君の年としか言い様がないほど、マー君が神がかっていた年。シーズン24勝0敗で楽天の全貯金をたった一人で作り、楽天を日本シリーズに導いた。
巨人は2000年代後半からの若手とベテランの融合が成熟期に達していた時期だ。

ここ10年で最も盛り上がった日本シリーズで、3勝3敗で迎えた最終戦、9回に前日完投した田中将大が抑えとして登板。そのまま代名詞のスプリットで三振を奪って日本一を決めた瞬間は間違いなく球史に残る場面だろう。
楽天にとっては初の日本一に輝き、震災復興を象徴する出来事となった。